
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
使われているのは、硫酸ですよね?
私より、前に「大学の研究室で、硝酸を使っていで炭酸水素カルシウムがよいのでは」と書かれていたのですが、硫酸イオンとカルシウムイオンは、沈殿性物質となるので、もし、これを使って中和したら、ちょっとやそっとではとれないシミになってしまうので、硫酸では、決して使用しないで下さい。
ちなみに、硫酸カルシウム2水和物は、「セッコウ」です。ですから、あとの掃除が大変になってしうので、さけてください。なを、硝酸カルシウムは、沈殿とはなりません。
それから、少量こぼしたときは、炭酸水素ナトリウムの粉末をかけるのがよいと思われます。これは、「重曹」つまり「ふくらし粉」です。
ある程度の量をこぼしてしまったら、かなり濃い(16Nの硫酸)で中和をさせることと、硫酸が水に溶解する時に多量の熱を発生することとを含めて考えて、0.5N程度の水酸化ナトリウムの水溶液を用意しておいて、かけるのが安全ではないでしょうか。そのあと、余分にまいてしまった水酸化ナトリウム水溶液は、炭酸水素ナトリウムをかければ、中和出来ますので心配はありません。
硫酸の中和にも、水酸化ナトリウムの中和にも炭酸水素ナトリウムが使えるのは、変な感じがするかもしれません。しかし、硫酸との反応は「弱酸の遊離」による現象で、水酸化ナトリウムとの反応は、純然たる「中和」です。
以下にその反応式を示しておきます。
・硫酸との反応
H2SO4+2NaHCO3 → Na2SO4+2H2O+2CO2
・水酸化ナトリウムの反応
NaOH+NaHCO3→Na2CO3+H2O
炭酸水素ナトリウムの粉末は、各人がとっさの時に使えるように、小分けにしておいておかれてはいかがでしょうか。
16Nの硫酸を使っているとのことですから、おそらく、めがねや手袋をしての作業ではないかと思えますのでこんな答えとなりました。
なを、水酸化ナトリウムと水にとける時、熱をかなり発生しますので、固体の状態のままの水酸化ナトリウムを用意してまくのは、かなり危険だと思えます。さけた方が良いでしょう。
わかりやすい説明ありがとうございます。
水酸化ナトリウムだけは絶対にダメと言ってあったので使用していません。
会社のみんなもこの意見に賛成してくれました。
ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
炭酸ナトリウムがいちばん安いのでお勧めですが、発砲するので、一度にどばっといれると大変です。
少しずついれるのがミソです。炭酸ナトリウムは粉だし取り扱いは結構楽だと思います。
水酸化ナトリウムとかはそれ自体危険だし・・・
試薬がすぐ手に入らないない場合は、衣料用洗剤(弱アルカリ性のもの)で対応可能です。
衣料用洗剤は炭酸ナトリウムがたくさん配合されていると表示されてます。
No.3
- 回答日時:
基本的に実験室レベルでは(ポリバケツ1杯ぐらい)炭酸水素カルシウムを使います。
これは大学の濃硝酸を中和するのに研究室で使用してました。これだと沈殿が発生しないので(二酸化炭素が発生する)後の処理も楽です。
何tも使うような場合には苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を使います。これは下水プラントを持っている規模の工場で使います。弱酸では使用量が莫大になるからです。
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