これ何て呼びますか

個人年金(保険料積立型)に加入しようと考えています。
29歳 女性
月払保険料:10,000円
保険料払込期間:60歳まで
年金支払期間:10年
この内容でアフラック、東京海上日動、明治安田生命を検討しています。

そこで教えていただきたいのですが、
(1)保険料控除や5年ごと利差配当など、特長は各社同じ気がするのですが、何か他の面で違いはあるのでしょうか?
(2)会社を決めるときに、戻り率で決めてしまっていいものなのでしょうか?注意すべき点はありますか?
(3)回答者さんはこの3社でしたらどこがオススメですか?他にオススメ個人年金はありますか?

最近、個人年金について調べ始めたばかりなので、詳しくないので教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 個人年金保険の利用を開始する前に以下のことは把握されていますか。



 個人年金保険は被保険者が決めていた年齢になった時から、一定期間あるいは生涯にわたり毎年年金が受け取れる仕組みです。必要性は将来もらえると予想される年金額と準備できる貯蓄額で将来生活費が足りるかどうかになり、設定額はその差額が目安になります。

 個人年金保険は貯蓄性保険であり貯蓄と保険の機能を備えているのはメリットです。しかし同時に保険会社が破綻した場合、責任準備金が削減され予定利率も変更されます。この場合、支給される年金額が減額する可能性があります。長期にわたり保険会社が大丈夫という保障は誰もしてくれません。

 ソルベンシー・マージン比率は支払余力の指標ですが、高ければ安全かというと疑問があります。例えば歴史が浅い会社は高めに出ますし、高リスク商品の運用割合が多いと景気悪化時に短期間に財務が悪化し、短期間で破綻することもあります。

 もしソルベンシー・マージン比率を参考にするのであれば、保険会社の決算時の財務情報や格付け情報を年一回など決めてしばしばチェックする必要があるかと思います。

 また保険料を支払い続けられるのかも考える必要があります。もし中途解約となると解約控除でほぼ元本割れしてしまうことがあるからです。今後の人生で収入が途絶える可能性を確認し、支払額に問題ないか確認しておくべきです。

 なお保険料は控除対象になるメリットがあります(控除にならない場合もありますので保険会社に要確認)が、現在保険料控除は縮小もしくは廃止の動きがあるので気をつける必要があります。

 あと返戻率は20年ぐらい前は200%ぐらいでしたが、現状では110~120%程がやっとです。なぜかというと市場金利が20年前とは比べものにならないほど下がったからです。本当にこの返戻率で30年という長期間預けて良いのかよく検討する必要があります。

 個人年金保険の返戻率は利用開始時の金利で固定されます。なので今後支払い続ける期間においてインフレなどで市場金利が上昇すると実質目減りしてしまう可能性が出てきます。配当で補うものがありますがこれは保険会社都合で左右されます。

 ではいわゆる定額年金ではなく変額年金であればどうかというとこれも難有りです。インフレには強くなりますが名目上の元本保証が無くなります。またファンドを選択することになり、今まで資産運用を知らなかった人に信用リスク、金利リスク、為替リスクを考えてファンドを選択できるのか疑問があります。

>(1)
 配当がある場合、その配当をどのように受け取るのかに違いがあることがあります。都度受取りなのか、元本に上乗せなのか…。あとは利用者の意思で受取方法などが変更できるのかなどを確認してはと。基本的に選択肢が多く柔軟な仕組みの方が良いかと思います。

>(2)
 ソルベンシー・マージン比率や保険会社格付け情報は参考になりますが、あくまで指標のひとつです。利用開始時だけではなく利用期間中(支払期間中)もチェックし、異常があればどうするか考えておいたほうが良いかと思います。

>(3)
 残念ながら上記の指標を参考にしてご自身で判断されるしかないと思います。なぜなら30年という長期にわたって保険会社が大丈夫という保障はできないからです。破綻した場合、貯蓄性保険の責任準備金が引き下げられ受け取れる額も引き下げられます。最悪の事を考えて悩むのであれば預金保険制度が適用される定期預金や積立定期預金をお勧めします。

 個人年金保険での資産運用を決められているので余計なおせっかいとは思いましたが気になりましたので、くどいようですが書かさせて頂きました…参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

親切かつご丁寧にご回答いただきありがとうございます。
個人年金について最近気になり始めたのですが、各会社のどこを見て決めればよいかわからず
困っていたので、大変参考になりましたし勉強になりました。
保険会社の安全性など自分で見極めて、決定しようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/01 20:41

一番に考えるのは、保険会社の健全性でしょう。


年金を受け取り終わるまで、倒産しない会社。倒産しなかったとしても、不安が報道されるだけでも、精神衛生上良くありません。
保険会社が倒産しても、個人年金が0になる事はありませんが、もらえるはずだった額が減る事はありえます。
長い先までの話ですから、どこの会社が危ないかは実際には分からないので、ギャンブルみたいなものですが。
一応の目安としては、ソルベンシーマージン比率がという数値があります。
下のアドレスのページなどで確認できます。
http://www.hokenranking.jp/

あと、保険料を月払いでは無く、年払いなどにすると、少しですが保険料が安くなります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
ソルベンシーマージン比率、初めて聞きました。早速確認してみます。
年払いについても検討していたとこです。年にするとわずかですが、これが30年近く続くと大き額になりますよね。

お礼日時:2011/11/30 22:36

今から備えることとても良いことだと思います。


私はもう30年近く生命保険会社(最大手)の個人年金保険に加入しています。
公的年金だけでは心配と思い加入しました。
(そんな前から一部では年金の不安が報道されていました。)
今となってはお宝保険になるかも知れません。

どこがお勧めか・・・破たんの心配が少ないところだと思います。
また もともとこの手の保険は生保の商品でした。ということで生保型がいいと思います。
(保険にも保護制度はありますが減額になります・)
あげられた中では3番目です。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうござます。
オススメは生保型ですね。参考にさせていただきます。

お礼日時:2011/11/30 22:32

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