これ何て呼びますか

カバー取引について、お尋ねします。

少し長いのですが、引用させていただきます。

「FX(外国為替証拠金取引)の場合、取引業者は顧客から1万ドルの米ドル買い、日本円の売りの注文を受けたとする(1ドル=100円)。この場合、為替レートが変動し、1ドルが110円になったとして、顧客の投資家がこのポジションを解消した場合、相対取引であるため、業者はこの投資家に対して10万円を支払わなければならない。

こうした場合、FX取引業者は銀行(メガバンク等の大規模銀行)に対して同じ顧客投資家と同じ注文(1ドル=100円で1万米ドル買い)をしておけば、この投資家が110円でポジションを解消した場合は、投資家への支払い10万円、カバー取引で購入していたドルの売却益10万円ということで、リスクが0になる。
逆に為替が円高にふれたとしても顧客投資家の損失分(業者にとっては利益)で銀行から買い付けたカバー取引分の損失をヘッジすることができる。」

この引用で、理解できないのは

「円安」の場合の説明は理解できますが、「円高」の場合の説明が理解できません。

即ち、「円高」により顧客が損することは理解できますが、FX業者も銀行に同じく
注文(カバー取引)しているので、FX業者も当然、損失が発生するのではないでしょうか?
ご指導、宜しくお願いします。

*引用元:
金融・経済用語辞典では、最新の経済・金融に関する用語などを解説するインターネット辞書サイト

A 回答 (3件)

カバー取引の真偽はさておいて、FX業者の原理は同じ。



顧客の利益は、FX業者の損失。しかし、カバー取引を行っているので、カバー先から利益を得るので、その利益を顧客に支払う。これでリスクはゼロ。

逆に、顧客が損失すれば、FX業者は利益。しかし、同様にカバー取引を行っているので、カバー先に対しては損失が出ている。よって、顧客が損失した分を預け入れられている証拠金から差し引いて、顧客の損失を確定し、FX業者の損失をカバー先に支払う。よってリスクはゼロ。

要するに100%カバー取引をしているFX業者は、顧客の注文を単にインターバンク市場に取り次いでいるだけと言えます。

では、どこでコストを賄い、収益を出しているのか?
一応は、スプレッドとスワップ差異と言われています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座います。

お礼日時:2012/01/04 12:09

以下のような関係となります。



顧客(売りまたは買い)
 ↓
(損失支払い)
 ↓
FX業者
 ↓
(損失支払い)
 ↓
カバー引受業者
 ↓
(損失支払い)
 ↓
【(主に)インターバンク市場】
 ↓
(利益受け取り)
 ↓
カバー引受業者
 ↓
(利益受け取り)
 ↓
FX業者
 ↓
(利益受け取り)
 ↓
顧客(買いまたは売り)

『銀行間取引市場:インターバンク市場』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E8%A1%8C% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2012/01/04 12:07

FX業者から見ると、今度は、



「銀行から買い付けたカバー取引分」

の損失を、顧客投資家との取引から生じた利益でカバーすることができるので、
リスクを回避できると述べていると思います。

即ち、円安の場合は顧客投資家の取引を銀行との取引でカバー。
円高の場合は、取引銀行の取引を、顧客投資家との取引でカバー。

といったことが書かれているかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2012/01/04 12:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報