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 この命題を次の二点で 問います。
 
 (A) 日本語に《時制の一致》がないか? いや じつは論理思考によってこれを発達させ〔得〕た。

 (B) 日本人のおとなしさ(社会秩序にしたがう心・あるいは隣人愛ないし和の心)は 社会における人びとの交通(まじわり)に論理的な秩序を求めるゆえではないか?


 (A) 次のうたを見てください。仮想現実と呼ばれる表現法であり その補充用言(助動詞)の《せ》および《まし》に注意してみてください。

 ▲ (古事記歌謡・30) ~~~~~
 尾張に 直(ただ)に向かへる 尾津の崎なる
 一つ松
 吾(あ)夫(せ)を

 一つ松 人にあり≫せ≪ば
 大刀(たち)佩(は)け≫まし≪を
 衣(きぬ) 着せ≫まし≪を

 一つ松 吾夫を

 ● (意味合いを採るのみの訳) ~~~
 (ミヤズヒメが 夫のヤマトタケルをしのんでうたう)

 尾張の真向かいにある尾津の岬に立つ
 一本の松
 我が背子よ
 もし仮りに人であったなら 大刀を佩かせように
 服を着せように ・・・

 ~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ すなわち 現代語に到るまでに この用法は廃れたようですが このように(また万葉集のウタにも)時制の一致と見られる語法は持ち得た。発達し得た。《仮想現実》の論理をつらぬいている。こう考えられます。
 その後 やがて互いに相手が見知った仲間どうしばかりになったときには その情況の中で廃れたのではないでしょうか?

 (B) 簡単にのべますが 《和》の心は あくまで一般の市民(ムラびと)のあいだに培われ育まれた交通の思想(生活態度)であった。それをやがてそのムラムラから成る社会が国家という二階建ての家に成ったとき それは ムラビトたちが国ビトらに その第二階をこしらえることをゆるしたのだと考えられ これを《くにゆづり》と称したように けっきょくこの《国びと》らに好きなようにさせてやったという歴史事実が介在している。のではないか?
 言いかえると 一般に第一階に住む人びとは 国びとらが どうしてもおれたちをお山の大将にしてくれと土下座してでも頼みこみ拝みこんでくるものだから とうとう根負けして かれらに好きなようにさせた。社会というやしろに第二階というヤシロまでつくらせて そこに住まわせた。気の済むまで統治がしたければ やってみなさいと全面的に甘えさせてやった。
 これが かれこれ千五百年 経つ。
 
 けれども 一度ゆづったからには おめえたち そろそろ返せやなどと言えない。なかなか言えない。しかも 世の趨勢は かたちの上だけでも 主権在民の世の中になっている。市民主権だというのだから かつての《くにゆづり》は ゆづり返されたのだろうか? これが何ともはっきりしない。
 はっきりしないけれども そもそも《和》の心を持ち合わせている市民一般は おいそれと早く返せとは言いづらい。

 ひとつには そのお二階さんが《和を以って貴しと為す》と ムラビトのお株を奪う命題を立ててしまった。立てられてしまった。これも 何とも動きが取りにくい。動きを取りにくくしていている。お二階さんたちも いやあ 立派 リッパ。保身の術に長けている。
 うんぬん。
 というわけで もともと日本人は 市民一般は 社会の人間的交通において論理的にもその秩序を問い求め続ける人間たちであった。わづかにその和をみだすものがあるとすれば 一階の人間が 二階への出世志向になり 二階にこびへつらい ゆすりたかりの甘い汁を吸おうとする動き これである。この一階と二階との関係具合いにおいては 隙間風が吹いたりいざこざが起きたりする。こういうことではないのか?

A 回答 (104件中51~60件)

有り難う御座います。


遅くなりましたが、再開をさせて頂きます。

先ず「売却目的有価証券」の話から…

此処で私は話題の対象を「株」に絞らせて頂きますが、
御容赦を下さい。

そもそも一般的な商品は有価証券と違い、
上流から下流への「流通」の過程の途上で、
付加価値が上乗せされていくだけですので、、
他の商品の値動きによって影響され難いですよね。
(「在庫処分」等の特価市での『元本割れ』を除きます。)

でも、「株」等の場合には、
購入価格よりも高い値段で売れれば宜しい訳ですので、
或る銘柄の株価の急落が同業他社の株の価格をも引き下げた場合には、
直前の価格との比較を踏まえますと、
御得の度合いの推量を比較的に簡単に行なえます。

従いまして、直前の状況との比較によって、
価値判断が行なわれ得る訳ですので、
私は「売却目的有価証券」と「連歌」との類似性に言及させて頂いておりました。
___________________________________________________

因みに今回の写真に載っている植物は何でしょうか?
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この回答へのお礼

 ご回答をありがとうございます。

 そうですね。分かるような分からないような。という場合は まだ分かっていないことになります。

 たとえば会社は 事業年度が一年の場合 昔は半期(つまり六カ月)ごとに決算をして営業成績を報告しました。いまは 四半期ごとですね。
 この四半期ごとの営業成績を たしかにその前四半期とくらべて分析しその内容を判断しようとします。ですが けっきょく前年度の同期とも比較します。そしてさらにけっきょくは 数年前からの趨勢を取り上げて総合的に判断します。

 株価のばあい 直近の動きによって判断するといったことを言っておられるのかも知れませんが やはり上げ下げの趨勢をも見るのではないですか?


 直前の句に答える連歌の場合というとき 相聞の問いと答えのうたを見てみます。
 

 ▲ (額田王 巻一・20) ~~~~
  あかねさす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き
  野守(のもり)は見ずや 君が袖振る

 ▲ (天武オホシアマ) 一・21) ~~~
  紫の にほへる妹を 憎くあらば
  人妻ゆゑに 我恋ひめやも
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ これは 宴会の席で余興としてヌカタのオホキミが 茶目っけとともに しかも挑戦的に うたってみせたあと そのかつての恋人であったオホシアマは じゅうぶんにその遊び心をも危険を侵す大胆さをも受けとめて大きくうたい返したと言われています。それは オホキミの今の夫である天智アメミコトヒラカスワケの前でであって この天智天皇は 天武の兄である。
 すなわち 考えてみれば 前句を受けて答えるということにおいて この例に見るかぎりけっきょくのところ 文脈が大事である。あるいはつまり むしろその情況とそこにおける微妙な人間関係が大事であり その刻々と動く心理の錯綜関係までが 句を詠む材料となると考えられます。
 ぎゃくに言うと 連歌におけるそのような句と句とのかかわり具合いについては きわめて机上の空論のごとく推移しているに過ぎないとも考えられます。

 ともかくいろんな視点があるのではないでしょうか?


 画像は 緑系統の色がよいと思ったのですが考えてみれば たぶんもみじの木々であって 紅葉する前の状態だと思われます。やや季節に合わなかったかもです。

お礼日時:2011/04/10 20:17

度々の回答を賜りまして有り難う御座います。



54番の追記欄へ登場している「素人」は私なのでしょうね?

通信関連の素人だという自覚が乏し過ぎるのでしょうか?

『御互いの語り合いは「通信」へと発展していったのだろう』
と考えておりましたので、見直しもが必要になっているのかが気になりました。
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この回答へのお礼

 いえいえ わたし=質問者です。

 ☆☆(No.54お礼欄) 要素に分解しつつ しかも全体をも見ている。この基本命題で行けばよいのではないですか? 素人ゆえに安易な考えをするのかどうか そこは今のところ分かりません。
 ☆ 通信関連は言うに及ばず 連歌についてもわたくしが素人です。

お礼日時:2011/04/09 14:37

『「グレゴリ暦」が輸入される前の日本』の時制的な秩序(?)を考える為に、


下記のページの通りの質問を提出させて頂きました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6655610.html

既に予想通りの回答もが届いていますが、
現代人らしい解釈を安易に纏めて頂きますと、
「非常に勿体無い」と思われますから、御覧になって頂けますでしょうか?
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この回答へのお礼

 投稿を致しました。

 ちょっと冒険でした。けれども どうもコトはすべて言葉による表現の問題であって 中身は案外 解釈によって変わり得るとさえ考えられて来ます。

 ★★(No.7補足欄) 因みに、存在の否定ではなく、否定される神の存在さえをも想定していない、という状態の心情(?)に基づく、「無神論」が成り立ち得るのか否かを知りたい、と願いまして、
 ☆ この《表現》も 気に成りますし 注目せねばならないかも知れません。

 人間の言葉で交通(まじわり)をおこなうとき この《否定される神の存在さえをも想定していない》という表現は 言葉の世界つまり要するにこの世界という世界を突き抜けていると受けとめられます。

 そのことと 《否定される神の存在さえをも想定しない》こととが 互いに同じことを意味するか? 違っているか? 

 もし《この世界を超えたところつまり非経験の領域》を神と定義するならば 同じことを意味するか?

お礼日時:2011/04/10 10:44

「未知だった情報」を独占している余所者達が侵略してきた際に、


その方々のカリスマ性によって洗脳され、「歓待」の態度を示してしまう、
という残念な展開の存在は、
世界中の古代社会に共通していたのかも知れませんが、
それの1つが<<ゆづり>>なのでしょうか?
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この回答へのお礼

 そうですね。

 ひとつに《くにゆづり》という場合には はっきりと一定の範囲で仲間となっている共同体(ムラ連合)どうしの主導権争いから進んで それらの全体をまとめて束ねるという動きにかかわると捉えます。

 まづひとつのムラ(共同体)も言わば平屋建ての社会でしょうし(つまり その指導者は 仲間内の抜きん出たひとりであるに過ぎない) ムラ連合体もまだ家にたとえれば第二階があるということでもないと捉えます。社会をヤシロと呼ぶとすれば ヤシロ連合でもありますし そのヤシロごとに秋の穫り入れのときには神々への感謝をささげ神々と共食するマツリをおこなっている。
 そこへ ムラムラをおしなべてまとめ治めたいという人間が現われたのだと見ます。どうしても聞かないので根負けしてムラムラのふつうの人びとは では仕方がない ヤシロの上に神棚でもつくってそこに住まわせてやろうかとなった。それが 第二階。言ってみれば スーパーヤシロ。一階のムラムラのマツリをたばねておさめるマツリゴトを始めた。

 したがって マツリにおいて神々へささげる供え物は 今度は スーパーヤシロのあたかも現人神に納める税金(租庸調など)となった。
 あるいはまた その川や山は ムラどうしの境であったものが 今度は 国の家の領土としての境界になった。このフロンティアは 勢力の増大にともなって広がった。アイヌらがさらに北のほうへおしやられた。

 ★ 余所者達
 ☆ と単純に言う場合には まだそれはいわゆる《まれびと(客人)》であって 確かにどこのムラでも歓待したようです。

 ★ 「未知だった情報」を独占している余所者達
 ☆ 縄文時代には 鉄と稲を持ってきたよそ者が受け容れられたようです。アマテラス系の神武カムヤマトイハレヒコより前に ニギハヤヒという名のよそ者が来て トミのナガスネビコに迎え入れられています。これは 侵略とは見られなかったようです。
 神武イハレヒコも――戦闘はありましたが―― 必ずしも侵略ではなかった。要するに政略結婚をつうじて 仲間となった。
 おれたちを統一した国家の指導者とせよという甘えを言い出したのは おそらく四百年ごろの応神ホムダワケであり それは 百年の計でけっきょくヤマトを乗っ取る大作戦を繰り広げたようです。その五百年ごろ 雄略ワカタケルが けっきょくついに昔からのムラオサ(村長)の家系の者を暗殺することにも及んで そのあと継体ヲホドのときに いざこざを乗り越えてスーパーヤシロなる第二階の住民となったようです。

 ★ その方々のカリスマ性によって洗脳され
 ☆ というのは 全体の印象として当たらないと思います。けっきょく暗殺をも含めて 駄々をこねた。これに人びとは根負けした。その結果であるように受け取ります。
 カリスマ性と言えば むしろその昔稲と鉄をもたらしたニギハヤヒの系統のほうにあったはずです。しかも その到来はけっして侵略やその戦いがあったとは 思われません。そういう記事はないようです。


 これは あくまで神話――記紀神話――をひとつの歴史と見なして推し測った物語です。
 史実を比定することによって歴史を知ろうとすることに限界があると考えて 人びとの真実に合った歴史についての物語を明らかにしてみようとするに過ぎないものです。現代にまで通じる歴史についての人間の真実です。
 事実と真実とを合わせて 人間の現実であると考えるところから来ています。


 世界のほかのところでは どうであったか。これからの課題です。

お礼日時:2011/04/09 17:49

後に此処との関係性の有無を探って参りたい、と考えまして、


下記の通りに、別の方からの質問へこういう回答(26番)を提供しました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6649334.html

つまり、其処から、
「日本的な価値判断の伝統的な特徴」を読み取らせて頂ける、
と感じられたのです。

因みに24番の欄への回答は、安易な判断の結果で、
反省を踏まえまして、其処の26番の欄へ冷静な意見を綴らせて頂きました。
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この回答へのお礼

 そうですね。
 印象批評になりますが。
 
 ひとつ基本的なことがあると思います。

 片や《ひとがその心においてやわらがしめられること》と片や《実際に社会の中で人びととのあいだに利害関係が錯綜していて だれがどれだけ利益を得たか損失をこうむったかということ》 これら両者は分けて捉えてもよい。こう考えます。
 前者については 誰もがヰン‐ヰンの関係になれる。こう思います。どうでしょう? 空想的でしょうか?

お礼日時:2011/04/09 12:19

もう1つを追加します。



「売却目的有価証券」が一般会計の対象の商品と違って、
「購入後の対象銘柄証券へ付加価値を上乗せさせて貰えない」
という特殊な事情もが、
直前の段階での価値だけを参照する「連歌」に似ていないでしょうか?
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この回答へのお礼

 これはですね。
 たしか会社が保有する有価証券は 投資目的と長期保有とに分けられ 前者については 決算の時点で時価評価が義務付けられているということではなかったですか?
 長期保有のものでも どうでしたか その時価が帳簿価額(取得価額)の半値よりさらに下がった場合には その評価損を計上しなければならない。でしたっけ?

 これとにわかに連歌における作歌事情などとの関連がどうであるか。は なかなか分かりづらいところなのですが。・・・(ほかのところでのやり取りで多少とも触れ得るかも知れません)。

お礼日時:2011/04/09 12:15

此処にも目を向けました。


http://okwave.jp/qa/q5620008.html?rel=innerHtml& …
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この回答へのお礼

 言語一般にとっての構文のあり方というものを論じるならば 大きく三つに分かれると見ます。非線形から線形への移り変わりとして次のようです。

 (α) AハBガC構文
 (λ) AハBガC(C=S´‐V‐O´)構文
 (ω) S‐V‐O文型

 印欧語の古代諸語は (ω)の手前に位置する。
 

 1. 世界の言語の中には 能格( ergative )構文という文法を持つものがある。カフカース諸語やバスク語などである。
 2. この構文は あたかも AハBガC構文とS‐V‐O文型との中間に位置するかのごとくである。
 3. 能格構文の例を日本文と英文を交えて説明すると:
 (a-α) 英語( A )は 彼( B )が 話せる( C )。
 ☆ この文を 能格構文では あたかも次のようなかたちで言い表わします。
 (a-λ): (a-α)に対応すると想定される能格文

 ・能格文の描像:《英語ハ 彼ガ  he-speaks-it.》
 ・論述収斂層 :  O    S    S´‐V‐O´
 ・  〃     : 対格   主格  〈主-述格-賓〉
 ・主題提示層 : 中立格 能格  論述格〔法活用〕
 ・  〃     :≒Aハ  ≒Bガ  C´=〈S´‐V‐O´〉

 4. すなわちそこでは 中心第一主題格(Aハ)を 《絶対格ないし中立格》として保ち 関係第二主題格(Bガ)を 《関係格ないし能格(ergative)》として 一つの変種のもとに形成している。

 5. ただしまた 論述C の成り立ちが違って来ている。
 論述部として《用言述格X法活用》――日本語でC:《話せる》――という一般的なあり方に従うことは言うまでもなく当てはまるのだが そのほかに変化が生じている。
 6. すでにその論述部の用言(動詞)C一個のうちに 主 S‐賓 O‐述 V の三項から成る格関係を表示する形態を採るようになっている。
 7. したがって文全体としては 分析した場合には この《S-V-O》連関が重複するかたちを呈している。
 8. これは――つまり述格(V)のほかの主格(S)・賓格(O)にかんしては―― 代名詞(代名接辞:S´・O´)を用いて表わしている。この意味での用言の法活用形態は それ自身の内に S´‐V‐O´の形式と構文とを形成しているということになる。

 9. もっとも そうは言っても 英文にしても この《C:S´‐V‐O´》の形式に近いものを持っている。 仮りに

 (a‐ω) He speaks English.

 の文例で見るなら 
 ○ 述格用言《 speaks 》は 実際には《 he / she / it speaks 》という主‐述の格関係の部分をもともと同じく形成している。
 つまり 述格用言が 《S´‐V》という部分的な構文を宿している。賓格の要素=代名接辞O´はそこには ない。だけである。

 10. だからあらためて 能格構文は印象風にこうである。

 ・能格文の描像(a-λ):《英語ハ 彼ガ  he-speaks-it.》

 11. 能格構文が 日本文と同じように 主題提示の層をも保っているという根拠は 中立格(≒ハ格)が 自動文(述格用言が自動詞)においてはその自動詞に対して 主格(主語)に立つことにある。《雨ハ降る》のたぐい。あたかも 日本文のAハの中心主題格と同じようにである。
 12. 能格構文の第一主題格の中立格は 日本文のAハという第一主題格と同じように 分析的にAガという主格(主語)にもなれば Aヲという対格(目的格)にもなるという意味である。

 13. 英文は 推測としては 能格構文のうちの論述部( S´‐V‐O´ 形式)が 単独分立し 文の全体へと進出し そこで独立した文型と成っている。このように考えられまいか。
 14. つまり日本文や能格構文が 主題提示と論述分析(論理連絡)の二つの層を保っているのに対して 英文は 論述分析層ないし論述収斂層の一本に絞って線形のごとく合理化したような形態である。

 15. このような独特の構文を持って 能格言語は 日本文(AハBガC)と英文(S‐V‐O)との中間に――しかし決してあいまいにという意味ではなく あたかもきちんとした折衷方式のごとく――位置しているように思われる。

 このようです。
 (ω)を現代英文だとすると ラテン・サンスクリットなど古代言語は 日本文や韓国文に見られる(α)の非線形の要素をなおまだ何がしか保っていて またバスク語などの(λ)類型も非線形として成り立っており その(λ)とそして(ω)との間に位置するかに思われるという見方です。

お礼日時:2011/04/09 18:29

社会交流に於かれましても、「対話」の方式は、


下記の遣り方に分類される、と思われますので、
矢張り「連歌」がどれに漸近しているのかを探る事にも、
価値が含まれているのではないでしょうか?

「複信」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E4%BF%A1

「ブロードキャスト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD% …

「3ウェイ・ハンドシェイク」
http://ja.wikipedia.org/wiki/3%E3%82%A6%E3%82%A7 …
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この回答へのお礼

 いやあ 分かりませんが まづ面談という対話の方式をいちばんに挙げるのではないですか?
 そこからひろがっていくように思うのですが。

お礼日時:2011/04/09 21:56

話の展開とは逸脱しますが、


質問文の中の文言につきましての疑問もが残っておりましたので、
此処でそれをも伺います。

「既得権益を譲ったのではなくて、
侵略者によって、それを奪い取られた」
のでは御座いませんでしょうか?

そもそも、内部での闘争から支配権力が台頭する、とは考え難いのですが、
私の誤解なのでしょうか?
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この回答へのお礼

 いえ 重要な論点であろうと考えます。

 西欧近代における社会契約説にあっては
 ○ 人は人に対して狼である( Homo homini lupus. ) / 万人の万人に対する戦い( bellum omni contra omnes )
 ☆ という命題がかかげられました。土地を囲っておれのものだと宣言したら その所有が決まる。けれども あとは・そのあとでも 奪い取ればよいというような考え方だと思います。
 これを《主戦論》の思想として規定し それに対してわが国では そもそもの二階建て構造の国家が打ち建てられるときには そうではなく《非戦論》としての《くにゆづり》をとおしてであったと仮説しています。これをめぐってだと思われます。
 ちなみに主戦論も非戦論も どちらも人びとの自由を社会的に実現するためには 人は弱いものであるというその人間の能力の限界がからんでいるであろうと見ています。同じ人間の弱さから来る思想であれば 人殺しをしなくて済む非戦論を取ろうという考え方が その昔の日本人にはあったのではないか。この問題です。

 二階建て構造が《アマテラス公民‐スサノヲ市民》の連関から成るという仮説も 公民・市民の規定は ふつうの経験科学のものだという反面で アマテラス・スサノヲは明らかに神話にのっとっており 歴史事実であるかどうかも分からない事柄ではあります。
 そしてその神話に関する限りで 両者は 実の姉と弟であり それぞれのクニ(市民社会)のあいだに主導権の争いが起こったのも そのとおりであるようです。そこでスサノヲ共同体は 非戦論により国ゆづりをおこなったとも書かれています。
 国ゆづりをするに到るまでの経過は 要するに《アマテラスの国に従え》という服属の要求があったということです。たとえば:

    ~~~

 タカマノハラに神留まりまして 事始めたまひし神ろき・神ろみのミコトもちて 天の高市に八百万の神たちを神集へ集へたまひ 神議り議りたまひて 

   我が〔* アマテラスの〕皇御孫(すめみま)のミコトは 〔* スサノ
  ヲの〕トヨアシハラのミヅホの国を 安国と平らけく知ろしめせ

 と 天の磐座(いはくら)放れて 天の八重雲をいつの千別(ちわ)きに千別きて アマクダシ寄さしまつりし時に 

   誰(いづ)れの神をまづ遣はさば ミヅホの国の荒ぶる神どもを神攘
  (かむはら)へ攘ひ平(む)けむ

 と 神議り議りたまふ時に もろもろの神たち皆量り申さく

   〔* 第一の使い:アメノホヒのミコト〕
   アメノホヒのミコトを遣はして平(む)けむ

 と申しき。
 ここをもちてアマクダし遣はす時に この神は返り言申さざりき。

   〔* 第二の使い:タケミクマのミコト〕
 次に遣はししタケミクマのミコトも 父の事に随ひて返り言申さず。

   〔* 第三の使い:アメノワカヒコ〕
 また遣はししアメノワカヒコも返り言申さずて 高つ鳥の殃(わざわひ)によりて 立ちどころに身亡(う)せにき。

   〔* 第四の使い:フツヌシのミコト・タケミカヅチのミコト〕
 ここをもちて天つ神のミコトをもちて また量りたまひて フツヌシのミコト・タケミカヅチのミコト二柱(ふたはしら)の神たちをアマクダしたまひて 荒ぶる神どもを神攘ひ攘ひたまひ 神和(やは)し和したまひて こと問ひし磐ね樹(こ)の立ち・草の片葉も語(こと)止めて 皇御孫のミコトをアマクダし寄さしまつりき。



  かくアマクダし寄さしまつりし四方(よも)の国中(くぬち)と 大倭(おほやまと)日高見の国を安国と定めまつりて 下(しも)つ磐ねに宮柱太敷き立て タカマノハラに千木(ちぎ)高知りて 天の御蔭・日の御蔭を仕へまつりて 安国と平らけく知ろしめさむ皇御孫のミコトの 天の御舎(みあらか)の内に坐す皇神(すめがみ)たちは 

  荒(すさ)びたまひ健(たけ)びたまふ事なくして 

 タカマノハラに始めし事を神ながらも知ろしめして 神直び・大直びに直したまひて この地(ところ)よりは 四方を見はるかす山川の清き地に遷り出でまして 

  吾が地と領(うしは)きませ

 と たてまつる・・・
   (《祟(たた)り神を遷(うつ)し却(や)る》――《祝詞》)
 
    ~~~

 ☆ 古事記には《第四の使い:フツヌシのミコト・タケミカヅチのミコト》が スサノヲ側と腕相撲をしたとも書いています。
 《侵略によって奪い取られた》と言えないこともないと思います。ぎゃくに その場合でも奪い取った側のほうが それはもともと我が領土であったと言いたいし 言っているのだと見られます。どうでしょう?

お礼日時:2011/04/09 14:34

夜中に再度の登場を致しました。

宜しく御願い致します。

率直に続きを申しますと、
こういう見方もが「気」になっています。

『「木を見て森を見ない」要素還元論』と『「木に拘らずに森を見渡す」東洋医学的な思想』
http://www.ymknu200719.com/kotowaza/koto-ki-0026 …
http://onigumo.kitaguni.tv/e398530.html
http://www.takeuchikeizai.jp/pinkrona/kiwomite.htm

そもそも何故に是を此処で引き合いに出すのか?

執拗な反芻で畏れ入りますが、
それは矢張り「連歌」への理解に関わっています。

つまり、「直前の句」だけを絶対的に参照(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%AD%97% …し、「引用」せねばならない、という事情を鑑みた場合に、
『「森を見渡す」感覚もが投影されているのか否か』を私が理解していないのだろう、と思われたからです。

寧ろ、昨晩の投稿の際に引用させて頂きましたMMORPGへの参加の方が、
遥かに「森を見渡し」てはいる様にも感じられます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/MMORPG
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この回答へのお礼

 そうですね。

 ★ 連歌は 「直前の句」だけを絶対的に参照し、「引用」せねばならない、という事情を鑑みた場合
 ☆ とも限らないでしょう。
 解説を読む限りでは 《直前のそのまた直前の句》をも参照し その中身とむやみに重なることは避けなければいけないであると言っています。
 あるいは そのつてで行けば けっきょくすべての句を一応参照することになるでしょうし ひいてはそれまでの作品やすべての文芸・果ては歴史の全体を参照して おのれの表現をおこなうことになると言っても言い過ぎではないであろうと思われます。
 だとしたら 木をも森をも見ているのです。そうではないでしょうか?

 要素に分解しつつ しかも全体をも見ている。この基本命題で行けばよいのではないですか? 素人ゆえに安易な考えをするのかどうか そこは今のところ分かりません。

お礼日時:2011/04/09 12:35
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