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行動試験の高架式十字迷路とはどういう試験なのでしょうか?ちなみに結果は,どのような指標で評価されているのでほうか(例えば滞在時間とか.出入りする回数?その他にはどういうものが指標にされているのでしょう?)?よろしくお願いします.

A 回答 (1件)

高架式十字迷路とはラットなどの齧歯類の不安レベルを測定する装置です。

“高架式十字迷路”もしくは“Elevated plus maze”で検索をかければ外観はわかっていただけると思いますが、高い位置で、壁の付いたアーム(closed arms)と壁のないアーム(open arms)が十字型に交差しています。試験ではこの装置内で齧歯類を一定時間自由に過ごさせ、その間に各armsに滞在した時間や進入した回数を計測します。夜行性の齧歯類は暗所や閉所を好むので、通常であればclosed armsに長く滞在します。しかし、何らかの処理をすることでclosed armsに滞在する割合が減少、もしくはopen armsに滞在する割合が増加すれば、その処理が齧歯類の不安レベルを低下させたと考えられます。また、open armsに進入した回数も不安レベルの指標として用いられます。その他に、各armsに進入した総回数によって齧歯類の自発運動能力を測ったり(不安レベルが高いとすくみ行動などを示して自発運動能力が低下すると考えられます)、覗き込み行動の回数を計測することで不安レベルを測定することもあります(覗き込み行動は好奇心の表れで、この回数が多ければ不安レベルが低いと考えられます)。

分かりにくい説明でしたらすいませんm(_ _)m

参考URL:http://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/126/2/99 …
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この回答へのお礼

ご回答いただき,ありがとうございました.
参考URLもありがとうござました!

お礼日時:2011/03/10 17:27

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