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行政書士試験で判例の出題が多いわけ

行政書士試験では判例の知識がないと、法律の条文だけでは解答できない問題が多いように思います。 行政書士試験で判例が重視される理由を教えていただきたいのですが。 

行政書士の実務でも、判例を知っていないとできない仕事が多いのでしょうか。 

A 回答 (1件)

行政書士試験だけではありませんよ。


宅建も司法試験も判例の知識は必要です。

というのも、法律というのは全てのケースにおいて、白黒付けられるものではありません。常に曖昧な部分が存在します。その曖昧な部分を確定するのが判例です。
例えば、現在社会問題になっている過払い金返還請求も、最高裁が過払い金の返還を命じる判決を出したからこそ、それが判例となってあとに続く人が多発しているわけです。
すなわち、下級裁判所は原則として上級裁判所の判例に拘束されますので、その判例と同じ内容の裁判を起こせば第一審の段階で過去の判例に基づいて同じ判決が下されます。

つまり、判例というのは法律とほぼ同じ効力を持ちますので、法律関係の資格試験では法令と同様に扱われます。
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