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よろしくお願いします。

酸や塩基の水溶液では、常温で
[H+][OH-] = 10^(-14) mol^2/L^2
ですが、
この、10^(-14) という数字を発見した人、あるいは発見された経緯を教えて下さい。

A 回答 (2件)

1893~94年頃にいろんな人がいろんな方法で測定しています。


 コールラウシュが純水の伝導度から (1.05e-7mol/L)^2
 オストワルドが起電力から (1.0e-7mol/L)^2
 アレニウスらが加水分解の実験から (1.1e-7mol/L)^2
 Wijsという人がけん化(エステルの加水分解)の実験から (1.2e-7mol/L)^2

歴史的には、アレニウスの電離説が1880年代、これらの測定がなされたのが1890年代、セーレンセンによるpHの導入が1909年、という流れになります。

詳しい話は、以下の文献を参照してください。
W.Nernst, Jahrbuch der chemie: Bericht u"ber die wichtigsten Fortschritte der ..., Volume 3, pp.30-35 (1894).
http://www.archive.org/details/jahrbuchderchem03 …
F.Kohlrausch他, "Ueber reines Wasser" Annalen der Physik (1894).
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この回答へのお礼

お詳しいですね!
大変助かりました。

お礼日時:2011/10/13 08:16

発見した人というか、単なる実測値です。


水の電離度は温度によって変化し、
25℃の純水では、〔H+〕=〔OH-〕=1.0×10^(-7)
というように測定されました。
従って、〔H+〕と〔OH-〕の積がご質問の値となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
質問に答えてくださるとありがたかったのですが・・・

お礼日時:2011/10/13 08:15

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