メモのコツを教えてください!

鴻門之会に登場する人物の人間関係をわかりやすく教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

項羽…楚の将軍


項伯…項羽の叔父
項荘…項羽の従兄弟
范増…項羽の軍師(亜父と呼ばれた)

劉邦…後の前漢の初代皇帝(この時はまだ沛公)
張良…劉邦の軍師
樊カイ…劉邦の部下の豪傑

楚の王(懐王)が「最初に漢中を平定した者を漢中王とする」と約束した。

項羽と劉邦がそれぞれ軍を率いて漢中へ進軍した。

劉邦が先に咸陽(秦の都)を陥落させた。

先を越されて面白くない項羽は、そのまま劉邦の軍を攻撃しようとした。

項羽の叔父・項伯は、劉邦の軍師・張良と親しかったため、こっそりそのことを教えた。
(張良だけは逃がしてやりたかった)

しかし張良はそれを劉邦に話し、劉邦が項羽へ謝罪しにいくことになった。
そのための会見が「鴻門の会」。

項羽の軍師・范増は、謝罪を受け入れたふりをして、会見の場で
劉邦を暗殺しようと企んでいたが、肝心の項羽がその気にならない。

そこで范増は、項羽の従兄弟・項荘に命じて、余興の剣舞のふりをして劉邦を狙わせる。
その狙いに気づいた項伯は、自分も剣舞のふりをして項荘の妨害をする。

危険な空気を察した張良は、表に控えていた樊カイを呼びに行き
場に入ってきた樊カイのすさまじい剣幕で、剣舞は中止になる。

結局、劉邦を殺しそこねた范増は
「こんな小僧(項羽)と謀略などできない」と憤慨、そして
「きっと将来、劉邦に天下を奪われてしまうだろう」と嘆息。
(実際、その通りになった)

というお話。
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漫画 横山三国志を読むと一目瞭然なのですが・・(笑)



◆項羽側
・項羽 一方の大将、范増に諭され劉邦を暗殺しようとこの会を催した
・范増 項羽の軍師、劉邦の英雄性に危惧を抱きことあるごとに抹殺を進言している
・項伯 項羽のおじで軍師・張良の親友で暗殺計画を伝えている
・項荘 剣舞を口実に劉邦を殺害しようとする

◆劉邦側
・劉邦 後の漢の高祖 100戦負けたが最後に項羽を破り漢帝国を樹立
・張良 劉邦の軍師 稀代の戦略家 韓の国の末裔で劉邦に助力している
・樊會 劉邦の義弟で劉邦軍の将 項荘と剣舞で対峙し劉邦を守る

場面は中国の戦国時代末期、秦の横暴に中国全土で武装蜂起が勃発。
楚国から項羽、劉邦という二人の大将に率いられた軍勢が
秦を打ち破るべく進軍。

先に首都に到達した者に、その地の王とする約定があり、
劉邦軍が先に到達し、函谷関という要害で項羽軍を差し止めるという
事件があった。

軍事力で圧倒する項羽はこれに激怒、劉邦軍をせん滅しようとしたところ、
劉邦が、その事件は連絡不足による不祥事で、自分には項羽に逆らう
つもりはないと釈明に訪れるというのが鴻門之会の背景。
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