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宇宙の膨張と大規模構造に関する質問です。
地球から数十億光年離れた銀河からの光は、数十億年前にその銀河から発せられた光であり、数十億年前の過去の姿を今見ているということを前提にした質問です。
遠くの銀河からの光を観測しその赤方偏移から宇宙はビッグバン以降(加速)膨張しているとのことですが、上記前提の通り遠くの銀河からの光は過去の光なので過去には(加速)膨張していたが、現在に近づくに従って膨張する速度が遅くなっている(近くの銀河の後退速度は遅い)という解釈はできないでしょうか。また銀河同士が衝突した形跡のある「衝突銀河(楕円銀河)」が多数発見され、隣のアンドロメダ銀河も約30億年後には我々の銀河系と衝突するとのことです。局所的には青方偏移も見られるとのことですが、ビッグバン以降空間が膨張している中でこのようなことがあちこちで起こるものでしょうか。
またスローン・ディジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)等での数十億光年の範囲の宇宙の大規模構造観測結果によりますと、宇宙は内部に空洞(ボイド) を作る泡のような構造をしているということですが、そもそも数十億光年離れた銀河の光は数十億年前の光ですので、今はその銀河の位置も違っているでしょうしすでに銀河自体無くなっているかもしれないと思いますが、そのことも考慮したうえで泡構造になっているということでしょうか。
どなたかお教えいただけますようよろしくお願いいたします。またこれらのことが解説されている書籍・文献等ご紹介いただきたく、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

宇宙論的赤方偏移は、過去から現在は後退しているという事実以外は仮説になります。


まあ、現在の位置と過去の位置と同じという保障もありませんし、
時間経過も過去と現在が同じという保障もありませんから、
これを論じるには、他の現象(背景放射など)を併せて論拠しなくては、
それ以外には光の長時間特性もよく解ってないのです。
もし、宇宙膨張論に異議があるなら、論拠を示さなくてはなりませんね。
もし論拠や証拠がなければ、この先生のスタンスが正解ではないかと思います。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/kairo36 …
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
また「科学の回廊」のご紹介ありがとうございます。
時空については、重力も光速でしか銀河間を互いに到達できないので理解できるような気もします。

お礼日時:2010/11/23 20:28

こんばんは。



>考慮したうえで泡構造になっているということでしょうか。
地球を中心に、宇宙を考えると、数十億年前に、置いてきぼりを食らった、銀河の光が見えるので、
「泡構造」に、見えるということではないでしょうか。

以下を参考にしてください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6260362.html
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この回答へのお礼

こんばんは。

ご回答ありがとうございます。
ますます興味が湧いてきます。

お礼日時:2010/12/04 23:32

「遠くは過去(空間の遅延作用)」による膨張速度の是正は、


最初に膨張が発見された時からなされており、むしろそれを
ベースに、時間経過における重力による膨張速度の低下を
測定する試みがされて来ました(その結果、果てしなく膨張し
続けるのと収縮に転じる(ビッグクランチ)のとの間=停止に
向かって漸近する値に近いことが明らかとなっています)。

「数十億光年前の姿だから、今は違っているからボイドだとは
言えないんじゃないか」という点については、太陽は8分前の
姿だから有るとは言えない、というのと同じです。
あなたのお考えの「今」というのは、あなたの感覚器官の表面
にしかなく、時空的な「存在」というのは、空間の遅延作用を
包含したものです(ふだんの生活の感覚が、自分のスケール
の小ささによる錯覚)。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。
まだまだ自分なりに噛み砕けていませんが、今後も興味を持って文献をあさって行きたいと思います。

お礼日時:2010/11/23 20:06

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