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私は小学時代から小説を書くのが好きで、社会人となった現在も拙いながらずっと小説を書いています。

同じ趣味をお持ちの方でお時間が有りましたらご回答頂けるととても嬉しいです。


私の悩みは、『同じ言い回しばかり使ってる』と言うことと、『文章を簡潔に書けない』と言うことです。

昔から『言葉の使い回し』が多いし、
文章を纏めるのが苦手だったのですが、創作意欲だけは人一倍で……。
文章のトレーニングができれば良いのになー、と思っています。

何か特訓するのに良い方法が有りましたら教えて頂けると嬉しいです。

A 回答 (5件)

文章のトレーニング方法で、昔よくやっていたので、文章スケッチというのがあります。


絵のスケッチを文章でやるというものなんですが、描写や表現なんかのトレーニングにはなります。
やり方はいたって簡単。
カフェなり、公園なりに行って、見える風景を描写(スケッチ)します。
10行以内でかまいません。
ポイントをどこにしぼって描写するか、人なのか、自然なのか、遠景なのか、近景なのか。
すべて自由です。そこに、その人の個性が出ますから。
それを繰り返します。
同じ言い回しを使うのは、同じ発想からしか考えていないからです。
でも、この文章スケッチは、周りの状況に自分を合わせて描写しないといけません。
だから、自分の発想外のことを、自然と描写できます。

文章を簡潔に書くのは、形容詞、比喩、センテンスに気をつけてください。
極端ですが、センテンスを制限した掌編小説なんていうのも、書いてみたらいいかもしれません。
やったことがありますが、難しいですよ。
あと、参考になるのは、雑誌などのライターの文章ですね。
良し悪しはあるんですが、簡潔な文章の参考にはなります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

『文章スケッチ』、楽しそうです。

文章スケッチの説明を見ていたら、試してみたくなりました。

何か一つの物に焦点を定めてそれにまつわるもの、関わるもの、それ自体の容姿(様子)を沢山見つけて短い文章を沢山作ってみると言うことですよね。

理解力が乏しいので、もし間違っていたらすみません。

掌編小説の件は、私自身がSSを書いている(つもり)ですので、文字数を制限して書いてみると勉強になるかも知れませんね。

重要なポイントを上手く絞れない人間なので、その訓練も必要かも知れません。

貴重な助言を、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/08 19:17

こんばんは



  内田百閒の本は読んだ事がおありでしょうか?
 この人の本は、「創作」ではなく、自分と周りの人とのかかわりを、独り言のように文章にしてあるだけ。
しかし、本人は面白くないのかもしれないけれど、読む側は、面白いから読み続けてしまう。
 紀行文に関しては、何とも単調。でも読んでしまう。
もし読んでいなければ、「阿呆列車」を読んでみて、次に、阿川弘之さんの「南蛮阿呆列車」を読んでみる。

時代も背景も違う、しかし、実体験を文章にしている事に違いは無い。
 文章の造り方の参考にはなると思います。

 創作を書きたい、そこで「同じ言い回しばかりになってしまう」のは、多分「大枠」が定まっていないから、そうしないと「思っている結末」まで間が持たない・・・辿りつかないのかな?

 大枠を作って、どういった始まりで、どう終りたいかをはっきりする。

「主語」が一つなら、その人なり物に関して、「形容詞」が色々になって来ると、「主語」がいびつになって、辻褄が合わなくなってきたり、読み手に「どういう人(物)」なのかが伝わりにくい。


 そんな風に、文章の「設計図」を造って見てはいかがでしょうか。まずは短編から。

 私がメルビルの「白鯨」を読み尽くせなくて、相当の本を読んでいる人にそう言ったら、「あれはあのまんま、ずっとかったるいまんま終るんだよ」と言われました。そんな本を読む事に時間を費やすより、「あれ面白かったよねー」と言われる本を読む方がsakaki2様の参考になるでしょうし、そういった本の中で、自分と同じ「言葉の使いまわし」が有ったら、そうしなければ良い。それでも面白く読めたなら、それで良いのではないでしょうか?

 今、私はこの文章を書いているわけですが、2行前に「そうしなければ良い。」で文章を切っています。
これを、「そうしなければ良いし、・・」と、繋げてしまったら可笑しいでしょう。

 文章がダラダラしていると、その一節で、筆者が何を言いたいのかが分からない、分からないようにしたいなら、(結末を直接にイメージさせないために)全く別の筋を書く。

 近年の小説なり、映画などを見ていると、最初に出て来る筋書きと、全く別の話が いずれ出会ってどうとかなって 結末する。「意外性を狙って書かれた物が、実は読み手としては結末を予測させる」ような内容が多くみられるように思いますが、如何でしょうか。

 お答えになっていないかとは思いますが、その「言い回し」が、例えばどんな物なのかを記載していただければ、私なりに「こういう言い方も」といったお答えようが有りそうですが。

 
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

とても親身に考えて下さって、とても嬉しいです。

内田百さん、阿川弘之さんですね、興味深いのでチェックしてみますね。

『大枠』に関しては、確かにその通りだと思います。

私はいつも思い付きで突っ走る傾向があり、最終的な結論のイメージは強く意識せず勢いだけで書ききってしまいます。

お陰で書き上がった小説が当初思っていた結末からズレた、なんて事も結構あります。

意外性を狙って書いた文章も、結局読み返してみればなんて内容が読まれやすい話なんだろうと、がっかりしたり。

助言を頂き、物語の筋はシンプルな方が良い事に気が付きました。


あれこれ入れたい物ばかり考えてそれを詰め込みながら話を組み立て結末に結び付けるから、重複した文が出て来たり後で訳が分からなくなっているのかも知れません。


先ずは話の根本を考えてから組み立てていこうと思います。

教えて頂き、本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/10/08 18:52

創作意欲にまかせて思う存分書いたうえで、見直しを念入りにする、というのではダメなのでしょうか。

今はパソコンで簡単に重複表現を検索したり置き換えたりできますし、せっかく弱点がわかっているのだから、根気よく、気になる個所を修正していけば済むことのように思いますが。

また、「簡潔に書けない」という点については、最初から頭を“簡潔モード”にすると、より効率よく簡潔にかけたりはします。訓練としては、例えば「次の句点まで何文字以内」というふうに自分でルールを決め(その気になれば、軽く15文字以内でできるはずです)。それで長文を書く練習をすると、そのうち、簡潔に書くことの「感覚」や「リズム」といったものがつかめるようになってくると思いますよ。

でも、言葉の使い回しが多くて簡潔でない文章も、それはそれでひとつの味のような気がしますけどね。小説の内容が、その文体に合っていればいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

確かに、見直しは大事ですね。
私も常日頃見直ししては手直しすると言うことを繰り返しています。

いざ見直してみると、これも違うあれも変えなきゃと勉強になる事が多いです。

たまに直していく内に、全く違う文がよく思えてきて書き直ししたり。
それで弄くりすぎて没になったりもザラでした。

私は言い回しがちょっと回りくどいのかも知れません。
簡潔モードへの変換は私の場合、ちょっと時間が掛かりそうですが、文章を纏める為のトレーニングするのにはとても良い案だと思いました。

皆さん様々な方法でトレーニングされてるんですね。
本当に関心してしまいます。

頂いた意見や他の皆さんの意見を基に、一番自分に合いそうな物を色々試してみる事にしますね。

トレーニングの具体的な方法を教えて頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/08 01:14

 私も話を作るのが好きです。

まぁ最近時間が無いのでしてませんが。


 私はショートショートが好きなので、これが良い勉強になります。
 後は詩を書く。文章にリズムを持たせるなどの工夫をします。

 話を作るのが好きになったのが、ラジオ番組に投稿したことが切っ掛けでした。
 採用されるために話を書きますが、時間が限られているので、一度書いた物を何度も声に出して時間内に入るか。入らないのなら文章を削る。削っても意味は通じるか。表現の仕方を変えるなどしました。

 それが良い訓練になりましたね。

 
 耳にそっと話しかける。ちょっと茶色に焼けた耳。白い肌。
 「ちょっと堅いところがあるけど、おいしそうだね」
 と、パンの耳に話しかけてみる。

 だけど、残念なことに化粧が濃かったね。
 と、カビが生えてきたパンだった。

 
 と、小さい話を作っている事もしています。これを引き延ばすと言うこともまた楽しいです。
 
 私が参考にしているのが宮沢賢治の作品です。あの表現方法は学ぶ物がありますから。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
アドバイス、大変参考になりました。

私も書いている小説は短編が多いのですが、そんな練習方法もあったんですね。

声に出して時間を計るとか、詩を書くとかは今まで経験がないので試してみようと思います。

お礼日時:2010/10/07 16:50

書き手ではないですが読み手としての意見として。



同じ言い回し、簡潔に書けないとありますが売れている作家でも
似たような言い回しが多い人が結構居たりはします。
また、あえて普通の文章を難解に書くような作家も居ます。
悪く言えば欠点ですが、良く捉えるなら作風とも言えます。
悩みの部分を直していくのも当然ありですが、それを作風として
昇華させるのもいいのではないでしょうか?
(書かない人間が偉そうな事を書いてしまってすいません)

トレーニングでしたらやっぱり他人に読んでもらうのが一番かと。
友人や家族など身近な人でも構わないので頼んでみてもいいかもしれません。
ただ、ある程度複数に人に読んでもらわないとトレーニングにはならないかも。

知人に絵やCG、簡単な小説を作る人が何人か居て見てくれないかと
言われることが多々あります。
自分は詳しくないけど構わないかと言うと、そういう人の意見も重要だから
是非聞きたいといっていた事があります。

ただ、一つだけ。しっかりとした日本語の言い回し等は身につけた方が良いかと。
売れているからと勧められて携帯小説が原作のものを幾つか読んだ事がありますが
「ん?」と、思うような文章がある物も結構ありました。
狙って書いていたり話し言葉としてならある程度は問題ないと思いますが
最低限普通に読める文章の方がいいと思います。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。

書き手サイドからのご意見もとても大切ですが、読み手サイドからのご意見は見て貰う者としてとても貴重です。

教えて頂けて安心しました。

プロ作家の方でも同じ言い回しを使う方はいらっしゃるんですね。

私も無理に難しく直そうとしないで、その言い回しを魅力的に出来るよう頑張ってみようと思います。

正しい日本語に気を配りつつ、練習してみますね。

大変参考になりました。

お礼日時:2010/10/07 17:01

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