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東日本を60Hzにするか、西日本を50Hzにして、
全国統一するとしたら、どのくらいのコストがかかるでしょうか。
現実的でしょうか。
そもそも何で統一されてないのでしょうか。

A 回答 (9件)

統一されない側の 家電製品を みんな買い換える必要が出てきます。



5000円ぐらいの地デジ対応のチューナーさえ買えないとぼやいている家庭は
みんな ブーブー言い出すでしょうね。

買い換える機器も 対象となるのを 判断しないといけませんし、すごく大変です。

テレビでさえ 大変なのに そんなこと できますか?
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追記ですが


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E7%94%A8% …

こちらを見てもらえれば わかると思いますが、電子レンジと蛍光灯は 買い換えないとダメです。

家の中のすべての蛍光灯を買い換えて 電子レンジも買い換えないといけません。

これは いくらになるんでしょうねぇ。
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統一するためのコストですか。


方法論によってピンキリですね。

周波数統一のためには
  ・国内で発電し続けるなら送電網と発電所の
   改造が必須。
  ・海外から買電しても送電網と配電網の一部改造が
   必要かも
  ・工場の一部等ではモーター類の変更が必要
  ・その他。
なんてことが出てきます。

ロシアから買うとして。
ロシアは50Hzですから、中部電力以西の変更になります。
ロシアから買っている間に発電所なんかを一斉に改造する。
そのためにはまずロシアに発電能力や送電能力を増強して
もらって改造中は一部を計画停電(送電網改良のため)して
となります。

2~3兆円あれば出来そうでしょうね。
ちなみに、ロシアが発電能力を増強する部分も日本持ちに
なるでしょう。


片方の周波数に統一出来なかったのは。。。
理由は色々ありますが

・昔は周波数が違っていても余り大きな問題ではなかった
   当時(明治大正~先後しばらくですが)は需要が小さかったし
   停電してもそう大問題にはならなかった。
   PCなんてものもありませんでしたしね。
   需要が小さいので、100万kwの融通電力可能量でも
   充分まかなえた。
   大規模停電による経済被害は、今よりずっと小さかった。
   今では産業の隅々までPCが導入されていたりして、もう
   瞬間的な停電(1秒とか)でも要注意になってますしね。

・需要家が周波数変更を了承しなかった。
   国の1/2が、事前アナウンスがあろうがなかろうか
   突然全部の電化機器(家電も工場設備も)交換しなきゃ
   ならなくなるんですから。

・供給を絶やさないように発電~配電設備を改造することは不可能
   上にも書いたように、60Hzで流している所に50Hzの発電所
   や送電設備を作っておくことは実質不可能なんです。
   また、設備を改造するには数カ月~年単位の時間が必要で
   その間は停電です。
   やるなら、今と同じ設備を全く新しく1セット作ってから、切り替え
   を行うしかない。
   それはもう経済ベースでも用地確保でも不可能だったんですね。

なんて理由です。
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新しく発電所を作ることになります。

発電機そのものを新規にします。
今からじゃ、現実的じゃありません。
ヘルツ変換機も、発電所新設とほぼ同じコストでしょう。
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〉そもそも何で統一されてないのでしょうか。


A・その周波数に対応した、家電品や機器類が普及してしまったからです。

電力会社が周波数を統一するコストより、電力需要者である各工場や各家庭の電気器具類を周波数変更に対応させるコストが莫大になります。
周波数を変更された地域に引っ越すなら各自負担はやむを得ないですが、電力会社の都合で負担させる事は出来ません。
周波数と同じように、世界各国の電源電圧も様々ですが、その電圧に対応した器具が普及してしまったら、電圧変更も出来なくなるのです。
もし、電力会社の都合でコンセントの電圧が240ボルトになった事を考えてください。
素直に電力会社の都合に合わせて家電品全てを自己負担で買い替えますか?
周波数変更も同じような事なのです。
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まず、電気を供給する側のどちらかが発電機をすべて取り替えることと成ります。


さらに、各地にある変電所や送電所も改変しなければいけません。

次に、電力の供給を受けるどちらかの側です。
各家庭にある、周波数に関係有る電気製品すべてを入れ替えることと成ります。
たとえば、洗濯機やドライヤー等のモータを使っている機器。電子レンジなど周波数の影響を受ける物。

一番大変なのが、物を作っている工場。
すべての製造に関わる機械には、必ず回転部分があります。
その回転部分は例外なくモーターが使われ、その回転数が製造に重要な役割をしています。
たとえば、新聞社のモーター回転数が1パーセントでも狂えばまともに印刷できません。
車だってまともに作れず、布を製造している工場も織機が正常に動きません。

これらは、最初から日本全国すべて同じ周波数で有ったなら、どれだけ物を作る側もそれらの物を移動して共有する側も助かることだか。
日本の歴史がそうのようにさせてしまった様ですが、先人がもう少し先を見越していてくれればこのような混乱は無かったと思い残念ではあります。

それだけに、今後のためにも何とか統一したいところですが、先に述べた様に多くの変更が必要になります。
さらに、それは時間を掛けて徐々に出来る物では無く、やるとすれば一斉にやらなければいけません。
その作業は、すべての周波数変換が必要な機器を切り替えだけで両方使える物を新たに準備し、送る側も受ける側も同時に一斉に切り替える事と成るでしょう。
テレビのデジタル化への変更だけでも長年準備し、その間の受信機は両方切り替えて受信能力有る物を使ってきています。
これが、回転や能力に影響有るすべての機器と成れば、それこそ想像も付かない困難が予想されます。

さらに、どちら側の周波数を変更するかで大きくもめるでしょうね。
変更しなくて良い側も、それらの経費を甘んじて受けてくれるでしょうか。
膨大な経費を。
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電力供給側の事情と、需要家の都合を考える必要があります。


現在の家電製品などの機器は、50Hz/60Hzの両方に対応しており、一部の蛍光灯器具やモーターなどの回転数が直接影響する古い機器のみが問題になります。
古い20年以上前の設備や50Hz/60Hzの専用の機器が対象になります。
また使用電力メーターの全数交換が必要になります。

工場など大口需要家の場合は、受電設備が自前の設置で非常用発電機を備えていて50Hz/60Hzの両方に対応していない機器があり、両方に対応していても切り替えに伴う停電やトラブル対応に大量の技術者や設備管理者の対応が必要です。
特に生産工場ではモーターなどの回転数が直接影響する設備があり、民間企業に新規に両方に対応した設備を導入しうる資金があるか疑問であるし、設備機器メーカもコストアップになる両方に対応した設備を製造するかの問題があります。

発電所・送電所・変電所の設備を50Hz/60Hzの専用の機器で設計されているので、両方に対応した機器か別系統で設備を準備する必要があります。
また、一斉に50Hz/60Hzの切り替えに伴う停電と、切り替え後の再送電があります。
原子力発電などは、急が伴う動作変更は不可能ですので、チエルノブイリ原発事故に連想される問題も考えられます。

>そもそも何で統一されてないのでしょうか。
西日本で60Hzはドイツからの技術で開発が進められたから、
東日本で50Hzはアメリカからの技術で開発が進められ別々に導入された理由があります。
昔はともかく、現在は50Hzより60Hzの方が電力効率が優れていて、60Hzに統一すべきと考えますが、現在の電力インフラが整備された状態で50Hz/60Hz統一するコストと期間・技術関係者の確保に、国家規模の費用と規模の対応に法律改正や税金を投入する政治レベルの決断と長年の準備期間を要します。

*現在の地デジ放送対応でも10年近い準備期間に、新技術開発と法律整備と税金投入が行われているのです。
地デジ化の様に必要性と、税金投入の効果が得られれば、是非50Hz/60Hzの統一を実行して貰いたいと考えている一人です。
 
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>各家庭にある、周波数に関係有る電気製品すべてを入れ替えることと成ります。



ほとんどすべての家電製品は50Hz/60Hzの互換です。

50年前のLPレコードプレーヤーには一部50Hz専用、60Hz専用があったかもしれませんが、、、、。
30年前の電力周波数同期型目覚まし時計でさえ、裏側に50Hz/60Hzの手動切り替えスイッチが付いています。


事実を調べず、勝手な思い込みで回答を投稿する老人がいますので、ご注意くださいね。
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家庭用の電気製品はほとんどヘルツフリーになっていますので、


あまり問題ないと思います。
問題は発電側と産業用の分野です。
工場などで使用されるモーターは周波数で回転数や能力が変わってしまいます。
それで使用上問題なければいいですが、問題があればモーターと場合によってはそれに付随する機械も取り換える必要があり、いくらかかるか想像がつきません。
また発電所も例えば東電で5000万KWとか言っている発電設備をほぼすべて作り変えるか、大規模改修が必要になります。
したがって、周波数を統一することは現実的ではありません。

ただ今回の場合西日本と東日本が連系できればいいので、周波数変換所を増強するかもっと進めて超高圧の送電系を直流送電に変えればいいと思います。
実際本州と四国の間には最大280万kWまで送電可能な直流送電線があり技術的には問題なく費用的にも現実的な範囲になると思います。
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