中古ベンツC２３０を考えています。（初外車）

Question

C230を200万弱で購入を考えています。
自動車に乗るようになって10年以上たち、外車に憧れを抱き始めました・・・
本当はSLK230が欲しかったのですが、子供が出来たためクーペはダメだと言われセダンにすることにしました。
これまではR32スカイラインGTS-ｔ、Y32セドリック、ストリームなどに乗ってきました。
ずばり聞きたいのは外車で注意すべきことです！
D.I.Yは結構するので（電装、オーディオ、インテリア系）そこそこ車には詳しいつもりですが、外車はいじったことも、乗ったこともありません。父親がBMWの５シリーズ乗ってましたが80年代の話なので、最近のはよくわからないとのことで・・・
漠然とした質問ですがよろしくおねがいします！

sanzaemon · Accepted Answer

外国車だからと言って、日頃の整備や定期消耗品交換について特に日本車と変わるところはありません。
元々日本車は欧州車を始めとする外国車を手本にこれまで作って来ているわけですから、大きな違いがあるわけもありません。
それどころか、欧州車は日頃の整備を個人でやる人が多いとか、ベンツに至っては世界中のそれこそまともな整備工場もない僻地に至るまで出回っているわけですから、日頃の消耗品の交換については大変やり易く出来ています。
ですからこれまで国産車のDIYを続けてきておられるのなら、その経験はそのままベンツにも応用出来ます。
ただし、ネジ類は全てトルクスネジを使用してますから、専用工具を少しそろえる必要はあるでしょう。
エアフィルター交換、エアコンフィルター交換、ヘッドライト及び各種ライトのバルブ交換なども簡単ですし、オイル交換やオイルフィルター交換、プラグ交換なども同様です。
ただしオイル交換後のオイル量はオイルゲージではなく、オイルレベルセンサーを利用してインパネで測定するとか、オイルフィルターはカートリッジ式ではなくてフィルターそのものを交換するなど、多少の違いがあります。
センターパネルの取り外しも、国産車のように多数のタッピングネジを外すのではなく、はめてあるだけのパネルを強く引いて外すだけというような簡便さも工夫されています。
定期消耗品でなくても、例えばドアハンドルなどはトルクスネジ１本だけで交換出来ますし、ドアミラーカバーはマイナスドライバーの先で爪をずらすだけで外せたりします。
(ただしW203型Cクラスの場合はセンターパネル上部のエア吹き出しの取り外しだけは特殊です)

定期消耗部品を正規ディーラーで買うと高いですから(ベンツの日本法人が異常な値付けをしています)、純正品を通販で購入すれば半額で購入出来ます。

http://mac10.jp/AP10/

もし整備書が欲しいのであれば、英文ではありますが、Haynesの整備書が市販されています。
自研センター発行の構造調査シリーズNo,J-295(メルセデスベンツCクラス)もまだ手に入るかも知れません。

C230は2005年以降のモデルしかなく、信頼性では定評のある後期モデルですから、正規ディーラーが販売している認定中古車を購入するのであれば故障の心配も殆どないでしょう。

http://response.jp/article/2009/06/04/125543.html

これまで国産車に色々乗ってこられたのであれば、ここらでガッシリ、ドッシリのドイツ車文化の代表であるベンツCクラスを味わってみるのは意味のあることだと思います。
信号グランプリで勝てる車ではなく、いかに遠くまで疲れず安全に人を運ぶかという、ドイツ人が考える、車って本来どうあるべきかのひとつの答えがそこにあります。

sibainu3 · Answer

国産車にはまねができない味があります。ぜひ楽しんでください。
履歴のしっかりした車を、選んでください。
並行物は、避けた方が良いと思います。ベンツは並行車であっても部品供給するとしていますが、リコールの対象外になる可能性が高いからです。
同一箇所が故障する傾向があるようですので、履歴簿で、同じようなとこらを頻繁に修理しているようであれば、要チェックです。
購入先のサービス工場の存在もチェックしてください。コンピュータ診断ができるかどうかで大きく差が出ます。
昔は「故障が多い」といわれましたが、今はそんなことはありません。

uraryoushi · Answer

ストリームって良く知らねえっすけど、R32やY32からC230の乗り換えって、至極妥当で的を得てるっすね。分かってらっしゃいますわ。

ただね、欧州車はルーティンワークのスケジュールが国産車とチョイ違うっす。どんくらい違うかっつーと。。。俺が云々言うよりお父上が80年代のBMW5シリーズに乗ってらっしゃったんでしょ？基本、ルーティンワークスケジュールは、変わってねえっす。お父上との酒飲みながらその辺をお題にして大喜利的にお話を楽しんだほうが身になるっすよ。

その辺で実感するのはね、予想はしていたけどこっちの予想を超えて来るって事っすね。
例えばね、メルセデスのCクラス当たりの持病っつわれてるエアフロメーターのコネクター配線が劣化してプリッツ折る的にポッキリ折れちゃう現象ね。YANASEやMBジャパン辺りは熱のせいだっつーんっすけど、フツー配線被膜のビニールは熱で焙られると溶けるよね？カッチカチになって折れる、はあり得ねえよね。ラジコンとかモーターで動くプラモのスーパーカーをガキの頃作ってたら常識っすよ、モーターとかの配線被膜はライターで焙って芯を出してたっすからね。ライターで焙って溶ける配線はあっても折れる配線は見た事ねえっすわ。
じゃあなんで折れんのさ、っすけど、見てると大体ブローバイホースが腐ってるよね、そういう症状が出たクルマって。ブローバイホースが腐るとホース自体が劣化してオイル成分が外に漏れ出して、たまたまその近くに固定してあるエアフロメーターの一番弱い部分・コネクター配線がやられちゃう。下手するとエアフロメーターの基盤もやられちゃう、っつー流れっすわ。ね？こっちの予想超えてきたでしょ？
似たような症例だとワーゲンのブローバイホースは意外と脆くて、ブローバイホースが寿命を超えると縦に裂けるから。縦に裂けてセンサーハーネスとかベルトとかダメにしちゃうから。OPELのX20エンジンなんか、インジェクション配線の真上をブローバイホースが走ってるから見えない所で配線被膜が砕けて芯が丸出しになって、エンジン掛からなくなるからね。
ブローバイが出過ぎるのはオイルを入れ過ぎちゃうから。国産車だとオイルレベルゲージの上限点に合わせて適正だけど、欧州車だと上限点と下限点の中間で適正だからね。何気ない所でもこっちの予想超えてくるでしょ？こんな所をうっかりやっちゃうとすぐにトラブルがやってくるっすわ。こういうのをお父上と酒飲みながら大喜利的にお話すると面白いんっすよ。なんだかんだ言ってもね、オイル管理が基本っすよ。
あとは『消耗品』の範疇がやたら広い事ね。「え？ココも？ここもそうなの？？」っつーのが多いっすね。例えばフューエルポンプね。例えばイグニッションコイルね。それ位もっと持たないの？って思うんっすけどドイツ現地店頭販売価格を見ると「これじゃ、しょうがねえかなぁ」って思うっすわ。どれだけあるか？それはお父上のほうが詳しいと思うっすよ。ココで書き上げたら結構な文字数になっちゃうし。。。

それに嬉しい予想越えがあるっすわ。バッテリー寿命は大体7年っすから。とにかく70Aとか80Aとかのでっかいバッテリー積むっすから、国産車みたいに3年持てば優等生、っつーセコイ話じゃねえっす。ただ来る時は何の予告もなしで急に来るっすからね。マジで昨日降りた時まで何ともなかったのに今日急に来た、ってのがフツーっすからね。

あとね、メルならDASはあると便利っすね。
BOSCH整備工場の診断機でも市販の汎用OBD2診断機でもイイんっすけどね、メルの場合専用のDASが一番使い勝手がイイっすわ。とりあえず愛知県の輸入代理店が中古PCインストール済みのDASを販売してるっす（http://booth.search.auctions.yahoo.co.jp/strsearch?desc=DAS+PC%C9%D5&sb=desc&alocale=0jp&acc=jp&seller=te729）けど、決して安くは無いっす。けどリセットツール＋αで持っているとディーラー要らず、っつー位使い倒せるっすよ。俺もセカンドカーにSMART辺りを買ったら取り寄せちゃおうって考えてるっす。こういう便利アイテムがスッ。。。と手に入っちゃう所なんかも、こっちの予想超えて来てるでしょ？

っつー事であとは細々としたハンドツールを揃える位っすね。いじり慣れてない人にはハードル高いっすけど、国産車で慣れているならその経験値を上書き保存すればいいだけっすから、意外とハードル低いっすよ。

tutan-desu · Answer

先代のC180コンプレッサーに何度も乗りましたが、非常に出来の良い車です。BMWの３シリーズやアウディA4と競合するセグメントで最も売れ筋商品なので、新車価格もあまりにも高くなりすぎたクラウンよりコストパフォーマンスとしては逆に割安だと思います。ただし、ベンツ＝高級車＝威張れるというイメージではありません。ごく普通の乗用車として非常に出来が良い、完成度が高いという意味です。決してドアが厚いわけではないですし、ボディの剛性感はアウディA４の方が上です。シートも内装も取り分け豪華ではありませんが、すべてが自然に馴染みます。さすが自動車を初めて作った歴史あるメーカーの車だとわかります。小回りもストリームなどよりききますし、FRでも直進性はすばらしいですし、加速性能もドッカンターボではなく、自然に思ったように加速してくれます。最近の傾向として排気量を小さくしてターボやスーパーチャージャーでトルクを増やす方向になっていますが、C２３０なら１８０や２００より格上なので、当然価格差なりのアドバンテージが与えられています。クーペではなくセダンということですが、セダンよりクーペに近いカジュアルさがあるワゴンをお薦めします。いざというときに嵩張る荷物が積めますし、セダンと同じようにフォーマルでも使えます。数少ない欠点としては、ボディサイズに制限があるため、後部座席の足元スペースにしわ寄せがきていると思います。子供ならまったく問題ないですが、体格のよい大人だとちょっと狭く感じるかもしれません。故障は国産と同じでしょう。エアサスなどもないですし、複雑なシステムのS600などと違い、シンプルな設計ですし、最も台数が多く作られている車なので、部品の品質ムラも少なく信頼性も高いです。ただし、ヤナセという企業が勘違いしていて、未だに金持ち相手の殿様商売をしているので、工賃が高いです。これはアウディでもBMWでも同じことですが、国産車（ディーラー）と大きく違う点はそこだけでしょうね。車幅も１８０センチ以内に抑えてあって、マンションの駐車場の規約にも適合します。周りから見る目がベンツというとちょっと変わった目で見られるかもしれませんが、Cクラスなら逆にオシャレだと思いますよ。あとは個人の好みもあるので、ぜひ試乗して感じてみてください。

中古ベンツC２３０を考えています。（初外車）

国産車にはまねができない味があります。

外国車だからと言って、日頃の整備や定期消耗品交換について特に日本車と変わるところはありません。

ストリームって良く知らねえっすけど、R32やY32からC230の乗り換えって、至極妥当で的を得てるっすね。

先代のC180コンプレッサーに何度も乗りましたが、非常に出来の良い車です。

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