No.4ベストアンサー
- 回答日時:
オイル交換と言う整備の中では基本的な項目にあたるものであり、自動車を正しく使う上でもとても重要な項目であるので、蛇足かとも思いますが敢えて記載させていただきます。
用意するものは14ミリのメガネレンチまたはボックスレンチ(スパナはだめです)とエレメントレンチ、廃油受け皿・意外に忘れがちなドレーンボルトのガスケット(銅またはアルミ製のワッシャーでディーラーや自動車部品店で入手可能)・ウエスと言ったところでしょう。もちろんオイルとエレメントは必要です。あとはあれば便利な物としてパーツクリーナー(CRCのブレークリーンなど)です。
手順としてはまず車を水平なところにとめエンジンを暖気しますが、このときエンジンを完全に暖める必要はなく水温計の針が少し上がる程度(50度程度)でじゅうぶんです。この程度でもオイルの流動性は十分に良くなりますので、これ以上暖気してもあとの作業で火傷等の危険性が増えるだけです。次に廃油の受け皿をエンジン下部のオイルパン下に入れ、ドレーンボルトを緩めてオイルを抜き取りますが、慌てずにゆっくり時間をかけて抜き取りましょう。オイルが完全に抜けたら、オイルエレメントをエレメントレンチで取り外します。このときエレメントをはずすとエレメント内部にたまったオイルが抜けてきますので、廃油を受ける準備が必要です。
さて、ここまでで廃油の抜き取りとエレメントの取り外しが完了したわけですが、肝心なのはこれからで意外なことにオイル交換と言う最もポピュラーな整備でも、正しい方法で行っている方は意外に少ないのです。ここでまず最初に行うことはエンジンのドレーンボルトを取り外した部分とドレーンボルトの清掃ですが、ついでにこの部分に傷がないかも点検します。ドレーンボルトの方はガスケットを取り外して(エンジンがわに残った場合はエンジンからガスケットを取り外す)きれいに清掃し傷のあるなしを点検します。点検清掃がすんだら新しいガスケットに新しいエンジンオイルを薄く塗り、手で締め付けられるところまで工具を使わずに十分締め付けます。ガスケットがちゃんと全周に渡りあたっていることを確認した後に3/4~1回転程度締め付けましょう。力任せに締め付けてはいけません。次にオイルエレメントのエンジン側の取り付け面も十分に清掃し傷のあるなしを点検します。清掃点検が済んだらオイルエレメントのガスケット部分に新しいオイルを薄く塗り、手でガスケットがあたるところまで締め付けます。そのご、エレメントに表示してある目盛りにしたがって3/4~1回転ほど締め付けます。この場合も力任せに締め付けてはいけません。
あとは新しいオイルを注入するわけですが、オイルを注入はゆっくりとオイルレベルゲージを頻繁に確認しながら行います。新しいエンジンオイルは温度が低く粘度が高いため、注入したら数分間待ってレベルゲージで確認します。オイルレベルゲージで適正値までオイルを注入したら、エンジンをかけ1分程度まち(この時決して空ぶかしなどはしない)エンジンを止め数分間待ってオイルレベルの確認を行います。ここで不足であれば再度注入をおこないますが、このときも最初に入れたときと同様の手順で行います。ここで適正な油量であることが確認できたら、オイルエレメント周りとドレーンボルト周りを十分に清掃します。この時パーツクリーナーがあると便利ですが、パーツクリーナーは電気配線やゴムホースなどにかからないように使用しましょう。オイルの汚れが十分にきれいになったら、エンジンをかけ10分程度アイドリングのまま運転します。このときにオイルのにじみや漏れを十分に確認しまし、異常がなければエンジンを停止してドレーンボルトやオイルエレメントの締め付け具合を再度確認(確認のためなので無理に締めてはいけない、緩んでいないか点検するだけです)し、オイルレベルゲージでオイルの量も確認しオイル交換終了とします。
順序が逆になってしまいましたが、オイルフィラーキャップの裏側やドレーンボルトなどの汚れを点検す事を忘れずに行いましょう。この部分の汚れが激しい場合(ドレーンボルトに金属粉がたくさんついていたり、オイルフィラーキャップの裏側がドロドロに汚れている)などの場合は、よほどオイルメンテナンスに問題があるかエンジン内部にトラブルがある可能性があります。
添加剤についてはどのようなものかわかりませんので、なんとも言いかねますが、きちんとしたオイルメンテナンスを行っている限り特に必要なものではありません。ただエンジンの状況によっては効果が有るものがあるのも事実です。
すべての整備に共通して言えることですが、手順を十分に理解してから行うことが良い整備の条件です。中途半端な知識での整備は大怪我の元になります。面倒でも手順どうり行い、どうしてその様な手順を踏むのかを十分に理解した上で行うことをお勧めします。プロの整備士の仕事が確実なのは必要な手順とその理由を十分に理解しているからなのです。交換部品などに説明書がついている場合はそれも熟読して完璧に内容を理解しておけば完璧でしょう。
プロのメカニックのような完璧な整備で彼女を驚かせてあげてください。GOOD LUCK
詳しい説明どうもありがとうございました♪
やはりメンテナンス専用の本を購入して知識を付けたいと思います。
基本的な流れはバイクと同じなようでちょっと安心しました。ただ、完全にクルマの裏側なので不安があります。ジャッキアップの必要はあるのでしょうか?もし必要ならもう1つ買わないとだめなので…
皆さんはご自分でオイル交換をしていらっしゃいますか?自分のバイクの場合、自分でやるときもあればショップでやってもらう事もあります。後者の方が大多数ですが…
もしオススメのメンテナンスブックやサイトをご存知でしたら是非教えてください♪
お願いします★
No.10
- 回答日時:
とくにジャッキがなくてはできないと言う作業ではありませんが、確かにあれば作業が楽でしょう。
ただし、車載工具のジャッキでもガレージジャッキでもジャッキをかける部分を間違えると車を壊す可能性があるばかりではなく、不意に車が落下するなど非常に危険です。ジャッキアップするポイントは必ず車の強度部材(サスペンションの付け根やエンジンサポートの付け根など)にかけます。間違ってもその他のボディー部材やエンジンやミッションを持ち上げてはいけません。また、どちらのジャッキを使用する場合でも、ジャッキをかけただけの状態で車の下に潜ってはいけません。ジャッキは簡単におろせる構造であるため、操作ミスや故障などで急に降りてしまうかも知れないからですが、プロはリジットラックと言う器具で車を支えた後でジャッキをはずします(作業中車をジャッキで支える事はしない)が、リジットラックなどをお持ちの方は少ないでしょうから、コンクリートブロックで代用しましょう。まずジャッキでタイヤが十分浮くまで持ち上げて、タイヤの下にコンクリートブロックを差し込んで、ジャッキを下ろします。こうしておけば不意に車が落ちてくるようなことはありませんので安全です。ひどく面倒なようですが、以前私の友人の整備士がガレージジャッキ(プロ用の本格的なもの)をかけサスペンションを分解作業中に近くを通りかかった作業員の作業着がリリースバルブのレバーに引っかかり、いきなりジャッキが降りて大怪我をした事例もあり、ジャッキのみでの作業は絶対に避けるべきであることを強く進言しています。また、不必要なジャッキアップも避けるべきです。最後に先ほどの書き込みに記入漏れがありましたので、追記します。作業の最後に必ず清掃を行い油などが不必要な部分に付着していないことを確認し作業終了とします。
さらに詳しい説明どうもありがとうございます♪
でも、今回はお店に託す事にします。
いろいろ教えていただいたことは、数年後に買う(ハズ?)の自分の愛車(仮)にしてみようと思います。
ありがとうございました★
No.9
- 回答日時:
以前カー用品の量販店に勤めていた者です。
手順については、下記の方々が書かれていますので省きます。
添加剤の持込についてですが、基本的には可能です。
ただし、その店で買ったものでないならいい顔はしないと思います。
入れるのは簡単ですが、添加剤と車の相性というものは存在します。
良くなるどころか、調子悪くなる場合もあります。
その店で買ったものだと、何かあればメーカーに言うことができるからです。
あくまでも自己責任でやってください。
量販店でジャッキアップして下に入っているのは、おそらくテーブルジャッキで車全体を持ち上げていると思います。
テーブルジャッキはロックがかかるようになっているのでそのまま下に入ることができます。
一般ユーザーでは下に入る時は最低限ジャッキアップ後にウマをかけてください。
上げるには下記の方が書かれていたようにガレージジャッキが便利です。
ただし、かける場所に注意しないとすぐに変形したり凹んだりします。
ジャッキポイント用のゴムのアダプターなども売られています。
経験者のお話、とっても参考になります。
やはりいい顔はされないんですね。うーん。ビミョー…
ジャッキアップの件、色々と教えていただいて恐縮なのですが、今回はお店に頼もうと思います。
あ、1つだけお聞きしたいのですが。
そういった量販店でオイル交換する際にタイヤのローテーションお願いしたほうがよいですか?FFはした方がいいってよく聞くので…
新車から乗り始めて半年ちょいで1万キロを越えたあたりです。
よろしくお願いします。
回答ありがとうございました☆
No.8
- 回答日時:
No.2です!
>もう1つジャッキかってきて作業したほうがよさそうですね
車載用の「パンタグラフ式ジャッキ」は止めましょう!
前輪両方をこれで上げた時、横からの力で簡単に倒れます!
どうせ買うのでしたら「ガレージジャッキ」という、
油圧で昇降出来る形のものが良いですよ。
土台に車輪の付いているものですと、車体の中央の
エンジンを支えている骨格に掛ければ、これ一台で
車体の前部を、完全に持ち上げることが出来ます。
1.5t以上の荷重に耐えるものがお勧めです。
参考URL:http://www.jaf.or.jp/rservice/jafcar/svctool7.htm
スライディングなんてされちゃったら最後ですね。
うーん。自分でオイル交換することは今回は諦めようと思います。
それが自分の車なら自己責任のもとにやってみたいですが。車買ったら試してみようと思います。
回答ありがとうございました★
No.7
- 回答日時:
バイクのオイル交換できるのでしたら、ジャッキアップすればできそうですね。
問題点としては、ジャッキを信用しないでください。
ジャッキアップして潜り込めるスペースを確保したら必ずウマをかってください。
ジャッキは油圧であろうとなんだろうと沈むことがあります。
整備士がそれで亡くなった人もいます。
ウマさえあれば車載工具のパンタジャッキで十分です。
添加剤は#6の方のいうように故障の原因になることもありますので、マメなオイル交換をしたほうがよほどエンジンには良いです。
1万円のオイルを5千キロずつ交換するなら2千円のオイルを2千キロで交換するほうがエンジンには良いということです。
ジャッキは危険ですね。
彼女の愛車に彼氏がつぶされちゃマズイです。。。
オイル交換の件、分かってはいるんですが好奇心が…
回答ありがとうございました☆
No.6
- 回答日時:
オイル交換じゃないんだけど、添加剤入れたいって言うのを見たもので・・・。
勿論すべてと言うわけじゃないけど添加剤なんて入れたところで極端な効果は期待できないですよ。むしろオイルの質が変わることで深刻なトラブルが出ることも!自分の場合オート○ックスで説明を聞いて入れたにもかかわらずしばらく走ったらカムシャフトが焼きつき、オイルが詰まりエンジン交換する羽目になりました。おー怖!怖すぎですね…
うーん。どーしようかな。
バイクには定評のある添加剤なんですよ、ゾイルって。。
彼女のマーチくんのエンジンを壊すと最悪だし…
肝に銘じておきます。
回答ありがとうございました★
No.5
- 回答日時:
No.2です(汗)
>ジャッキアップの必要はあるのでしょうか?
では、この点だけアドバイスを・・・・
私は前方の片側だけにジャッキを掛けて持ち上げて、
体が潜り込みやすく、作業の容易さを確保しておき、
オイルを抜き出したら、いったんジャッキを降ろします。
二度手間ではありますが、水平位置でないとエンジン内の
オイルが完全に排出出来ない場合があります。
ナルホド!
でも片側だけって怖くないですか?
もう1つジャッキかってきて作業したほうがよさそうですね。
こんどカー用品店でジャッキ探してきます!
再度の回答ありがとうございました☆
No.3
- 回答日時:
2輪では経験あるということですから
車特有の話を
オイルフィルターのレンチはチェーン式が楽。
ジャッキは油圧式パンタ型が楽。
ドレンパッキンの固着に注意。
交換中にジャッキを下ろして一度車を水平に!
オイル添加剤は入れない方がいいと思いますよ。結合部からにじみだすようなヤツありますから。
私はフラッシングもどうかな~?と思っています。
↑フラッシングオイルでのことです、念のため。
クルマ特有の話ということでチンプンカンプンなんですが、フィルターレンチはチェーン式ってどういうことですか?バイクと根本的につけ方がことなるんでしょうか?
ジャッキのお話が出てきましたが、ジャッキを使用するんですか??すいません。ほんとカーメンテは素人で…
添加剤はゾイルを入れるつもりです。固形成分が無いのでとくにトラブルは無いように思うのでトライしてみます。金属改質に興味がありまして。
フラッシングは相当距離がでてきたら考えなければならないかも知れませんが、現段階では考えておりません。
バイクをフラッシングしたらそれなりに調子よかったですよ♪
ネイキッドの友達は「別の単車にのってるみてぇだ!」なんて言ってましたね。自分はアメリカンなんであんまり体感できるほどではなかったですが。
↑フラッシングゾイルを使用。
回答ありがとうございました☆
No.2
- 回答日時:
まず「抜いた廃油をどうするか」が問題です(汗)
吸い取らせて捨てるパックもありますが、段々と
一般ゴミとして、捨てることも出来なくなって来ました。
ここはひとつ「環境を汚したくないから」と言って
カーショップに頼んでしまいましょう(笑)
添加剤がどのようなものか解りませんが、実用車の
それもファミリーカーのクラスで、どれほどの効果が
期待出来るかは、非常に微妙なところですね・・・
画期的なほど、性能や燃費が向上したという事例を
聞いたことがありませんので(汗)
運転の仕方で、燃費なんていくらでも変化しますし、
何となくエンジンが良くなった、そんな気がする、
という報告でしたら、たくさんあるのですが、
それも長期的に効果が持続した例はありませんし、
小まめに定期的にオイルを交換した方が、無駄な費用が
掛からないのではないでしょうか?
いや、ほんの老婆心です、失礼いたしました(謝)
廃油はそれ専用の使い捨てのパットを使用しますから大丈夫です!地球にやさしい男がモットーですから。(排ガスだしてるからえらそうな事は言えませんが…)
1の方への回答にも書きましたが、実際の作業についてなにかコツがありましたら是非教えてください。
やはりメンテナンス本買ったほうがいいですね。バイクならそれなりにあるし、バイク仲間もいるから平気なんですが…
あ、ちなみにオイル交換は3000キロ毎にしております。先日一万キロに到達したので5000キロ毎に交換しようと考えております。
回答ありがとうございました★
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