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上司に「仕事が忙しくて休む暇もない」ということを課題だと思って相談したところ、「きみ、それは課題ではなくてただの悩みだ」と指摘されました。上司に言われてよくわからないまま悶々としているのですが、悩みと課題の違いはなんですか?
自分の中では、
悩み・・・解決のしようのない漠然とした物 
課題・・・解決のしようがある論点
というように思うのですが、あっていますでしょうか?
また、最初に言った「仕事が忙しくて休む暇もない」というものの課題は「疲れて、労働効率が上がらない」・「納期が遅れている」という悩みから来る個別の問題ととらえればよいのでしょうか?

A 回答 (4件)

認識論の立場からは、まず



あるべき姿と今ある姿の差を問題と呼び、その問題を解決するために具体的にどのような方策を取ったらよいだろうか、ということを課題と呼びます。

「悩み」は多くの場合単なる感想であり、ここから何が問題かを見つけ出すための生データであることが多いようです。


質問者さんは「仕事が忙しくて休む暇もない」と感じていらっしゃるわけですね。
しかしこれはどういう意味ですか?仕事が忙しいのは商売繁盛で良いことではありませんか?いわゆる「うれしい悲鳴」かもしれませんよね。解決すべき事柄は何でしょうか?
「仕事が忙しくて休む暇もない」というのは「仕事が忙しいことが原因で、休む暇がないという困ったことが生じている」という意味です。とすると、解決したい事柄は「休む暇がないこと」ですから、対策は、人員を増やすとか、暇な部署に配置転換するとか、転職するとか、受注を減らすということになります。

しかし、質問者さんがおっしゃりたいことはそういうことではありませんよね。
そこで「仕事が忙しくて休む暇もない」をこう書き変えてみます。
「休む暇がない程度に過剰に仕事が忙しい」
こう書きかえると、「仕事が忙しいこと」が解決したいことであるとわかります。しかし、これもやはり「うれしい悲鳴」かもしれませんから、「仕事が忙しい」ことからどんなまずい現象が生じているのかを言わなければなりません。それが、労働効率が上がらないことや納期遅れです。

すると、「労働効率が本来の効率(あるべき姿)から低下している(今ある姿)こと」および「本来守られるべき納期(あるべき姿)に遅れ(今ある姿)が生じていること」の2つが現象面に現れた「問題」です。そしてこの原因が「仕事の量が本来の適正な量(あるべき姿)を過度に超えて(今ある姿)しまっていること」が現象面の問題の原因となっている問題です。


以上まとめると、「休む暇がない程度に過剰に仕事が忙しいことによる、労働効率の低下および納期遅れの発生」が問題であり、「どうしたら仕事量を適正な量にすることができるか」が課題となります。

しかし、これはまだ本質的な問題ではありません。仕事の量が過剰であることの原因は何でしょう?そしてその原因のそのまた原因は?というように原因をさかのぼってゆき、これ以上さかのぼれない、というところまでさかのぼって得られたものが真の問題です。そして「どうやったら真の問題を解決できるだろうか?」が真の課題です。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい、ご回答ありがとうございました。突き詰めていけばどうなるのかもう一度考えてみます。

お礼日時:2011/07/01 05:52

>上司に「仕事が忙しくて休む暇もない」ということを課題だと思って相談したところ、「きみ、それは課題ではなくてただの悩みだ」と指摘されました。

上司に言われてよくわからないまま悶々としているのですが、悩みと課題の違いはなんですか?
上司の言うとおりです。上司としては、貴方が休まなくても上手く仕事をやってくれればいいだけの話しで、休む暇のないのはまさしく貴方の悩みでしかありません。
私は、悩みとは不本意な事柄や状態を言い、課題とは解決すべきテーマだと思います。

「作業効率が落ちている」、「納期遅延が発生している」はまさしく課題であり、忙しくて休む暇がないのは、その一因かも知れませんね。
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どんな業種なのか分かりませんので、ごく一般的な解説を。



課題とはこのような事例の場合、業績向上のための業務上の課題、ミッション、あなたのなすべき仕事のことです。

上司の仰るように、「仕事が忙しくて休む暇もない」とは私的な問題点です。

ある原因→問題点の発生→業務への支障発生→業務の停滞→業績の停滞

この一連の因果関係を考えて下さい。現状に当てはめてみます。多少の推測を許してね。

○○(現存する原因)→多忙すぎて十分な休暇(休日)が取れない(問題点)→仕事に集中できないのでしばしばミスが出る(業務への支障)→同僚や上司に迷惑を掛けてチーム全体の仕事が進まない(業務の停滞)→生産性が上がらず会社が利益を出せない(業績の停滞)

つまり課題とはチームとして仕事を進めることと、生産性を上げて利益を出す、そのための個々のミッション(使命)と言うことです。

先ほど「私的な問題点」といいましたが、上司にはあなたの仰りようが「休みが取れないで困っている」としか聞こえていないのです。休みは重要ですが、あなたのミッションを考えたときに、ただ休みを取れば解決するのだろうか、と上司は感じたのでしょう。休めば元気になるでしょうが、また忙しい職場に戻れば同じことの繰り返しになりますね。その間の職場はさらに忙しくなり、第二、第三のあなたを生むだけです。

上司がここであなたに課題として考えて欲しかったのは、「どうしたら今よりも効率的な仕事をして残業を減らし、なおかつ職場の生産性を上げられるか」という事だと思うのです。

そこであなたがなすべきことは、自分だけでなくチーム全員が効率的な仕事をするにはどうしたらいいかを考え、職場に報告し、討議してもらい、それが実現できるかを検証することです。

仕事に無駄がないか、安いコストで外注できないか、会議が多すぎないか、継続して使える業務書式を消去していないか、情報を共有して役立てているか・・・。改善点は常に職場に存在しますよ。
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おはようございます、素人です。



意見の1つとして。
>悩み・・・解決のしようのない漠然とした物 
>課題・・・解決のしようがある論点

解く方法は関係ないかもしれません。
課題:解くべき問題(やらなきゃいけない問題)
悩み:解くべきとは限らない問題(個人的な問題など)
という要素があるんじゃないでしょうか。


そういう意味から
>仕事が忙しくて休む暇もない
これは悩みであるとも言えると思うのですが(体力回復出来ていれ
ば休む必要はなく、休む方法もそれほど難しい問題ではない。忙し
いという事はサラリーマンとして不自然な要素ではない)。健康的
には十分課題ですけどサラリーマンですから優先順位をつけられる
のが普通で(-_-。

>最初に言った「仕事が忙しくて休む暇もない」というものの課題は
>「疲れて、労働効率が上がらない」・「納期が遅れている」という
>悩みから来る個別の問題

悩みか課題かなんて言葉の定義はどうでもいい話ですが(納期遅れは
課題でしょう)、問題のテーマ(原因)は体力回復であり、これが不
十分なことにより、実際に起きている問題としてこういうものがあげ
られる、という話だと思います。
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