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大学側で偏差値操作をして、自分の学校の評価を高くしている所があります。推薦入試の比率が6~7割ある中、推薦と一般入試受験生の落差もあります。偏差値操作の仕組みと方法を教えて下さい。

A 回答 (2件)

例えは、


【100人の定員を50人にする】当然難易度が上がります
そのままでは経営的に困るので、残りの50人は指定校推薦やAO入試などで集めます
(予備校などがだす偏差値は、一般入試の合格可能性です)

【100人の入試を50人に分けて2回実施する】ある程度の人気を保っている大学なら、見かけの偏差値が上がります
少しややこしいですが
今まで偏差値50で合格可能性50%だったとしましょう
変更後、偏差値50なら1回のテストでの合格可能性は30%になります
なぜなら合格可能性30%を2回受験すると、(1-0.3)×(1-0.3)=0.49 と
合格可能性が元の約50%になるからです
そうなると、偏差値は52~53程度になります
(予備校などがだす偏差値は、入試1回あたりの合格可能性です)
もちろんこれは、受験者がみんなが2回受験する場合の計算なので
ここまでいっぺんには上がりませんが・・

【ほとんどの合格者が辞退するような入試を実施する】
例えば、偏差値50の大学が、
センター利用入試で偏差値55程度で合格ラインを設定する
当然、合格者は難易度の高い他の大学に合格する可能性が高いので、入学する学生は
ほとんどいなくなるでしょうが、偏差値54の受検生を不合格にしたという事実が残ります
予備校もこの大学のセンター利用の偏差値を55にせざるをえません
実際は別の方法で入学する受験生を集めているわけです
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この回答へのお礼

詳細な解説ありがとうございます。特に「ほとんどの合格者が辞退するような入試を実施する」はとても参考になりました。あと最近は、同じ大学を併願しても受験料が格安になるサービスやインターネット出願で親のクレジットカード払いOKの大学など、受験生を増やしている所もありますが、それも偏差値操作の一例かもしれません。今の大学はえぐい感じがします。

お礼日時:2011/06/11 07:44

大学が偏差値を操作するということはありません。

予備校が、というのは、たまに聞きますけど。

偏差値というのが何をさしているか、ご質問者さんは知っている、という前提で回答します。ココが怪しかったら、改めてご質問ください。

合格ラインを上げる方法はいくつもあります。

入試科目数を減らす。
得意科目だけで競争することになるので、当然、上がります。

センター試験利用入試の合格者を絞る。
センター試験は、他の大学合格者と直接比較される唯一のテストです。この入試を、上位の大学の受験生が併願できる日程にして、募集定員を「若干名」に絞ります。そうすると、極端に高い数人だけ合格するようになりますから、合格ラインが上がります。出願を、センター試験前に締め切ると効果的です。
実際に進学者が欲しいときは、センター試験後に出願できるようにします。

入試を小分けにして、数名ずつの合格者しか出さないようにする。
その試験で調子が良かったひとだけ合格にし、そういう試験を何度にも分割して実施する。合格ラインは上がります。地方入試をたくさん行うのでも似た効果が得られます。
関西のある大学は、一般入試だけで800回以上行っています。

上位大学の併願校になるように、入試日程、入試科目を揃える。
少し少なめにすることで、センター試験を失敗した層も取り込めます。
国立大入試終了後に出願できるようにすることで、センター試験に成功し、二次で失敗した層も取り込めます。東京のトップ大に後期日程がないため、中上位私大にみかけます。
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この回答へのお礼

詳細な解説ありがとうございます。偏差値操作がこういう実態なのがわかりました。大学競争が過激です。

お礼日時:2011/06/11 07:40

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