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管理会計論では、直接原価計算で直接原価が出てきます。

ここで、そもそもなぜ直接原価計算において変動費全般を「直接原価」というのでしょうか?


直接原価は直接費とは異なる概念ですが、どういう背景から直接原価という若干紛らわしい名前がつけられたのでしょうか?

変動費のどの点に着目して直接原価と捉えるのか、具体的な良いイメージがわきません。


その趣旨等をどなかご教示くださいませ。

A 回答 (1件)

原価計算制度においては諸種の原価概念の区分が生じます。

その一つが、全部原価と部分原価という区分です。
・全部原価:一定の給付に対して生ずる全部の製造原価又はこれに販売費および一般管理費を加えて集計したものをいう。
・部分原価:そのうち一部分のみを集計したものをいう。

部分原価は、計算目的によって各種のものを計算することができますが、最も重要な部分原価は、変動直接費および変動間接費のみを集計した直接原価(変動原価)です。ここで、「直接原価」という言葉が登場します。

また原価は、製品との関連において直接費と間接費とに区分されます。つまり原価の発生が一定単位の製品の生成に関して直接的に認識されるかどうかによって直接費と間接費とに区分されるのです。


原価計算については、「原価計算基準」で詳しく勉強して下さい。↓
http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00153/standard.pdf

※原価計算基準:昭和37(1962年)年11月、大蔵省企業会計審議会公表
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/15 16:05

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