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毎年平均寿命が発表されます。
平均寿命は、0歳児の余命を計算したものだそうです。

しかし、今から80年後のことがそんなに正確に予想できるものでしょうか?
ましてや人命は、いろんな不確定要素がからんでくると思います。

資料によると昭和22年生れの人の平均寿命は、男50.06%、女 53.96 %です。
現在存命であれば57歳で、ほとんどの人は亡くなっている計算になります。
http://www.pref.aomori.jp/hi-hoken/toukei/heikin …

しかし実際には187万人もの方が存命のようです。
新生児よりも多いです。
http://www1.ipss.go.jp/tohkei/Popular/P_Detail.a ….年齢別人口&title2=表2-3 性,年齢(各歳)別総人口:2001年

これはどう説明されるのでしょうか?
統計上のミスですか?
社会変動の変化などに伴う予想外データのせいでしょうか?

A 回答 (3件)

昭和22年生まれを例としてあげておられますからそこで考えていきたいと思います。



我が国の平均寿命(0歳児の平均余命)の伸びは老人医療の発達によるものだけでなく、1歳未満の乳児死亡率の改善によってもたらされています。

つまり、仮に昭和22年生まれの人のうち1%が1歳未満で死んだとすると、同様に1%の人が100歳を越えて生きていなければ平均で50歳とはなりません。

そして、「平均」寿命ですから最終的な結果は昭和22年生まれの人がすべて死んでからでなければ、正しい(あるいはそれに近い)数字が出せないということは理解できると思います。それにその(平均寿命で示された)年齢になったら必ず死ぬというわけではないこともご理解いただけると思います。

さて、昭和22年にはおよそ260万人の人が生まれました。そのうち(epkakpeさんの質問内の数字によれば)現在187万人の人が生き残っているそうですから、逆に言うと73万人(生まれたうちの約28%)もの人が既になくなっているわけです。ですから(はっきりした数字を推定するためには実際の死亡数統計を子細に見なくてはなりませんが、)昭和22年生まれの人の年齢をすべて57歳であるとして今生きている人と既に死んだ人を合わせての平均寿命は45歳程度ではないでしょうか。あと、5年全員が生きていれば50歳に近くなりますし、あり得ないでしょうが10年間全員が生きていれば55歳程度になります。そして、最終的な平均値は60歳強ぐらいに落ち着くのではないかと私は思います。

昭和22年に予測されたよりも現在のその年生まれの人の平均余命は延びていることはおそらく確かですが、思っているより延びているとは言えないのかもしれません。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

平均寿命の年齢までくれば、半分の人が亡くなっているだとうと勝手に勘違いしてました。
しかし加齢により死亡率が高くなるのが普通ですから、そうではなかったのですね。

平均寿命は、死亡傾向の目安にすぎず、その国の医療や福祉、豊かさを間接的な指針になるものだと理解しました。

お礼日時:2004/01/05 16:08

 おはようございます。



 平均寿命は,あくまで過去の死亡傾向を元に計算したものですから,今後のことをまったく考慮に入れずに,計算されています。ですから,医学の画期的な進展や,戦争の発生などの要素があると,簡単に狂ってしまうということですね。
 
 余談ですが,今回の質問の答えを考えていて,かつて,石丸という先生が,昭和30年中盤以降に生まれた人は,車の排気ガスのせいで,計算されている平均寿命よりも短くなるという説を唱えて話題になったことを思い出しました。

http://www1.mhlw.go.jp/toukei-i/h9-ablif_8/sanko …

参考URL:http://www1.mhlw.go.jp/toukei-i/h9-ablif_8/sanko …
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この回答へのお礼

URLの計算式はよくわかりませんでした。
現在の死亡傾向を元にしただけなのですね。
予測とは違うもののようです。

石丸先生、元気ですか。

お礼日時:2004/01/05 08:22

現在の環境・医療技術のままということではないでしょうか。


昭和22年の医療技術のままでは57歳で亡くなるということでは。
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