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水素を吸収するニッケル合金がある。このニッケル合金に水素を吸収させたところ、質量が0.30%増加した。この合金の1立方センチメートルは、標準状態の水素を何ml吸収したか。この合金の密度を8.3g/立方センチメートルとする。

この問題が解りません。解る人がいれば、途中の計算も教えていただけるとうれしいです。

A 回答 (4件)

こんにちは。



ニッケル合金の質量は
8.3g/m^3 × 1m^3 = 8.3g

質量が0.30%増加したということは、吸収した水素の質量は
8.3 × 0.0030 = 0.0249g

一方、H2 の分子量は2なので、1モル質量も 2g/mol

ということは、吸収されたH2のモル数は、

0.0249g ÷ 2g/mol = 0.01245mol

標準状態の気体の体積は、1モル当たり表示で 22.4L/mol

よって、吸収されたH2の体積は、

0.01245mol × 22.4L/mol = 0.27888L

リットルをミリリットルに直すと、278.88 mL

有効数字は2桁しかないので、上から3桁目を四捨五入して 2.8×10^2 mL(こたえ)
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この回答へのお礼

とても丁寧な解答ありがとうございます。大変よく分かりました。すっきりしました。

お礼日時:2011/12/28 14:34

すでに回答がありましたね。

失礼しました。回答1が大正解です。
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合金の密度は8.3g/立方センチメートルですから1立方センチメートルの合金の質量は8.3 gですね。


その質量が水素に吸収によって0.30%増加したのですから吸収された水素の量は

8.3 * 0.003 = 0.0249 g

ところで水素分子はH2ですから水素の分子量は2ですね。吸収された水素の質量を分子量で割ることで吸収された水素のモル数を計算します。

0.0249 / 2 = 0.0125 mol

ところで水素1モルの標準状態での体積は22.4リットルですから吸収された水素の標準状態での体積は

0.0125 * 22.4 *10^3 = 280 ml
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この回答へのお礼

計算方法まで丁寧に教えていただきありがとうございます。とてもよく分かりました。

お礼日時:2011/12/28 14:33

センターの過去問ですね


手近に過去問集があれば解説が出ています
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