No.3ベストアンサー
- 回答日時:
参考書などは、何を使っても同じだと思いますよ。
どんな参考書でも、内容が理解が出来れば、苦手じゃなくなりますからね。
逆に言えば、古典に限らず、そもそも「なぜ苦手か?」と言うと、参考書を読んでもスグに・簡単には理解が出来ないから「苦手」なんです。
参考書などで覚えられるのは、基本的には「パターン」だけだと思いますよ。
古典などの言語学で言うと、パターンは文法規則などです。
「ぞ,なむ,や,か,こそ」みたいな係り結びとか枕言葉など、それが実際にどの様な使われ方をしているのか?など。
受験で覚えなきゃならない古典文法などは、そんなに有りませんので、やたら古典の原文を例題的に引用し、分厚く作ってある参考書より、覚えなきゃならない文法のみを簡潔に書いてある、なるべく薄っぺらい参考書が良いと思うなぁ。
古典の問題を分析しますと、3パターンくらいかと思います。
まずは読解力。
一番の問題はコレで、古文を読んでも「意味がさっぱり分からない」「チンプンカンプン」ってコトでしょ?
その時点で「古典が苦手」になっちゃいます。
でも意味さえ分かれば、後は現国と同じか、読解的な設問に限って言えば、現国より絶対に簡単ですよ。
そもそも古典って、全く単語や文法が異なる外国語じゃないんですよね。
我々のご先祖が使っていた言語です。
曽祖父(ひいじいさん)とは、誰でも普通に会話出来ます。
その曽祖父は、また曽祖父と会話し、更にその曽祖父は・・などと考えたら、1000年前の言語でも、それほど過去じゃないですよ。
間違いなく自分のご先祖が、日常的に使ってた言葉ですから、「判らない」じゃなく「判らないハズが無い」くらいの気持ちで、「ちょっと、ご先祖様と喋ってみるか!」くらいの気軽さで取り組んで下さい。
全く勉強しなくても、知ってる単語だけくっつけて読めば、意味の3~5割くらいは判る科目なんだから、多少センスがあれば、小学生でもソコソコ読めますよ。
センスなどと言っても、受験では「後々まで残る様な和歌を詠め!」と言うレベルを要求されるワケではないから、日常会話程度で十分です。
英語などでも同じで、「アメリカでは2~3歳児でも英語を喋ってる!」なんて言う人も多いですが、要は語学は「慣れ」と言うことです。
慣れは、原文と同時に、原文に忠実な現代語訳を読むのが良いと思いますよ。
源氏物語などは、上段が原文・下段が現代文みたいな訳本は、沢山あると思います。
一文ずつでも良いから、まず訳文を読んで、次に原文を読めばいいです。
これで原文を読んでもピンとこなきゃ、ちょっと重症ですが、マーチくらいの学力があれば、現代文で意味が判ってりゃ、「あぁ、こういう理解なんだ」と判るでしょう。
全部読む必要もありません。
最初の方だけで良いから、古文の意味が、大体は現代文として理解が出来る感じになればOKです。
読解以外の部分では、文法的な問題がほとんどなので、こちらは上述した様に、薄っぺらい参考書で覚えりゃOKです。
覚えた部分を、訳文付の原文で確認すりゃいいです。
後は、問題引用文そのものに関し「この文の作者は誰か?」など、「基礎知識」「素養」を問う問題などです。
これは支離滅裂に引用文を乗せてる様な参考書などだと、なかなか身に付きませんが、一方では引用文に、必ず解答に必要なヒントが書いてあります。
「桐壺」「紫の上」などが出てくれば、源氏物語・紫式部と判る様な仕組みで、主要古典の「あらすじ」程度でもを知ってりゃ解けるし、知らなきゃ解けないだけのことです。
コチラは改めて特に勉強する必要も無く、上で書きました様に、訳本などを「ナナメ読み」してれば、多少は知識量が増えますよ。
現代文で読んでも構いませんし、「主要古典のあらすじ集」みたいな本もあると思いますよ。
源氏以外では、伊勢物語とか土佐日記とか方丈記とか奥の細道とか、引用文もメジャーなところは10種類も無いんじゃないかな?
過去、全ての受験で引用された古文の全部でも、20種類あるかどうかでしょうけど、マイナーなヤツは、「この作者は誰?」みたいな受験問題では、まず使われるコトはないです。
漢文などで言うと、仮に人名を書かせる様な問題があるとすれば、李白と杜甫くらいしか、まず出ませんし、それ以外の問う様な問題があれば、それは「出題者の常識が性格に問題あり!」「正解するヤツが、たまたまムダな知識を持っていた」とでも思っておけば良いです。
メジャーな古典は、それぞれに個性や特徴、パターンがありますので、それらを掴む程度で充分です。
また、この基礎知識の勉強をすれば、読解力も増すし、読解力が付けば、自然に文法も身に付くし・・と言う、良循環です。
言語学の学習は、「慣れ」が9割で、慣れの阻害要因が「苦手意識」だと思います。
苦手意識さえ無くせば、古典など所詮は「昔の国語」で、設問のレベルは中学くらいです。
古典など、そんなに難しく捉えないでください。
源氏物語など、エロ小説・官能小説・変態小説と言っても良い部分も多いしなぁ。
紫式部って、当時は「アノ人、ちょっと欲求不満なんじゃ?」と噂されてたのでは?と思います。
古事記・日本書紀などは、ほぼSFですよ。
昔の人が、勝手気ままで無責任に書きたい放題に書いて、たまたま現在まで残っちゃったモノが、古典の名著の正体かも知れません。
そんなに敷居や格調が高いモノじゃないと思いますヨ。
まずは、あらすじでも、簡単な訳本でも、マンガでも良いから、多少の興味を持てば、後は芋づる式で学力が向上するのが古典じゃないか?と思います。
NHKの大河ドラマを欠かさず見てるだけでも、妙に歴史に強くなる様なのと同じです。
こち亀やゴルゴ13を読んで、首相になった人(麻生さん)もいますしね。
弟君には、「少年ジャンプでもプレイボーイでも、千年経ったら古典だよ。古典などそんなモノ。気張らず気軽に読んでみな!」と言っておいて下さい。
あながち間違いでは無いと思いますので。
No.2
- 回答日時:
回答になっていませんが…。
こちらのサイトでこのような、学習方法を問う質問を度々見かけます。その都度同じようなことを回答しているのですが、それは
「こんなところで面識もなく責任も持たない第三者の御託を尋ねていないで、学校の先生に質問に行きなさい。」ということです。
古典が苦手といってもどの程度苦手なのか分かりませんし、参考書や問題集は人によって向き不向きがありますし、実物を手に取って「ここはいいけどここは難あり」と説明することもできません。
学校の教科別の職員室(準備室ともいう)には見本の参考書や問題集が山ほどありますし、実際に自分で手に取ってみることもできますし、先生のアドバイスももらえます。第一タダです。活用したほうがいいですよ。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/08/07 22:33
回答ありがとうございます!
それはそうなんですけど自分はオススメの参考書を
教えてください!ってことなんで笑
とりあえずどーもです
No.1
- 回答日時:
とりあえず源氏物語を題材にして勉強すると良いと思います。
物語がそのまま本番で出ることが多いですからね。
あと、東進のマドンナ古文はわかりやすくて楽しいです。
参考書や単語集も出ていますが、
東進の無料体験に行って受けてみると良いかも。
無料にしては勉強になります!
とにかく、実際に問題をガンガン解いて
そこで間違えたりわからなかったりした部分を
単語集などで確認すると良いと思います。
有名どころの物語のあらすじをおさえるくらいになれば
そこそこいけるでしょう!
ファイトです!
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