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期間損益について、勉強をしていますが、ある資料に、

「期間損益は、具体的には、損益計算書の経常損益の部に記載されているものに相当する」

と書かれていますけど、この文言の正誤、或いは何か条件の下しか成立しない等、
もうちょっとご説明をお願いいたします。
ご存知の方どうかご教授下さい、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

「期間損益=経常損益」というのは、あまり聞いたことがありませんね…



ところで、経常損益の後には「特別損益」と呼ばれるものが表示されますが、これらについては「臨時的かつ巨額なもの」などと云われますよね。

そこで、これらの臨時的な収益又は損失を含めたところで、過年度との対比を行いますと…とんでもない差異が発生することになりますよね。

つまり、いわゆる比較可能性を損なう可能性が高いということになりますよね。

例えば…

〇前年度 経常利益100,000千円 特別損益なし…税引前当期利益100,000千円
〇当年度 経常利益150,000千円 特別損失として「減損損失」100,000千円…税引前当期利益50,000千円

経常利益は当年度が50,000千円プラス、しかしながら税引前利益は前年度が50,000千円プラス

・・・極端な例ですが、このようなこともままあります。

多分ですが、上記のような差異原因を排除する意味で「期間損益=経常損益」という表現になっているのではないでしょうか?

質問者さんが参照されている資料を確認できませんので、推定にすぎませんので間違っていましたら申し訳ありませんが、このようなところかと思います・・・如何でしょうか?
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この回答へのお礼

やはり特別損益が0の場合にしか、「期間損益=経常損益」が成立しないのですね。
よく理解できました。判りやすくご説明をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/01 10:05

「期間損益は、具体的には、損益計算書の経常損益の部に記載されているものに相当する」という記載そのものが、なにを云いたいのかが不明。


不明ながらも推測をすることは可能です。
経常損益とは、その企業が経常的に、つまり良いことも悪いこともないならどの程度の損益なのかを示してるというのが「発言者」の認識なのでしょう。つまり期間損益=経常損益という認識です。
しかし、この認識そのものが「間違い」です。
カミナリが落ちて屋根の修理をしたとか、捨てるつもりの備品が骨董的価値があって、どえらい価格で売れたとか「およそ来年もある」ことを前提にできない損益があります。
想定外の損益とでもいうのでしょうか。
それらがナイとした場合を経常損益だというのですから、期間損益とはイコールになりえません。

例 今期の利益は100万円であった。法人の倉庫にあったわけの判らない仏像が80万円で売れたのでこれを含めている。
期間損益は100ですが、これを経常利益としたら「来年も、わけのわからない売り物が倉庫から出るのか?」と突っ込まれそうです。
期間損益=経常損益ではないですね。
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この回答へのお礼

はっきりしたご説明を頂けたおかげで、すっきりしました。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/01 10:09

>この文言の正誤、或いは何か条件の下しか成立しない等・・



何か難しい質問なのでどう答えれば・・(笑)


「期間損益」はある一定期間の間(ほとんどは1年間を指しますが)に、どれだけの損益が発生したかを表わす言葉として使われます。

一方、「損益計算書の経常損益の部に記載されている金額」とは、「経常利益」または「経常損失」のことです。

期間損益を見る時、「どの段階」の利益を見るかは見方によって様々です。

例えばトップラインを重視する時は「売上総利益(アラ利)」で見ることもあるし、営業上の収支により特化するなら「営業利益」で見ることもありますが、概ね本業の儲けを総合的に見る指標としては「経常利益」を使う事が多いですね。

そういう意味で、その資料は「期間損益=経常損益」と書いてあるのだと思います。

株価や配当性向、1株あたり利益やROEなどを重視する場合は、「税引後当期利益」を使うこともよくあります。
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この回答へのお礼

「どの段階」の利益をみるかは重要ですね。
大変参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/01 10:27

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