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生地に綿と木綿とありますが、どう違うのですか?また同じものを指すのだとしたら、どのような理由で違う漢字を使用するのでしょうか?

A 回答 (1件)

「綿(メン)」と読む場合、現代では同じ物で、コットンの事です。



昔は、日本には植物のワタの木はありませんでしたので、「綿」の字で「綿(ワタ)」と読み、塊上の繊維すべてを指しました。
布団や座布団の中身は、材質が何であっても「綿(ワタ)」でした。
また、「真綿(マワタ)」というと絹の塊のことでした。

あとから伝来した「木綿」と、古くからある「綿(ワタ)」を区別する為に、植物のワタの種子から取れる繊維を、木(植物)からとれる綿ということで「木綿(モメン)」と書いたようです。
その後、木綿が普及し、次第に繊維というと「綿(メン)」という時代になってきて、いつの間にか「綿」の字イコール「木綿」になっていったようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。納得のいく説明をいただきとても感謝しています。

お礼日時:2011/03/02 10:26

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