プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在、家族が入院しています。
私は病院に勤務する薬剤師です。

家族は、セフェム系の抗生物質を注射しているのですが、朝は10時過ぎに点滴し、午後は16時位から点滴が始まります。
薬剤師の常識では、1日2回の点滴で有れば、ベストは12時間毎、最低でも8-10時間は開けて欲しいのですが、看護師に聞くと忙しいから、6時間開いていれば投与しますとの事。

これでは耐性菌を作るようなものだと思うのですが、皆様の病院では如何ですか?
もし、間隔を開けて投与されている方がいらっしゃいましたら、どのような工夫をされているか、或いは投与間隔が最適な間隔とならない理由を教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

看護師2年目の者です。


私の病棟では1日の投与回数によって時間が決まってます。
2回なら10時、22時
3回なら6時、14時、22時
4回なら…というように決めてます。先生もこの時間に出してくれています。
確かに6時間はあけなければいけないとは思ってます…看護師は間違っているわけではないかもしれませんが…
さらに薬の詳しい知識は薬剤師さんの方が専門だと思います。
忙しいのは理由になりません。忙しいといってその質問者さまが言う根拠をなしには出来ないのではないのでしょうか…?
(その病棟のこともまったくわからないのでなんとも言えませんが)

なので、師長さんに聞いてみるとか医師がどういう考えなのかとか、聞いてもいいと思います。


参考までにどうぞ。
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No.3です。



治療効果ついてはともかく、耐性化を防ぐという観点からいくと4回投与をする方がいいのではないかと思うのですが。
セフェムはt1/2が短いので12時間投与でも低濃度の抗菌薬に菌を暴露することには変わりないですし。

等間隔投与ができない予想ですが

・夜の10時では準夜帯で看護師の数が少なく、抗菌薬投与を行うだけの人員がとれない
・夕方5~8時の時間帯は入院食の配膳の時間で注射を行うような状況ではない、また日勤者と準夜の引き継ぎ、看護記録の作成などがあるので行えない。
・朝の注射の時間を早めることも上記と同様の理由から難しい

あたりの理由でしょうか。
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セフェム系薬は時間依存型の抗菌薬なので、



薬剤師の常識としては添付文書で1日2回となっているものも1日4回程度の頻回投与をするか、持続点滴をするのが最近の知見かと思いますがどうでしょうか?

本当に気になるのであれば、薬剤師であることを名乗り、医師かその病院の薬剤師に確認してみた方がいいのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
セフェム系で2回投与を医師が指示している理由は、MICも高くはなさそうで、重症感染ではないと判断されるためです。
「1日4回程度の頻回投与」などをお願いするのは敗血症などの場合で、現状では過剰な医療と考えています。

私が気になっているのは、2回投与で昼間は6時間間隔、夜は18時間程度と投与間隔がアンバランスな事です。
ステロイドを服用している事もあり、抗生物質の投与にも関わらず、十分に解熱しない事も気になっています。

家族が医療関係者で有る事はご存じです。
(他の職種の者もおります)
これまでも最終的には、医師へお話しして解決してきた問題もありますが、看護師としての抗生物質投与に関してどのように判断してアンバランスな投与を行うのか、他の施設の現状を知りたかったのです。
また、お話する際の内容の参考にしたいのです。

お礼日時:2011/05/21 08:42

PK・PDが流行ですが、自分で試してみたら嚥下性肺炎に対し、一日総量を同じにしてSBT/ABPCを6時間毎投与しても12時間毎投与しても治療有効率は変わらなかったので、12時間毎投与としています。

すなわち、MICが低ければそういう投与でもtime above MICは十分、長くなるので問題ないというのが臨床上の実感ですし、また、一時的にpeakの血中濃度はかなり高くなりますが、セフェム・PCではpeakの濃度依存の副作用はあまりないので、副作用も問題になりません。
臨床でPK・PDでいえば効くはずないのに..というのはよくある話で、腎盂腎炎に対して普通にCTMを投与して効いているのに、培養ではESBLだったなどという話は稀でなくあります。そういう臨床上の実感とPK・PDのずれというのは、血中濃度と感染巣における濃度の違い(組織移行性など)によるのかなというのが臨床屋の実感です。
もちろん、理想は12時間毎(CTRX以外なら6~8時間毎)ですが、副作用なく効いていればいいので、MICが低そうで普通に効きそうなら、12時間毎投与がその程度にずれていても、ゆっくり投与してくれればいいので、あまり気にしていません。重症でMICが高そうなら気にして投与時刻設定とか持続投与とかゆっくり投与したりはしますが。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
医師で有れば、8時間毎投与(1日3回投与)と12時間毎投与(1日2回投与)はMICが低ければ、ほとんど効果的に差は感じない、と言うご回答ですよね?
ごもっともな臨床的判断と思います。

看護師さんに聞く訳にもいきませんが、免疫抑制状態でも有りハイリスクに分類されるので、濃度の低い時間が長くなれば、感受性の有った菌に耐性株が出てくるのでは?と危惧しています。
こちらの病院では全ての2回投与が同じ投与間隔らしいので…

USB99さんの指示(点滴時間を長く)は守られて投与されていますか?

補足日時:2011/05/20 00:12
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しろうとのものが口を出すべきでない質問のように思いますが、一言、書かせていただきます。


「薬剤師の常識」であるならば、薬剤師の責任者(薬剤部長)が、病棟師長に対して申し入れするべきではないでしょうか。
別に、薬剤師と看護師とが、どちらが上とか下とかいうのではなく、問題意識をお持ちであれば、こういう場所で質問されると素人からすれば、医療に対する不安が募ります。
「危ないと思いながら、何も言わない」というのが、一番、怖いのです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
勤務する病院と家族の入院している病院は異なります。
当然、私の病院ではどうだろうと確認しました。
勤務交代や患者様が眠られている時は、できるだけ避けるため、20時以降にならないように気を付けているとの事でした。
他の病院ではどうだろうか?
どのように工夫すれば、良いかお知恵を頂きたく、質問しました。

補足日時:2011/05/18 23:12
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