dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

トランジスタの負荷曲線に関して質問なのですが、
横軸にコレクタ・エミッタ間の電圧Vceを、縦軸にコレクタ電流Icのグラフにプロットをすると、
理論式から求められるグラフよりずれてしまいました。
このずれの原因はなんでしょうか。
上の直線が理論式から求められるグラフ、下の直線が実験で得たグラフです。
よろしくお願いします。

「トランジスタの負荷曲線に関して」の質問画像

A 回答 (5件)

こんばんわ。


 早速ですが、VCE=0V の状態は電源電圧 Vcc が全て負荷に加わって
いる状態に相当しますが、その状態で負荷 RL に流れる電流 ILmax は

  ILmax = Vcc/RL (1)

で計算できますが、この電流が少ないという事ですので、RLが大きくなった
場合かまたは電源の内部抵抗が大きい場合が考えられます。VCE=0V で
電流が理論値で100mA、実測が約85mA。電源電圧は電流=0の電圧ですので
Vcc=10Vですね。

 式(1)から RL を計算すると

 理論値の場合:  RL = Vcc/ILmax = 10V/100mA = 100 Ω
 実測の場合:   RL' = Vcc/ILmax = 10V/85mA = 117.6 Ω

すなわち、実測では負荷RLが 17.6Ω だけ予定に対して大きいということが分かります。
この 17.6Ω は負荷抵抗の誤差あるいは電源の内部抵抗が 17.6Ω ある
という可能性が考えられます。
「トランジスタの負荷曲線に関して」の回答画像3
    • good
    • 0

>このずれの原因はなんでしょうか。



ただの素子の「ばらつき」です。

バイポーラトランジスタの場合
メーカー、品番が同じでもβ(電流増幅率)は
最大2倍程度違います。

ディスクリートの半導体デバイスはそんなもの
と理解しておくことです。

デバイスの「ばらつき」が大きすぎると困る人のために
ランク分けをしている場合もありますが
通常の増幅器の設計では、
その程度の「ばらつき」は吸収するように設計していますから
全く問題になりません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2012/05/17 21:26

回答NO.3です。



 添付した図の説明を忘れてました。以下の通りです。

実際のトランジスタを使った回路で100オームの負荷に誤差抵抗Rgを直列に接続して
Rgを0.001Ω、10Ω、15Ω、20Ω、25Ωと変化させた場合の負荷線の
特性をSPICEでシミュレーションした結果です。
 特性カーブで一番上の黄色が Rg=0.001Ωで次が10Ωと続いてます。
Rg = 20Ωが実測の特性に近いですね。

尚、シミュレーションはLTSpiceを使ってます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
わざわざシミュレーションして頂き光栄です。

お礼日時:2012/05/17 21:26

理論式は何を使ったかが不明で、電流電圧の単位が不明です。


云えることは、電圧が低いところでは、Vceは0.2ボルト以下にはならないはずです。
その時の電流は、コレクター抵抗で決まる電流なので、そこが誤差が大きいと言っているのであれば
抵抗値を間違えているか、測定電流値を間違えている、又は測定器の誤差ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2012/05/17 21:25

トランジスタのコレクタ抵抗は,ホントに100Ωですか?


理論値を100Ωで計算しているけれど,実際は120Ω程度あるのかしら??
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
100Ωですね。

お礼日時:2012/05/17 21:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています