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年金のほとんどが、国債に運用されているようです。すなわち、借金の穴埋めに使われ、すぐには現金化できない状況です。教えてほしいのは、今、年間で、国民が支払っている年金の総額と、年金受給者が受け取っている総額です。現在進行形で、今、我々が支払っている年金で、現在の年金受給者を賄えているのでしょうか?もし、年間で、支払額総額ー受取額総額、この差し引きで、お金が余っているとしたら、そのお金は、国債に費やされたりしているのでしょうか?それとも、今まで支払われてきた年金の貯金を取り崩して、年金受給者に支払っているのでしょうか?だいたいの割合を教えて下さい。

A 回答 (1件)

平成19年までの分は


http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/zaise …
http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/zaise …
を参照してください。


21年度決算によれば、厚生年金は保険料収入は22兆2千万円です。
保険給付費(つまり年金支払額)が23兆7千億円ほどです。これに、将来の基礎年金を支払うための基金に14兆8千億円ほど支払い、2兆円ほど受け入れているので、差し引き12兆8千億円ほどが支出されています。

なので、大赤字です。国庫負担分7兆8千億円を入れて歳入が30兆円ほどになります。
その他にも受け入れ金がありますが、積立金を取り崩しています。取り崩す前は4兆5千億円ほど赤字です。


国民年金は、1兆7千億円ほどの保険料収入があります。
保険給付費は1兆4千億円です。これに将来の基礎年金を支払うための基金に3兆7千億円ほど支払い、1兆3千億円ほど受け入れているので、差し引き2兆4千億円ほどが支出されています。

なので、こちらも大赤字です。国庫負担分2兆1千億円を受け入れています。



よく、運用損が云々といわれますが、時価ベースでも5兆円を超える損が単年度で出たことはありませんし、利益が出ている場合を無視して損失額だけを合算しても6兆円程度です。確かに損失は巨額ですが、単年度の国庫負担分よりも小さいのです。年金が問題となっている原因ではありません。しかも、利益も含めると運用損益は黒字です。

根本的には、保険料収入に比べ、年金支払額が多すぎることが原因です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。毎年、大きな国庫負担があって、それでも積立金を取り崩して、積立金が減少しているのが現在の状況なのですね。運用益って、数のマジックなのでは。国債に運用されているのであれば、年金としては、国債の利子分はプラスとでますけど、結局そのプラス分は、国債を支払う国が借金で穴埋めしなければなりませんよね。年金の積立が国債に使われれば使われるほど、その数のマジックによる赤字が増えることになりますよね。運用益は半分くらい割り引かなければならないかもしれませんね。

お礼日時:2011/10/14 19:07

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