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スルホン化のときの硫酸の形態について

こんにちは。
有機化学が、苦手な者です。
これはベンゼンのスルホン化の一般的な反応式です。
C6H6 + HO-SO3H → C6H5-SO3H + H2O

ここで硫酸の形態がよくわかりません。
なぜHOとSO3Hに分かれているのでしょうか。
硫酸は電離して「2H^+」と「SO4^2-」になるのではないのでしょうか。
平衡の課程をみてもHSO4^-はあってもSO3Hはありません。
わかりやすい解説をよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

有機ではよくあるパターンですね.


まず
2H2SO4 ⇔ HSO4^- + H3SO4^+
と自己解離し, うしろのカチオンが
H3SO4^+ ⇔ H2O + HSO3^+
と水を捨ててベンゼンを攻撃, と. このとき余ったプロトンは最初に出てきた HSO4^- が回収する形になり, 正味の反応は
C6H6 + H2SO4 → C6H5SO3H + H2O
となります.
ニトロ化も本質的には同じように進み, 硫酸がプロトンを硝酸に押し付けてできるニトロニウムイオン NO2^+ が反応します.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
課程を説明してもらえたのでよく理解できました。

お礼日時:2010/10/26 21:47

高校生ですかね。



HO-SO3Hは硫酸の構造式(をかんたんにしたもの)で、今はイオンとは関係ないと考えて良いです。
http://natrium11321.blog20.fc2.com/blog-entry-40 …
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。
構造式を見るとわかりやすいですね。
イオンと混同していました。

お礼日時:2010/10/26 22:00

濃硫酸によるスルホン化の実際のスルホン化剤は平衡によって生じるスルホニウムイオンです。


http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/ …
スルホニウムイオン中のイオウは酸素と結合しているため非常に電子不足の状態にあり、
電子が豊富にあるベンゼン環の炭素と反応するのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
紹介していただいたサイトを熟読して
勉強します。

お礼日時:2010/10/26 21:49

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