もの選びの基準

Question

妻と私はもの選びの価値観が違うのでよく対立してしまいます。
例えば車なんかですと…

■私はインターネットや雑誌なんかを穴が開くほどに見て
　スペックや評価を集めてから検討する。カタチの好き嫌いは
　それなりにあるものの、高評価なものや、車に詳しい人の
　評価をプラスに取り、そういうものが格好良く見えて来る。
　（人から聞く評価に関しては、個人の趣味が出過ぎないように
　数人に聞いてから検討しています。）

■妻は見た目重視、メーカーも気にします。スペックは
　まったく気にしません。曰く「好きになれば気にならない、慣れる」。
　ある程度見得のはれそうな車を選ぶ。スモールカーや軽を避けたがる。

車に限らず、大体こんな感じです。買った後の維持費の事なども含めて
私が説明しても、「たいした問題じゃない」「気に入らないものにお金は出したくない」
で取り合おうとしません。逆に私の選び方に対して、「自分を持っていない」
「権威に弱い」と非難の嵐…

男性と女性の考え方の違いかな？と思いましたが、知り合いの男性にも
妻に似たタイプはたくさんいます。

これは単なる性格の違いなのでしょうか？
環境や立場などによるなにか傾向のあるものなのでしょうか？
そして、私の考え方は権威に弱くて自分がない？

どんな事でも良いので書いていただければ幸いです。

ruehas · Accepted Answer

こんにちは。
「タイプ別人格診断」というのがあります。恐らく、奥さんと質問者さんの性格はあらゆる部分で正反対なのではないでしょうか。そして、もし私のこの予測が当たっているとしますならば、奥さんに考え方を変えてもらうというのはまず不可能です。従いまして、この組み合わせである場合、質問者さんが譲歩する以外に手段はありません。各タイプは以下の通りです。
「向性：Ｅ（外向性）Ｉ（内向性）」
「情報：Ｓ（現実型）Ｎ（直感型）」
「判断：Ｔ（思考型）Ｆ（情緒型）」
「行動：Ｊ（規範型）Ｐ（柔軟型）」
二、三の組み合わせは違うかも知れませんが、
仮に奥さんが「Ｅ（外向）Ｎ（直感）Ｆ（情緒）Ｐ（柔軟）」であるならば、
質問者さんは「Ｉ（内向）Ｓ（現実）Ｔ（思考）Ｊ（規範）」となり、
質問者さんと奥さんは全てにおいて全く正反対ということになります。

診断テストもせずにどうして分るのかといいますと、それには二つほど理由があります。まずご質問を拝見致しますと、少なくとも質問者さんは「Ｉ（内向）Ｊ（規範）型」である可能性が極めて高いです。そして、実はＩＪ型は反対のＥＰ型の行動を理解することが中々できないのであります。ですから、質問者さんはここに質問を入れました。
ではＥＰ型はどうかと言いますと、
「Ｅ（外向）型：不満があれば相手に直接言う」
「Ｐ（柔軟）型：多少のことは気にせず状況に合わせてしまう」ので、そのようなことをいちいち不満や疑問に感じることがないのです。このため、現在このサイトで心理学や人生相談のカテに上がって来るこのようなご質問は、その大半がＥＰ型に対するＩＪ型の不満という内容になります。つまり、質問をなさる方の性格はだいたいＩＪ型と判断できるのです。

これで何故、質問者さんが奥さんの行動を理解できないのかがお分り頂けたと思います。この結果、恐らく奥さんは質問者さんに文句を付けられたと思っています。Ｅ（外向）型である奥さんは、自分で物事の主導権を握るタイプです。ですから、自分の思ったものを手に入れたいというだけではなく、「自分で決めたい」という意識を強く持っています。ところが、論理的で規範的である質問者さんは、それに対して「決め方」でイチャモンを付けていることになります。奥さんは、これには無条件で反発します。
「何かを選ぶならば情報を集め合理的に決める」質問者さんはそれが当たり前だと思っておられますが、実は世の中にはそう思わないひとが半数います。奥さんの他にもそういうひとが周りにいると感じておられるということですが、それは事実です。そして、そのように感じられるというのは、質問者さんが全ての物事をご自分の規範で推し量ってしまうからであり、果たして、これがＪ（規範）型の最もはっきりとした特徴です。このため、質問者さんには奥さんの考えが理解できません。

では、奥さんの方には質問者さんの理屈にいちいち耳を貸す気は更々ありません。従いまして、最初に申し上げました通り奥さんに考え方を変えてもらうというのはまず不可能であり、結局このような場合、質問者さんが譲歩する以外に手段はないのであります。
質問者さんの考え方は極めて合理的です。このため、奥さんや周りのひとの行動がしばしば軽薄に思えてしまいます。ですが、世の中にはそうは思わないひとがたくさんいます。ならば、そのような意識が質問者さんの今後の人間関係において決してプラスになることはありません。
先ほど触れましたように、このサイトでのご質問はほとんどがこのパターンです。ですから、私はこのような場合「細かいことにいちいち目くじらを立てるな」と提案しています。権威や肩書きに弱いのは逆にＥ型の奥さんの方であり、規範型の質問者さんは何かと世の中に逆らう質です。ですから、質問者さんはそれに気を付けた方がいいと思います。我慢をしろというのではありません。Ｊ（規範）型のひとは肩の力を抜いた方がストレスは少ないということです。

質問者さんには奥さんの行動が自分勝手で軽薄に見えるかも知れません。ですが、分っておられるとは思いますが、奥さんには全く悪気はないのです。ともすればＥ型のこの部分が最も厄介なのですが、恐らく奥さんはそれが旦那様のため家族のためと疑いもなく信じています。では、逆にＩＪ型である質問者さんに果たしてそんな信念的な行動が執れるでしょうか。
性格が違うからといって夫婦が上手くゆかないなんてことはありません。逆に性格が正反対であるということは、お互いがお互いに真似のできない能力を持ち寄っているということです。ＩＪ（内向規範）型の質問者さんがしゃしゃり出ても物事は纏まりません。舵取りはＥＰ（外向柔軟）型の奥さんに任せ、裏からしっかりとサポートして上げてはどうでしょうか。

zakky74 · Answer

モノ選びの際に働いているのは判断基準ですよね？

この判断基準に沿って、感情・考え・表情・言葉・行動が行われているのですが、人と出会う時にも、言葉と言葉で出会うのか、行動と行動で出会うのか、と言った時に、出会いの深さとは、深いところから、感情・考え・表情・言葉・行動・・・となっていますから、深い出会い方をしたいのであれば、感情と感情で出会うのが良い事になります。

ところが、感情よりもさらに深いのが先ほど申し上げた判断基準です。

一番、深い出会い方は判断基準で出会う事ですね。人を理解したい時にも、感情や表情だけにとらわれず、一体その感情や表情をするのには、どんな判断基準があるからなんだろう？と気にかけてあげる事がとても大事です。

それは人に対してだけではなくて、自分に対してもです。

判断基準には、５つの問題性があります。この問題性をご紹介する事でmisago5464さんの抱えている疑問には随分と参考になるのではないかと思います。

１．誰もがみんな、判断基準を持っている。
２．その判断基準は一人ひとりバラバラで全部違う。
３．全部違うからといって、無理やり一つにさせたらもっと問題。
４．人間の判断基準は不完全。
５．不完全なのに無意識では自分の判断基準は完全だと思っている。

この１～５の判断基準に観点が固定している事が、誰もがみんな、共通に起きている現象です。また、判断基準とは、そう簡単に見えないものですし、普通は自覚が出来ない様になっています。

ですから、目に見えて分かりやすい表情・言葉・行動にとらわれやすいですし、少し深いひとは感情・考えにまでアクセスしますが、目に見えない領域ですし、切り分けが難しい領域ですから持てあます人も多い様です。

判断基準で付き合う事は、もっとも難しい様でいて、今の時代、特に日本ではここと向き合わなければならない様な環境が出来上がっています。misago5464さんの疑問や追求されている事も、実はこの判断基準という実に深くて本質的な悩みなのではないかと推察致します。

如何でございましょうか？

kei665 · Answer

はじめまして。
それを「性格の不一致」や、「価値観の違い」などと言って離婚原因の１位にあげられています。

それは「環境や立場」などによるものではなく、私は基本的には「狩猟」と「育児」をしていた頃の「男女の違い」と考えます。

男性は理論で考え、女性は感覚で考える。
お互いが理解し合おうと考えない限り、永遠に続きます。
理論で考えるあなたには一生理解できません。

女性は理屈じゃないのです。「嫌なものは嫌」感覚なので理由なんてありません。あなたは「理由もなく嫌」なんて考えられないでしょう？そう理論で考えるからです。

振り込み詐欺も騙されるのはほとんどおばあちゃん（女性）です。
会った事もない男に貢いだり、会社のお金手を出してまでも貢ぐのも圧倒的に女性が多いのです。

ではどうすればいいか、「変えようとしないでわかろうとしよう」とする事です。

理論で考えるあなたはそうする事で「負けた」ような気持ちになるかも知れませんが
そんなことありません。間違いなく「あなたの勝ち」です。

ちょっと難しいですが、参考になれば幸いです。

pluto1991 · Answer

私は女なので奥さんの気持ちがすごくよくわかります。
質問者様は「この生地のスペックがいいからこの服を買え」と言っているようなものです。

性能じゃなくて「心を満たしてくれるものかどうか」が大切なんです。
一番わかりやすい例が「ブランド」ですよ。
ブランドってスペックじゃなくてイメージでしょう。
そのイメージこそが女の本性である「買い物欲」を満たしてくれるんです。

車には詳しくないですが、イタリア車と韓国車をスペック比較して、
「韓国車のほうが、どこから見てもスペックがいい。コストパフォーマンスもだんぜんいい」
なんて言われたって
「買う喜びと持つ喜び、使う喜びはどこにあるの？悪いけど恥ずかしくて私は乗れないよ」ってなります。

ブランド嫌いの女性の場合でも「気に入ったものを買う」わけですが、それも同じことですね。
最高級の生地で最高級の縫製、という細部のスペックがイコール「気にいる服」　ではありませんから。
気に入るものを買うことだけが「買い物欲」を満たしてくれるのです。

もの選びの基準

こんにちは。

モノ選びの際に働いているのは判断基準ですよね？

はじめまして。

私は女なので奥さんの気持ちがすごくよくわかります。

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