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古代日本の絵巻物(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B5%E5%B7%BB% …)には、周知の通りに【透視遠近図法】の技術が盛り込まれていませんが、『当時の仏像群』は非常に写実的に出来上がっている、と私には思われましたので、伺います。

「古代日本の職人達は映像記憶に長けていて、たとえ平面への投影を行なわずとも、直接的に立体を掌握し得たのでしょうか?」

A 回答 (5件)

 特に天平時代に脱活乾漆という技法で仏像が作られました。


代表作品は、興福寺の阿修羅を含む乾漆八部衆立像、唐招提寺の本尊盧舎那仏坐像と鑑真和上像、その他何点かありますが、これらはより細かい描写ができる技法です。

 仏像には、木を彫るもの、鋳造するもの、石を彫るものなど色々ありますが、脱活乾漆は本当に手間暇とお金がかかる技法だったので、そんなにたくさん作られてはいませんが、残ってるものはほとんど国宝に指定されています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%BE%E6%BC%86% …

この回答への補足

有り難う御座います。

更に具体的な内容を紹介して下さいまして、助かりました。

補足日時:2011/05/28 22:22
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#4の者です。


仏像ですか?
立体から立体に写すのに、絵画の場合のように三次元>二次元の変換における「二次元性に忠実か、多次元の印象をを射影するか」という問題は、なくなります。
立体>立体の場合は、「印象を盛り込む」のは、表現主義といいます。
仏像は、実在の人物の「写実」ではなく、理想化されたものなのです。

この回答への補足

有り難う御座います。

「写実」が下敷きになって、デフォルメ等の「表現主義」的技法が成り立っているのでは御座いませんでしょうか?

補足日時:2011/05/28 22:34
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リンク先を拝見しましたが、細かく描き込まれてはいましたが、


写実的には見えませんでした。
一般的に、「細かく書き込む=写実」ではありません。
写実とは、目で見える通り=写真のような描写を指します。
それに対し、日本画などでは、人間の五感による複合的な
実感を2次元に投影します。
その結果、平行な物体は平行に描くのです。
日本画では、物の輪郭線を墨で強調しますが、写実絵画に
おいて輪郭とは、異なる色の境界であって、線はありません。
しかし、我々の実感としては、そこには明確な境界があるので、
線で強調した方が、実感に近いのです。

この回答への補足

有り難う御座います。

写実的「でない」事例の特定の為に、
リンク先URLを質問文に盛り込んでいますので、
平面の日本画が写実的に描かれていたとは考えていません。

それに対しまして、立体の仏像は比較的に写実的になっている、という事情に注目しまして、この問いを致しております。

デスマスクの場合と同じ製法が仏像作りにも適用されているのだろう、と現時点では予想していますが、謬見なのでしょうか?

補足日時:2011/05/28 06:51
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銅鐸の製法と類似した遣り方によるのでしょう。

この回答への補足

有り難う御座います。

#1番の方の回答と重複していますね。

補足日時:2011/05/28 22:23
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 立体⇒平面 より、


 立体⇒立体 のほうが写実的にしやすいからでしょう。

 立体⇒平面で写実的にしようとすると幾何学の知識が必要になりますが、
立体⇒立体なら、極端な話、土で型をとって複製すれば同じ造形のものが
表現できます。
 ヨーロッパでも、写実的な絵画が登場するのはルネサンス期以降ですが、
写実的な彫刻については古代ローマから存在しますし、古代エジプトにも
写実的な彫刻は存在します(思想的な理由でデフォルメを施す事が多かっ
たようですが)。これも同様の理由からかな、と推測されます。

この回答への補足

有り難う御座います。

単純な内容を見落としていました。

補足日時:2011/05/28 22:21
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