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マザーボード上のコンデンサの液漏れについて質問です。

(1)メーカー品(日立、ソニーなど)の場合、コンデンサの液漏れにより、各部品(HDDなど)が動かなくなった場合、クレームで修理してくれるのか?

(2)コンデンサの液漏れによって、他の各部品に影響がでるのか?

(3)なぜ、コンデンサが液漏れするのか?

私の会社で、販売した日立のFLORAにて、コンデンサの液漏れが多発しており、何も言わずに修理に出したら、有償修理にされてしまいました。
あまりにも多発しているため、製品の不良と思われるのですが、ほかに同じような事象を経験された方いましたら、アドバイス宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

電解コンデンサの不良は、使用状況が不適切であったりしない限りコンデンサ自体の初期不良かロット不良またはマザーボードなどの設計不良でしょう。


結構発生頻度は高い方です。

>(2)コンデンサの液漏れによって、他の各部品に影響がでるのか?
電解液は導電性なので基板上の他の回路をショートすることがあります。

>(3)なぜ、コンデンサが液漏れするのか?
温度上昇して内部圧力が増えると強く密封すると爆発するので、これを防ぐために、漏れるように作られています。実際には、急激に温度を上げれば、これでもキャップがロケットのように爆音とともに飛び出します。
電解液や絶縁が悪く漏れ電流が多くて温度が上昇する。
回路の設計が悪く温度が上昇する。
温度の高い部品の近くに配置したり、通風が悪い部品配置で温度が上昇する。

一番多いのは、電解コンデンサの初期故障(製造ロット中の不良率はゼロでない)でしょう。
この場合には、保証期間内でしたら無償修理になりますが、期間を超えていると有償になると思います。

扱い商品で大量に発生していれば、次のロット不良ですから、期間を超えていても無償のケースですね。
公になっていないと、黙っていれば通常修理される可能性があります。
以前の台湾製のコンデンサに不具合があった件は、初期故障ではなく、電解コンデンサのロット全体の不良でしたね。
これは初期故障の保障期間を超えていましたが、ロット不良のために大量発生したために無償修理をしています。
わたしは、この情報が入る前に故障したので、自分で日本製の電解コンデンサに交換してしまいました。

マザーボードの設計不良は少ないケースですが、CPUまわりのパワー用などでは電解コンデンサの配置が悪くて温度上昇して限界を超えるものがあります。
またコンデンサを並列接続するが多いのですが、電流を平衡に流すためのバランスが不適切なこともありました。この場合も不具合は多発しましたね。

日本製でしたら製品を開発したときに品質保証試験をしていますのでこのような不良は少ないのですが、電解コンデンサの場合には、試験期間ないには不良が表面化しないこともあります。
そのためにも無償補償期間があるわけですが、この期間がもっと長いことが必要なのかもしれません。
コンデンサ周りの不良は多い方なので、原因の無い故障は無いはずですから、故障の原因を聞くなどして処置すると良いかもしれません。
故障のデータや情報を把握して交渉することが良いと思います。
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この回答へのお礼

詳しい解答ありがとうございます。現在ロット不良ではないかということで調査しています。この件も実は日立のサービスマンからの情報で、「今、多発してるが、会社が有償で修理に持っていこうとする」ということを聞きました。現在は、故障しているコンデンサーの写真を修理前に撮ってます。

お礼日時:2003/10/23 12:55

>クレームで修理してくれるのか?



その製品全体で統計をとって見ないと判断できませんね
使用状況にもよります

>他の各部品に影響がでるのか?

周辺の部品が短絡しますし、それ以前に動作が不安定になります

>なぜ、コンデンサが液漏れするのか

コンデンサの品質にもよりますが、コンデンサの寿命は周辺温度で規格化されています。
85℃規格品とか105℃規格品とかですね

温度が上昇すればコンデンサにもストレスがたまりますので寿命は短くなります
例えば周辺温度40℃で100%の負荷に耐えられる製品は周辺温度が50℃に上昇(10℃UP)すると80%の負荷で使用しなくてはいけません。

パーソナルコンピュータ内部には排気ファンなどは付いていますが、回路自体には周辺温度にあわせて負荷を低減するような装置は設けられていないのでユーザー(オーナー)が管理する必要があります。

コンピュータを多く扱う会社では専用の部屋(スペース)を設けて、高い温度や埃からマシンを守っています
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/23 12:52

電解コンデンサは『電解液』をシートに浸含させたものです。


流れてくる電流の量で内部の反応が上昇し、圧力が増大する為、『上部、下部』から液もれが発生します。

電解液ですので、他の部品がショートしたり、損傷する事は有ります。

電解コンデンサ自体の不具合で無ければ、クレーム処理には成らないでしょうし、現在は基盤ごとの交換ですから、難しいでしょうね。
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この回答へのお礼

早急な解答ありがとうございます。

確か、台湾製のコンデンサに不具合があり、一部メーカーが無償修理をしたとの記事を読んだことがあり、日立の場合もと思ったのですが、型番がわからないため日立にも強くいえない状況です。むずかしいですかねー?

お礼日時:2003/10/23 11:25

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