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ペーパー会社に負債を飛ばすことは粉飾として見られることがありますが、これは実際に物を売っているのですか? それとも売ったように装って(架空計上して)いるのでしょうか?
またどちらにしてもペーパー会社に行き渡った負債はその後、どのように処理されるのでしょうか?

A 回答 (2件)

負債を飛ばすと物の売り買いの関係がよくわかりませんが、過剰在庫や架空取引などは


実際に売買契約をしないと、勘定は動きませんから売買は成立しています。
しかし現実的には商品の所在が変わるケースは少ないです。

子会社(ペーパーカンパニー)に売却して粉飾決算をするケースは多いですが、
実際は親会社の決算の見栄えを良くするのが目的です。
売買契約の成立はしても、実際にはお金が入ってこないので、売掛金または未収金勘定が増加し、
売上債権の回転期間が長くなります。

貴殿の質問の回答としては、いずれ貸倒損失または長期滞留債権として処理されるでしょう。
しかし現実的には、売掛金または未収入金で何年も計上されているケースが多いです。
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ダミーのペーパーカンパニーでは負債を立替払いするだけの資金がないでしょう。


負債ではなく不良債権のことでは。
不良債権なら、ペーパーカンパニーに安く売り飛ばして、財務諸表上の計数を格好良くできますが、実際には現金が入ってないので、とどのつまりは売った会社の資金繰りは苦しくなります。
但し売上が順調なら、債権放棄による損失が法人税法上損金経理できますので、節税になります。

不良債権を売りつけられた会社は、その回収が出来ないので貸倒で損金経理していくでしょう。
赤字を繰り返して最後に精算してしまえばそれまでです。
不良債権を買い取るペーパー会社の立ち上げと、とりあえず必要な不良債権買取資金は「どこかの誰か」が出すのでしょうね。
不良債権の処理に困ってる会社の人間が、それを買い取る会社を立ち上げてはいけないという規則がないので、どこかで利益が出る人間がポケットマネーでダミーを作ればよいわけです。
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