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将来、児童相談所に勤めたいのですが、児童相談所の職員は地方公務員なのですか?
移動などで、全く違うところに配属されたりするのでしょうか?

A 回答 (4件)

 地方公務員になります。

都道府県採用ですので、その都道府県内での異動はあり得ます。児童相談所の事務職員とは全く採用の区分が違います。大学どころか大学院卒業者が目指す職業です

http://www.fukumana.net/c_jobs/jobspage/jidohuku …

 当然、試験も超難関です。神奈川県の例を出しておきます。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/p13046.html
 
 この中の「福祉職」になります。一見他の職種より倍率が低くて易しそうですが、実態は受験資格に必要な資格(児童福祉司)の取得が難しくて、資格が必要ない職種より応募者が少ないだけです。超高レベルの争いとなります。合格者は前述のように大学院卒が主流です

 「児童福祉司」の取得コースを書いておきます。

1.心理学、教育学もしくは社会学を専門に学ぶ大学の学科を優秀な成績で卒業し、厚生労働省指定の各種福祉施設において1年以上の相談援助業務に従事する。
2.大学院で心理学、教育学もしくは社会学を専門に学ぶ研究科を卒業し、厚生労働省指定の各種福祉施設において1年以上の相談援助業務に従事する。
3.社会福祉士の資格を取得する。
4.精神保健福祉士の資格を取得する。
5.社会福祉主事として児童福祉施設で2年以上の相談援助業務に従事する。

 健闘を祈ります。
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  児童相談所の職員は、地方公務員です。

一般行政職採用ならば、異動で全く違うところに配属されます。
一口に児童相談所に勤務する人は、大まかに3種類。
1総務職員(庁舎管理、給料や旅費等経理)
2児童福祉司(相談を受理して対応、虐待対応) 
3心理司(児童面接、心理判定を担当)に分類される。
どの職種を希望するかで、採用試験は異なります。つまり 試験科目が異なります。

1  総務職員は、一般行政職です。
2  児童福祉司は、専門職として採用する自治体と、一般行政職と採用されて、児童相談所に配属される場合があります。 
3  心理司は、専門職として採用区分が違います。

◎働きたいという気持ちは大切ですが、次に示す児童相談所の現実を見て考えてください。
私は一般行政職ですが、児童相談所で3年間、児童福祉司として勤務、過酷でした。
異動して6ヶ月で何人も「うつ病」で病休になった人、休職した人を知っています。
  
  児童福祉司100人中90人は、すぐにでも異動して違う職場で働きたいというのが本音です。
よほどの信念、忍耐強さ、使命感がなけれが、考え直すことをお勧めします。
もし児童福祉司を薦める人がいるならば、実際になったことがないから言えるのではないか。
児童福祉司を経験していたら、軽はずみで決して口にできません。
児童相談所で働くには覚悟が必要です。子供の生命に関わる仕事であることを認識してください。
子供の生命を守るといる覚悟がありますか。



参考
【福岡】過酷な勤務 応募者ゼロ
【2011年1月8日(土) 西日本新聞 (紙面)より引用】

 月曜の朝、九州のある児童相談所(児相) に出勤したばかりの女性職員は、10分置きになる電話の対応に追われた。相手先は学校、保育所、役所、担当する家庭・・・。机には、日曜に受けた虐待通報のメモ2枚が引き継ぎとして置かれていた。
 「今から職権保護に行きます」。突然、上司の声が響いた。乳幼児2人が、パチンコ店の駐車場の車に置き去りにされているとの通報が入ったのだ。立ち上がった瞬間、机の電話がまた鳴った。
 「あー、もう出掛けるのに・・・」
 職員1人当たりの虐待担当数が平均90件に上るこの児相 に、女性職員が作春、配属された。勤める自治体の事務系職場からの定期異動で、希望した訳ではなかった。
 着任から1ヶ月ほどで、夜眠れなくなり、自分が受け持った子どもの顔が浮かぶ様になった。ある夜は、面談した少女の顔。母親から家事を押し付けられ、上手く出来ないと、食事を与えられない虐待を受けていた。
 「なぜこんな目に、どんな対応が良いのか。考え出すと止まらない」
 同じ時期に異動して来た男性職員も眠れなくなり、3ヶ月で体重が7キロ減った。机の引き出しに並んだ『児童記録』のファイルを眺めながら「今日は無事か、その確認だけで手いっぱい」とため息をついた。

 「バーンアウト(燃え尽き)」
 一つの判断ミスが子どもの死に繋がるストレス、通報等で雪だるま式に増える仕事量・・・。ゆとりがあるとは言えない環境で、身体のリズムを崩し、働く意欲を失っていく職員達を児相 関係者はそう読んでいる。
 子ども未来財団(東京)が全国191か所の児相 を対象にしたアンケート(2006年)では、回答した137か所のうち、約4割にバーンアウトを経験した職員がいた。
 「職員の増員だけでは問題の解決にはならない」。ある児相 のベテラン職員は言い切る。
 夫からの暴力や望まぬ妊娠、薬物依存、貧困など虐待の起きる背景は様々だ。複雑な事情を抱える家庭に介入し、危険性の判断や具体的な支援策を見に付けるには、「最低5年の経験が必要」と言われている。
 一部に児相 の専門スタッフとなるケースもあるが、福祉分野とは直接関わりのない職場から配属され、バーンアウトや数年に1度の定期異動で児相 を離れる人が大半だ。
 慢性的な人で不足に加え、職員がバーンアウトで次々と職場を去り、ベテランが育たない―。そんな悪循環が全国の児相で起きている。
 ある児相 では、専門知識はなくても、児童福祉の分野に関心がある人を集めようと約10年前に「庁内公募」を始めて実施、約20人が面接に訪れた。
 だが、移動して来た職員はほとんど残っていない。
 仕事の過酷さから、体調を崩した人もいて、次第に役所内で「敬遠される職場」のイメージが浸透。4番目の公募となった昨年度、応募者はゼロになった。
 「児相 で働きたくて、社会福祉士の勉強をしています」。この春の定期異動を控えた昨年末、児相 の庁内公募の説明会には数人が参加した。
 輝く瞳を見ながら、児相 担当者の胸に来たいと不安が交差した。

◆虐待などの担当件数◆
公的機関で虐待などを担当する職員の1人当たりの件数は、カナダ・オンタリオ州18~22、米国ニューヨーク市12、英国ロンドン市20、韓国ソウル18(2002年度調査の厚生労働科学研究)。日本は107件(2006年子ども未来財団調査)だった。虐待への対応は迅速さや関係機関との連携を求められる為、専門家の間では、1人当たりの担当件数は20件程度が望ましいとされている。

【引用ここまで】
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  児童相談所の職員は、地方公務員です。

一般行政職採用ならば、異動で全く違うところに配属されます。
一口に児童相談所に勤務する人は、大まかに3種類。
1総務職員(庁舎管理、給料や旅費等経理)
2児童福祉司(相談を受理して対応、虐待対応) 
3心理司(児童面接、心理判定を担当)に分類される。
どの職種を希望するかで、採用試験は異なります。つまり 試験科目が異なります。

1  総務職員は、一般行政職です。
2  児童福祉司は、専門職として採用する自治体と、一般行政職と採用されて、児童相談所に配属される場合があります。 
3  心理司は、専門職として採用区分が違います。

◎働きたいという気持ちは大切ですが、次に示す児童相談所の現実を見て考えてください。
私は一般行政職ですが、児童相談所で3年間、児童福祉司として勤務、過酷でした。
異動して6ヶ月で何人も「うつ病」で病休になった人、休職した人を知っています。
  
  児童福祉司100人中90人は、すぐにでも異動して違う職場で働きたいというのが本音です。
よほどの信念、忍耐強さ、使命感がなけれが、考え直すことをお勧めします。
もし児童福祉司を薦める人がいるならば、実際になったことがないから言えるのではないか。
児童福祉司を経験していたら、軽はずみで決して口にできません。
児童相談所で働くには覚悟が必要です。子供の生命に関わる仕事であることを認識してください。
子供の生命を守るといる覚悟がありますか。



参考
【福岡】過酷な勤務 応募者ゼロ
【2011年1月8日(土) 西日本新聞 (紙面)より引用】

 月曜の朝、九州のある児童相談所(児相) に出勤したばかりの女性職員は、10分置きになる電話の対応に追われた。相手先は学校、保育所、役所、担当する家庭・・・。机には、日曜に受けた虐待通報のメモ2枚が引き継ぎとして置かれていた。
 「今から職権保護に行きます」。突然、上司の声が響いた。乳幼児2人が、パチンコ店の駐車場の車に置き去りにされているとの通報が入ったのだ。立ち上がった瞬間、机の電話がまた鳴った。
 「あー、もう出掛けるのに・・・」
 職員1人当たりの虐待担当数が平均90件に上るこの児相 に、女性職員が作春、配属された。勤める自治体の事務系職場からの定期異動で、希望した訳ではなかった。
 着任から1ヶ月ほどで、夜眠れなくなり、自分が受け持った子どもの顔が浮かぶ様になった。ある夜は、面談した少女の顔。母親から家事を押し付けられ、上手く出来ないと、食事を与えられない虐待を受けていた。
 「なぜこんな目に、どんな対応が良いのか。考え出すと止まらない」
 同じ時期に異動して来た男性職員も眠れなくなり、3ヶ月で体重が7キロ減った。机の引き出しに並んだ『児童記録』のファイルを眺めながら「今日は無事か、その確認だけで手いっぱい」とため息をついた。

 「バーンアウト(燃え尽き)」
 一つの判断ミスが子どもの死に繋がるストレス、通報等で雪だるま式に増える仕事量・・・。ゆとりがあるとは言えない環境で、身体のリズムを崩し、働く意欲を失っていく職員達を児相 関係者はそう読んでいる。
 子ども未来財団(東京)が全国191か所の児相 を対象にしたアンケート(2006年)では、回答した137か所のうち、約4割にバーンアウトを経験した職員がいた。
 「職員の増員だけでは問題の解決にはならない」。ある児相 のベテラン職員は言い切る。
 夫からの暴力や望まぬ妊娠、薬物依存、貧困など虐待の起きる背景は様々だ。複雑な事情を抱える家庭に介入し、危険性の判断や具体的な支援策を見に付けるには、「最低5年の経験が必要」と言われている。
 一部に児相 の専門スタッフとなるケースもあるが、福祉分野とは直接関わりのない職場から配属され、バーンアウトや数年に1度の定期異動で児相 を離れる人が大半だ。
 慢性的な人で不足に加え、職員がバーンアウトで次々と職場を去り、ベテランが育たない―。そんな悪循環が全国の児相で起きている。
 ある児相 では、専門知識はなくても、児童福祉の分野に関心がある人を集めようと約10年前に「庁内公募」を始めて実施、約20人が面接に訪れた。
 だが、移動して来た職員はほとんど残っていない。
 仕事の過酷さから、体調を崩した人もいて、次第に役所内で「敬遠される職場」のイメージが浸透。4番目の公募となった昨年度、応募者はゼロになった。
 「児相 で働きたくて、社会福祉士の勉強をしています」。この春の定期異動を控えた昨年末、児相 の庁内公募の説明会には数人が参加した。
 輝く瞳を見ながら、児相 担当者の胸に来たいと不安が交差した。

◆虐待などの担当件数◆
公的機関で虐待などを担当する職員の1人当たりの件数は、カナダ・オンタリオ州18~22、米国ニューヨーク市12、英国ロンドン市20、韓国ソウル18(2002年度調査の厚生労働科学研究)。日本は107件(2006年子ども未来財団調査)だった。虐待への対応は迅速さや関係機関との連携を求められる為、専門家の間では、1人当たりの担当件数は20件程度が望ましいとされている。

【引用ここまで】
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  児童相談所の職員は、地方公務員です。

一般行政職採用ならば、異動で全く違うところに配属されます。
一口に児童相談所に勤務する人は、大まかに3種類。
1総務職員(庁舎管理、給料や旅費等経理)
2児童福祉司(相談を受理して対応、虐待対応) 
3心理司(児童面接、心理判定を担当)に分類される。
どの職種を希望するかで、採用試験は異なります。つまり 試験科目が異なります。

1  総務職員は、一般行政職です。
2  児童福祉司は、専門職として採用する自治体と、一般行政職と採用されて、児童相談所に配属される場合があります。 
3  心理司は、専門職として採用区分が違います。

◎働きたいという気持ちは大切ですが、次に示す児童相談所の現実を見て考えてください。
私は一般行政職ですが、児童相談所で3年間、児童福祉司として勤務、過酷でした。
異動して6ヶ月で何人も「うつ病」で病休になった人、休職した人を知っています。
  
  児童福祉司100人中90人は、すぐにでも異動して違う職場で働きたいというのが本音です。
よほどの信念、忍耐強さ、使命感がなけれが、考え直すことをお勧めします。
もし児童福祉司を薦める人がいるならば、実際になったことがないから言えるのではないか。
児童福祉司を経験していたら、軽はずみで決して口にできません。
児童相談所で働くには覚悟が必要です。子供の生命に関わる仕事であることを認識してください。
本当に保護者と立ち向かい、子供の生命を守るという覚悟がありますか。



参考
【福岡】過酷な勤務 応募者ゼロ
【2011年1月8日(土) 西日本新聞 (紙面)より引用】

 月曜の朝、九州のある児童相談所(児相) に出勤したばかりの女性職員は、10分置きになる電話の対応に追われた。相手先は学校、保育所、役所、担当する家庭・・・。机には、日曜に受けた虐待通報のメモ2枚が引き継ぎとして置かれていた。
 「今から職権保護に行きます」。突然、上司の声が響いた。乳幼児2人が、パチンコ店の駐車場の車に置き去りにされているとの通報が入ったのだ。立ち上がった瞬間、机の電話がまた鳴った。
 「あー、もう出掛けるのに・・・」
 職員1人当たりの虐待担当数が平均90件に上るこの児相 に、女性職員が作春、配属された。勤める自治体の事務系職場からの定期異動で、希望した訳ではなかった。
 着任から1ヶ月ほどで、夜眠れなくなり、自分が受け持った子どもの顔が浮かぶ様になった。ある夜は、面談した少女の顔。母親から家事を押し付けられ、上手く出来ないと、食事を与えられない虐待を受けていた。
 「なぜこんな目に、どんな対応が良いのか。考え出すと止まらない」
 同じ時期に異動して来た男性職員も眠れなくなり、3ヶ月で体重が7キロ減った。机の引き出しに並んだ『児童記録』のファイルを眺めながら「今日は無事か、その確認だけで手いっぱい」とため息をついた。

 「バーンアウト(燃え尽き)」
 一つの判断ミスが子どもの死に繋がるストレス、通報等で雪だるま式に増える仕事量・・・。ゆとりがあるとは言えない環境で、身体のリズムを崩し、働く意欲を失っていく職員達を児相 関係者はそう読んでいる。
 子ども未来財団(東京)が全国191か所の児相 を対象にしたアンケート(2006年)では、回答した137か所のうち、約4割にバーンアウトを経験した職員がいた。
 「職員の増員だけでは問題の解決にはならない」。ある児相 のベテラン職員は言い切る。
 夫からの暴力や望まぬ妊娠、薬物依存、貧困など虐待の起きる背景は様々だ。複雑な事情を抱える家庭に介入し、危険性の判断や具体的な支援策を見に付けるには、「最低5年の経験が必要」と言われている。
 一部に児相 の専門スタッフとなるケースもあるが、福祉分野とは直接関わりのない職場から配属され、バーンアウトや数年に1度の定期異動で児相 を離れる人が大半だ。
 慢性的な人で不足に加え、職員がバーンアウトで次々と職場を去り、ベテランが育たない―。そんな悪循環が全国の児相で起きている。
 ある児相 では、専門知識はなくても、児童福祉の分野に関心がある人を集めようと約10年前に「庁内公募」を始めて実施、約20人が面接に訪れた。
 だが、移動して来た職員はほとんど残っていない。
 仕事の過酷さから、体調を崩した人もいて、次第に役所内で「敬遠される職場」のイメージが浸透。4番目の公募となった昨年度、応募者はゼロになった。
 「児相 で働きたくて、社会福祉士の勉強をしています」。この春の定期異動を控えた昨年末、児相 の庁内公募の説明会には数人が参加した。
 輝く瞳を見ながら、児相 担当者の胸に来たいと不安が交差した。

◆虐待などの担当件数◆
公的機関で虐待などを担当する職員の1人当たりの件数は、カナダ・オンタリオ州18~22、米国ニューヨーク市12、英国ロンドン市20、韓国ソウル18(2002年度調査の厚生労働科学研究)。日本は107件(2006年子ども未来財団調査)だった。虐待への対応は迅速さや関係機関との連携を求められる為、専門家の間では、1人当たりの担当件数は20件程度が望ましいとされている。

【引用ここまで】
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