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No.7ベストアンサー
- 回答日時:
近年、新油田の発見が相次いでいます。
例えば2007年ガーナ沖合いで油田が発見されて、それが開発されGDP成長率が13.7%にもなるという大騒ぎです。ガーナチョコレートどころではありません。もちろん、そんなことは20年前には誰にも分からなかったことなのです。といって今後も新油田の発見が続くのかは誰にも分かりません。そうかも知れないし、そうでないかも知れません。未発見の油田を充てにして計算に入れるなんてことはできません。供給側には技術の発展だけでは計算できない変動要因があるのです。需要側にも技術の発展だけでは計算できない変動要因があります。例えば日本は一時期石油火力で70%発電していました。それが石油の価格高騰を受けて、石炭火力、ガス火力、原子力発電、風力発電などにシフトして今では石油火力の依存率は10%を切るぐらいにまで減少させたのです。そういう政策的なシフトは発電だけでもありません。たとえば自動車でもそうです。オイルショックを機にサトウキビやトウモロコシを原料とするバイオエタノールがガソリン代替燃料として脚光を浴びました。電気自動車や天然ガス自動車、LPG自動車へのシフトも進みました。石油の価格が上がれば上がるほど、代替燃料の技術開発が促進され、代替燃料へのシフトが推進されるのです。それは日本だけでなくどの国も同様です。価格だけでなく、地球温暖化問題や大気汚染問題などの環境問題も脱石油への後押しになるのです。
小学生の授業でどこまで教えられているのか私は知りませんが、ここには書ききれないぐらいの多様な脱石油への取り組みが世界中で推進されているということなのです。小学生だって、いつまでも小学生ではないはずです。
No.6
- 回答日時:
40年前の技術と、当時の原油価格に見合う採算性で採掘可能な原油はほぼ採掘し尽くしています。
技術の進歩でより深い地層や海底の原油を採れるようになったことと、原油価格の高騰で精製にコストのかかる低質油やオイルサンドでも採算が合うようになったので可採埋蔵量が増えたのです。将来価格が更に高騰すれば採算ラインは変わりますが、どこかで頭打ちになることは目に見えています。貴金属などと違い、エネルギーの場合は採掘、精製にかかるエネルギー(投入エネルギー)が利用できるエネルギーを上回った時点でそれ以上の開発は意味がなくなります。
No.5
- 回答日時:
そもそも、石油って化石燃料かどうかもわかってないんですよね。
生物由来説(有機成因論)、無機成因論、石油分解菌説等ありますんで…
ですので、根本がわかってないので、従来の算出方法で計算すると
おかしな事になるのだと思います。
そもそも、一度枯れた油田からまた石油が出たりしますんで
埋蔵量の推定自体も怪しい所がありますし…
まぁ石油より、リン鉱石の方が深刻ですしね…
No.4
- 回答日時:
何か化石燃料(原油)は、化石からできたものじゃないいう論文も・・・
どうやってできたものかさえ解っていないのですから
尽きるかどうかも解らないと思われます。
ただし、CO2は確実に増えていますよね。
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No.3
- 回答日時:
石油などの化石燃料がどれだけ埋まっているかという量は可採埋蔵量と原始埋蔵量が
あります。原始埋蔵量はいわゆるどれだけ埋まっているかという量なのですが、
可採埋蔵量とは、技術的、経済的に掘り出すことができる量になります。
なので原始埋蔵量≧可採埋蔵量となります。
で、もともと原油があるのは分かっているのに技術がないから掘り出せない
というポイントがあったとします。ここで技術が上がればその原油が掘り出せるので、
可採埋蔵量が上がります。
また技術的に掘れるけどコストがかかり過ぎてペイできないというポイントが
あったとします。そのとき原油価格が急に10倍になり、コストがかかっても
十分ペイできるようになればやはり可採埋蔵量が上がります。
そんなことから、可採埋蔵量は増えているのですが、
石油が枯渇するという話は、ローマクラブが原始埋蔵量と可採埋蔵量を
勘違い(センセーショナルにするためわざと取り違えた?)をしたことが
発端と思われます。
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