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生物の遺伝の問題です。
モルモットの毛の色には黒毛(A)と白毛(a)の質には巻毛(B)と直毛(b)がある。黒毛で直毛の純系と白毛で巻毛の純系を交配させてF1を得、さらにF1個体間の自由交配によりF2を得た。モルモットの遺伝子は別々の染色体上にあり、優性遺伝子を(A)、(B)とした問いに答えよ。

(1)黒毛で直毛の純系の遺伝子型を示せ。

(2)白毛で巻毛の純系の遺伝子型を示せ。

(3)黒毛で直毛の純系の個体がつくる配偶子をすべて示せ

(4)F1の遺伝子型を示せ。

(5)F1の表現型を示せ。

(6)F1のつくる配偶子とその分離比を示せ。
AB:Ab:aB:ab=()

(7)F2のうち、黒毛で巻毛の個体に考えられるすべての遺伝子型を示せ。

A 回答 (1件)

親はどちらも純系なので(1)はAAbb、(2)はaaBB



(3)は遺伝子が別々の染色体上にあることから独立遺伝の法則が当てはまるので配偶子はAb

(4)の黒毛・直毛の純系の親が作る配偶子はAb、白毛・巻毛の純系の親が作る配偶子はaBなのでこれを交配するとAaBbの遺伝子を持つF1が生まれます

また、優性の法則からA>a、B>bが成り立つので(5)のF1の表現型は(黒毛・巻毛)


(6)のF1のAaBbの個体の配偶子は独立の法則からAB、Ab、aB、abとなり、その比率は1:1:1:1です

(7)はF1を自由交配…ようするにAaBb×AaBbをするので生まれる個体は図のような遺伝子になります

問題は黒毛・巻毛なので優性の法則から遺伝子がA〇B〇のものを選んでください

図では斜線部の遺伝子がA〇B〇の形になっているため、答えはAABB、AABb、AaBB、AaBbとなります


ちなみにこの時の表現型の分離比は(黒・巻):(黒・直):(白・巻):(白・直)=9:3:3:1です

問題ではこちらの方が問われることが多い気がします
「生物の遺伝」の回答画像1
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