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ソフト開発の会社の経理です。教えて下さい。

注文書・依頼書→納品・請求書までに3か月-6か月を要する場合

(1) 現在進行中の案件を会計に表す良い方法はないでしょうか? 
  ○○契約/仮売上など。
(2) (1)を使った場合、法人税等に影響はありますか?

*コストは(外注を含む)人件費のみで、概算計上は難しいです。社員の給与自体がコストとも言えますが、売上(仮売上)の個々に対応させるのは難しいです。

A 回答 (2件)

まず税務上では仮売上だろうが本売上だろうが売上を計上すれば課税所得になります。


上げるのは自由ですが、これの取り消しは所得を減少させるので税務署は厳しい見方をします。安易な修正は禁物です。

工事進行基準で一部の売上を上げたあとで、値引きや追加工数が発生する場合ですが、これは次の進行基準での売上計上の時点(次の決算や中間決算)で、その値引き等が最初からあったものとして進行基準を適用して完了部分の売上を計算し、ここから前期の既計上売上金額を控除した額とします。
もし翌期中に完納となれば、その期の売上は当然進行基準の既計上額を除いた金額が当期の売上になりますから自動的に調整されます。

進行基準はあくまで期末の時点で合理的に確定している売上金額と原価の予定で上げるものです。その後で発生した追加の条件はそれがわかった期で調整すればよいのです。

このような問題を考えると、進行基準は売上や原価の管理状態が良好で、上記のようなが誤差が余り生じないという環境で適用されるものであると思ったらよいでしょう。
でも事後に発生する追加原価等はこれは致し方ないことですね。事前には神様でもわからないことは、気にしないことになっています。
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この回答へのお礼

分からなかった事が、全てはっきりしました。本当に有難うございます。会社にとって一番合理的で有用な今後の帳簿の付け方を上司に相談してみます。

お礼日時:2011/03/24 07:24

ソフトウェアの場合、工事進行基準が採用できます。



これは売上の計上を、プロジェクトの進行に比例させてあげるというものです。

契約金額が決まっていて、見積もり工数もある程度の精度で分かっているという条件が必要です。
その条件に基づいて、期末までに進行した工数分の売上をあげます。

たとえば受注金額1億円で総見積工数4000時間のばあい、期末までに2000時間作業したならば、5千万円の売上を計上します。

これは仮売上ではなく、正式に認められる売上です。

というよりは今では大企業ではこの方が原則的方法なのです。
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この回答へのお礼

ご返答、ありがとうございました。見積工数からの売上計上が可能か考えてみます。

続けてご質問させてください。

実は注文に至った案件が頓挫したり、値下げしたりといったケースがあります。工事進行基準で売上を段階的に計上した場合、中止(=大抵は延期を意味しますが)や値下げにはどう対応したら良いでしょうか?
例えば、売上の相殺仕分を切るぐらいなら、工事完成基準の方が好ましいのでしょうか?

基本的に分かっておらず、すみません。宜しくお願いします。




 

お礼日時:2011/03/19 22:55

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