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企業の決算で投資有価証券評価損というのがあったのですが、これってなんなんでしょうか?

A 回答 (2件)

投資有価証券の意味はAno,1のお答えのとおりです。


目前の売買益を目的としないで保有する株式等です。

従来日本では資産の評価損益は計上しないということできたのですが、その当時でも強制評価減という考え方がありました。

これは価額が著しく低下してその回復が見込めないときという条件で、具体的には半額以下になったときには評価損は計上していました。ただし税法上は殆ど認められませんでした。

今は、上場企業では時価会計が標準となり、50%を下回らなくても評価損を計上することになったため、この損失が普通に出てくるようになたのです。

でもこれは評価損ですから、売らない限りはその損は確定ではありません。市場や業績によっては長期的には回復するかもしれません。
その場合は今出した損失は、実際の売却時には利益になるのです。
従って積極的にこの損失を出す会社は、この分将来の含み益を持っているという見方もできます。
どちらかというとこの損失を出しても利益のある会社は健全な会社であるということもできるのです。
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こんばんは


まず、投資有価証券は、ざっくり言うと、売買で儲けようとしていない有価証券です。
例えば持ち合い株式などがこれにあたります
そして、投資有価証券評価損とは、その有価証券の時価が思いっきり下がった時(会計基準では半値以下になって、価格が戻る見込みがないとき)に簿価と時価の差額を評価損として特別損失に計上します

元々、投資有価証券は売って儲けようとするものではないので時価評価しなかったのですが、バブル崩壊後、持ち合い株式の隠れた損失が不良債権を増やす要因になったこともあり、時価評価するようになったと理解しています
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