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「定義 (X、O_X)、(Y、O_Y)を位相空間とする。写像f:X→Yが連続であるとは、U \in O_Y→f~(-1)(U)\in X を満たすことである。(ただし、A\in Bは、AがBに含まれているという意味とする)」
と”連続”の定義が位相空間論の本には載っていて、この定義がε-δ論法での連続の定義と同じであることが一般に言われていますが、どうして位相空間論における連続の定義では、f^(-1)の存在を特に何の指定もなく認めてしまっていいのか、その辺りがよくわかりません。もしもわかっている方がいらっしゃれば、お教えいただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

そのf^(-1)は逆写像ではなくて逆像です。

(同じ記号で書くので紛らわしいですね)
定義はN01の方の通りf^-1(B) = { x ∈ X | f(x) ∈ B }です。(BはYの任意の部分集合)
fがXからYへの写像であるのに対して、f^(-1)はYの部分集合全体からXの部分集合全体への写像です。
逆写像は全単射でなければ存在しませんが、逆像はつねに存在します。
ちなみに、よく逆像の意味でf^(-1)(y)などと書くことがありますが、これは本来はf^(-1)({y})と書かれるべきものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
逆写像と逆像の違いを、きちんと認識しておりませんでした。
とても勉強になりました。有り難うございました。

お礼日時:2011/03/02 09:02

f (や f^-1) を「集合から集合への写像」としているからではないですか? つまり f^-1 を


f^-1(Y) = { x ∈ X | f(x) ∈ Y }
と定義すればいかなる写像 f: X → Y に対してもその逆写像を定義できますよね.
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この回答へのお礼

お教え頂き、有り難うございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2011/03/02 09:03

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