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19日現在、電源確保や放水方法の確立で落ち着きを取り戻し始めている印象の福島原発事故ですが、一方でホウレンソウや牛乳からの「微量」の放射性物質検出も出てきています。


チェルノブイリを幼いころ経験したウクライナ出身の友人の話では、炉心周辺の放射能がチェルノブイリの150万分の1といわれる福島原発の事故も、都内の人にまで白血病のリスクが増えたりする影響が出るとのことで、できれば国外に退避するように忠告されました。


実際諸外国の外交官や留学生が続々と出国しており一部では単なる気分的な行動とも言われておりますが、逆に我々日本人が楽観視し過ぎているということは無いのでしょうか。
何ミリシーベルトなら危なくて、そうでなければ被害がないというのは、実験結果も確認せずに信じてよいものなのでしょうか。


場合によっては会社を休んで妻と暫く外国で過ごすことも検討しています。


これが果たして心配しすぎなのかどうか、皆様のご理解を教えてください。
できれば会社に帰って仕事したいですが、少しでも健康被害のリスクを蒙るのは絶対に避けたいです。
航空券を押さえたいので、早急な回答をお待ちしております!

A 回答 (22件中1~10件)

官邸の発表はすべて「ただちには」という但し書き月です。

ということは、時間がたてばわからないと言うことです。チェルノブイリでも、WHO等の数年後の大きな影響は見られなかった、という発表の後、何年かたってがんや、白血病の増加が見られた(NHK報道映像は探してください)ことからも、長期的なものが重要です。

このとき問題となるのが、内部被爆です。放射性ヨウ素について、半減期は7日などと、それほど危なくないような報道もあるようです。同じ方が、浴びる放射能は放射線源から距離の2乗に比例して弱くなるから大丈夫と言っています。これは、体内に取り込まれると、距離が限りなくゼロに近いところに放射線源があることを意味し、その影響度は、非常に大きくなることがわかります。ですから、短期間でも危ないのです。しかもその影響は、10年後ぐらいに現れるのです。

たとえば、原発北西部でIAEAが、避難勧告レベルであるという発表をしました。これは放射性ヨウ素によるものです。ということは、そのレベルの放射性ヨウ素は上空から降ってきたわけで、それをすった人たちはすでに放射性ヨウ素に汚染されています。そこが問題なのです。

外国からは、ヨウ素材を飲むべきだと言われているのもこれを防ぐためです。政府は、避難レベルではないという根拠に、空中放射線量や、地中を掘り返した全体の放射線量が少ないから大丈夫だと言っているようですが、これは、その場に長期間住む場合の外部被爆の問題なら議論の対象になりますが、今問題なのは内部被爆です。

どのような放射線源となる核種がどのくらい空中から降ってくるのか、それをどの程度吸い込んでしまう可能性があるのかが問題なのです。ですから、今の時点で大切なのは草の表面に落ちている放射線源がどのくらいあって、今後どのくらい落ちてくる可能性があるのかという情報であるべきです。IAEAの発表は事後的ではありますが、この情報を含んでいるのです。ヨウ素がこのレベルで継続的に落ちてくる可能性があるのなら直ちに避難すべきでしょう。

むろん、食物から摂取される放射線源も問題です。
チェルノブイリでは、汚染された牛乳などをとりつづけたことが問題を大きくしたとされていますが、直接すったものの影響と、食物からの摂取によるものとの影響がどちらがどの程度健康被害に影響したか、科学的に分析したものを私は知らないので、何ともいえません。(何しろ放射性ヨウ素は半減期7日です。長期的に食物からとったものの影響がそれそれほど長く続くのでしょうか。)また外部被爆との関連も、きちんと化学分析されたものを知りません。

というわけで、リスクをどのように考えるかですが、わからないので避けると言うことなら、海外脱出、九州方面旅行が適当でしょう。特にお子さん妊婦は当然と思います。
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この回答へのお礼

冷静かつ客観的なご回答有難うございます。個人的には何人かの方々にベストアンサーをつけさせて頂きたいです。福島でもまだ人が住んでいるから東京は安全とか、仕事をしないと日本が回らなくなるとか単純には割り切れないことが改めて理解できました。そういう理由で避難するなというのは、逆に冷静とはいえないんじゃないかと思います。

お礼日時:2011/04/05 23:30

白血病のリスクが増えるか減るか変わらないかといえば


増えるに決まっています。

ですがリスクというのは総合して全体を見なければ意味がありません。
航空機で海外に行くなら、飛行機事故に遭ったりテロに巻き込まれたり
といったリスクを想定しますよね。
確実に起きることでいえば航空機で上空を移動すればどうしたって被爆しますから癌や白血病のリスクは必ず増します。
滞在先の食品安全性ですとか衛生環境とかも日本と異なるわけですから健康のリスクを生じますね。慣れない生活が長期化したり、移動そのものによって生じるストレスなども
活性酸素を増やし遺伝子へのダメージを増やすといわれてますから
放射線を浴びるのとおなじようなリスクをもたらします。
そういったもの全てを相互に比較して全体で検討しなければ意味がありません。


また、1ミリシーベルトというのは、
1ミリシーベルト以上浴びたら危険で
1ミリシーベルト未満なら安全という基準ではありません。
一般人は1ミリシーベルトまでしか浴びないという前提で、
法律の制定だとか健康診断等の事後処理を行うというだけのことです。

簡単に言うと、
「1ミリシーベルト未満なら特別健康に配慮する必要はない、配慮しない」といっているのです。

この基準はこれからさらに調整されるのでこのまま1ミリシーベルトで運用され続けるとは限りませんが、
今100ミリシーベルトくらい被爆しておけば後で念入りに健康診断をやってもらえますし、
将来白血病になった場合も治療費を負担してもらえるに違いありません。

そっちのほうが被爆しない人より健康に対するリスクが少なくなる可能性は十分ありえます。

この先10年後20年後30年後に白血病を発症する人の中には
「原発事故でもっと被爆していれば治療費を負担してもらえたのに」
と悔しがる人が必ず出てきます。

要するに生半可な検討をしても無駄だということです。
考えすぎると行動できない、
東電の上層部みたいになっちゃうから
それより、
「とにかく放射能だけ避けたい」と思うなら
さっさと移住してしまったほうがいい。
その場合、今の原発の調子からすると最低半年は覚悟しなきゃならんでしょうね。
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この回答へのお礼

親切なご回答、有難うございました!

お礼日時:2012/01/04 01:38

賛否両論ですね。

どちらにするかは周りの考えなど気にせずに自分で決めたらいいと思います。仕事が休めてお金にも余裕があるなら私なら海外にいきますね。

いろいろな考えや精神論は他の方が答えているので、少し違った意見を。

放射線を浴びた場合、人はどうなるのか。
結論は、DNAが損傷します。細胞の構造やそれらがあつまった組織が破壊されます。
多少の損傷であれば勝手に修復するのですが、完全にはいきません。
特に幼児や子供など細胞分裂が多い年代ではこのDNA損傷はかなり健康に影響します。

どんな症状がでるかというと深刻なものでは白血病やがん(甲状腺など)などです。女性だと不妊になる確率もあがります。

医学的にはきちんと基準量が決められていて研究も進んでおり、放射線を浴びた量が1年間で1mSv以内にしましょうということです。

ちなみに食品などから放射能物質を摂取した場合はこれよりも低い基準になります。そもそもこのパターンはあまり想定されていませんので研究が進んでいません。

アメリカの研究では、健康診断で小学生に胸部レントゲンを行うと(6年間)、将来にガンになる確率が5%増えることがわかってます(胸部レントゲンのX線量がとても低いことはご存じでしょう)。

つまり、放射線を浴びれば浴びるほど、5年~50年の間にガン(白血病)になる確率は増えるということです。どの程度かはおいておいて、その友人のゆうことは正しいです。

あと、政府が発表している基準値は、一般的な被ばく(一般人や医療従事者)を対象としたものであり、今回のような原発被害を総合的に判断して決めたものではないということを頭にいれておくといいと思います(放射線を浴びたり、放射能物質を摂取したりといった複合的なもの)。

加えて、東電はプルトニウムを検出する機械をもってないので、それがどれだけもれたかは未知数です。すごく重要な放射能物質だと思うのですぐにでも測定すべきですが。。。

それと、白人と日本人、その他もろもろ人種によって影響が同じではないので、海外の研究結果が日本人にあてはまるかというのも疑問です(現実にUVによる影響は人種によってちがいます)。

歴史をふりかえってみると、公害問題や薬害エイズなどでわかると思いますが、国はあとで何かあっても責任はとってくれません(当時の見解では大丈夫だったんだけど、時間がたってみたらだめでした、でも保障は少ししかしませんというおきまりのパターンです)。

長々と書きましたが、何がいいたいかというと、自分で勉強してどんなリスクがあるのか調べて自分で決めないといけません。もしあなたが何年かしてガンになったとしても、ここで回答した人はもちろん国も保障してくれません。
でも確率としては数%程度で微々たるものととらえることもできます。

個人的には、今現在であれば、原発から周囲80kmくらいまでは退避していれば大丈夫だと思います。

関東に住んでいるのであれば、奥さん(子供さんがいるなら一緒に)を関東から避難させたほうがいいと思います。どんな量であっても放射能物質を摂取するのはおすすめしません。
自然界に存在するものと原発ででたものは別だと考えた方がいいでしょう。

あなたは、、、そのままがまんして働くのが現実的なのでしょうか(^_^;)
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この回答へのお礼

親切なご回答、有難うございました!

お礼日時:2012/01/04 01:38

そのウクライナ出身の友人が白血病を患っていらっしゃるのなら国外退避されてもいいんじゃないでしょうか。

多分そうではないと思いますが。

それと旅行は国内がおすすめです。このようなときだからこそ国内経済を回して頂きたい。
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私は9・11でテロリストの攻撃に合って崩壊したビルで働いていたことがあるので


他の方々の意見よりも心配しすぎの傾向があることは予め言っておきます。
私はテロに合う一年半前に事情があって退社したので9・11の日にはあのビルには居ませんでしたが。一つ目のビルが飛行機に突入されたのに元同僚が自分達は大丈夫だろうと思ったのか
一旦非難したのにまた二番目に攻撃にあったビルに戻って行ってしまいアメリカ人は勿論ですが日本人の同僚も何人も亡くした経験があるので 危ないかもしれなかったら逃げて欲しいです。彼らは大変なことになっているので日本の本社と連絡を取るためにビルに戻って行ったんだと思います。責任感があって会社を空っぽにするわけにはいかないとも思ったんでしょうが 悲しい思い出です。
逃げると考えずに どうせ海外旅行するのならいつでもない今してしまおうみたいなスタンスで気軽に旅行に行ったらいいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:39

チェルノブイリ事故は広島型原子爆弾600個分に相当していると聞いております。


今現在、そのような危機的状況では全くない状況です。
心配が募るのも分かりますが、ジェット機で長時間飛行しているだけで被爆しているのに比べたら
今回の事故はスリーマイル島以下だと思います。(同じレベルと言っていますが)
但し、これだけの災害を福島県にもたらした原因と管理体制の甘さは東京電力と政府(自民党時代)の責任は大きいと考えます。
いずれにしても、第1・第2原発は廃炉になるでしょう。もし、2号機をまた使うと言ったなら、訴訟を起こして東電を追い込みます。
福島県に「安全です」と再三にわたり言い続け、事故の隠ぺいもしばしば、それを許してきた行政も問われるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:39

「少しでも健康被害のリスクを蒙るのは絶対に避けたいです。

」のであれば、出国するか、九州か沖縄へ移動、少なくとも静岡
より西へ避難するしかありません。福島原発が、今の状態なら東京は安全と言われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:39

福島県人200万人の移動は不可能です。


逃げたい人がいたなら、逃げればいいでしょう。
我々は残って、災害の復興と、子孫の為に何ができるかを模索し、第1・第2原発の廃炉を訴えて参ります。(誰一人として福島県人は賛成しませんよ)新規に作るのなら東京のど真ん中に作ればいい。
1度でもこのような状況を見ている県民が、東電や東京の為に犠牲になるのはまっぴら。
自然災害に対応できない原発など無用。代替えエネルギーを具現化した方が早いと考えます。
既に、スマートグリッドが実現まじかまで来ております。
東電の福島県への代償は計り知れないでしょう。
震災と、放射能との恐怖を現実視できない方々は、海外に移民してください。

原発が水素とはいえ、爆発してるのです。
被災している方々に恐怖心を与えるようなことを質問に出さないことを祈りたいものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:39

それが出来る人は、やっていいんじゃないでしょうか?


私はそう思いますよ。
別に恥ずかしいことでもありません。移動できるならすればいいんです。

よく「退避する必要などないんだから過剰に反応するな」という人も居ますが
残っている人が少なくなれば、それだけ管理もしやすくなります。
燃料も消費が減ります。
あなたの家一軒分、海外非難した人の数の家屋分の節電にもなります。

移動できる人が移動したってメリットこそあってもデメリットなどないのです。

今のところリスクは全くないし、このまま行けば大丈夫です。
でも、原発がある限り、リスクは一定以下にはなりえません。
リスクがゼロになるのは原発をやめ、保管した燃料棒が完全に反応をやめてからですから数百年かかります。
ゼロでない以上、被害に遭うかあわないかの確率は50:50でしかありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:39

放射能の完全な分解ともなると数百年はかかります。

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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/01/04 01:40

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