性格悪い人が優勝

シダ類の世代交代の仕組みは大体分かっているつもりです。

ここでは、特に被子植物との違いに着目して両者の受精の過程の違いをお尋ねしたいのですが、まず被子植物で、受粉した花粉からは複数の精細胞nと花粉管核nが胚のう細胞に向かっていき、受精するとありました。また、裸子植物と区別出来る点で「心皮」が被子植物にはあります。ここまでは整理出来てると思います。

裸子植物では、精細胞でなく「精子」が受精するとありました。これは、動物の精子ように自動的だから精子と言っているのでしょうか。またこれが、裸子植物では花粉管核nについて説明が無いことの裏付けなのでしょうか。

また、初歩的な質問なのですが、裸子植物では胚乳はやはり無いのでしょうか。

急ぎではないです。お力を貸して下さい。宜しくどうぞ。

A 回答 (1件)

○精子か精細胞か


まず、イチョウ、ソテツなどでは『精子』ですが、その他の裸子植物(マツとかの針葉樹)は『精細胞』を使います。裸子植物は両方あるんですね。

精子と精細胞の違いは何かというと……。実は、精細胞というのは、精子ができる途中の細胞です。精子は、精原細胞というものから作られますが、その過程は

 精原細胞(2n) → 一次精母細胞(2n) → 二次精母細胞(n) → 精細胞(n) → 精子(n)

になっています。
精子になって初めて運動能力とかが備わるのですが、針葉樹や被子植物ではもはや運動能力は不要になって、途中の精細胞で成熟が止まっちゃいます。

# ちなみに、イチョウやソテツは『生きている化石』なんて呼ばれる
# ことがあります。裸子植物でも古いグループなんです。


○花粉管核は?
裸子植物でも花粉管ができ、精細胞がその中を移動します。イチョウやソテツも花粉管ができるのですが、この花粉管は卵細胞まで届きません。届かない分は精子が頑張って泳ぎます。

卵細胞に届くかどうかの差はありますが、結局 花粉管は作られます。ので、裸子植物にも花粉管核は存在します。


○裸子植物の胚乳は?
裸子植物にも胚乳はあります。ただし、被子植物の胚乳とはちょっと違います。詳細は以下を確認してください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%9A%E4%B9%B3
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この回答へのお礼

もう三年近くも経っていました。申し訳ありませんでした。

お礼日時:2013/05/09 20:01

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