プロが教えるわが家の防犯対策術!

首相公選制について私が疑問に思った部分について回答をお願いします。

1:衆議院との関係はどうするのか?
首相公選瀬になったら、どちらも別々の民意で国民の直接選挙で選ばれることになりますが、衆議院の内閣不信任決議権と、内閣の衆議院解散権は残しますか?

2:国務大臣は国会議員なのか?
  国務大臣の過半数は国会議員でなければならないという規定がありますが、公選首相の場合、同じ党の議員がいるとは限りません。全員民間から登用可能にしますか?

3:大臣、副大臣、政務官はどこからつれてくるのか?
  野田内閣ではあわせて60人くらいいますが、大政党に属していない人が首相になったときに、それだけの人数のスタッフをどこからつれてきますか?

4:そもそも何のために首相公選制を導入しますか?

以上の四つです。なお、首相公選制に反対である、という回答は求めていません。

A 回答 (12件中11~12件)

個人的に簡単に回答すると・・・


1.衆議院の内閣不信任決議権と、内閣の衆議院解散権は残しますか?
「内閣不信任、衆議院解散」を議員が提案する事はOKですが、「決議」自体は国民にゆだねる事、選挙などですね、そして「提案した議員」にもそれなりの責任を負わせる事。
2と3は、「野党」の議員でも別に関係なく任命すればいい、民間からの登用も可。
4.そもそも何のために首相公選制を導入しますか?
これが最も重要ですね、現状の選び方では「党」の争いが首相選びの基本になっていて「民意」は何もない、だから「政治離れ」になるし興味も持てない、「議員同士の勢力争いの喧嘩」にしかすぎない。
首相を「助けよう」という気運を高め、政治に参加する「国民」を多くする為だと思いますね。
基本的には議員の法律も変えればいい、今のものは議員が「自分本位」で作ったものが多すぎる、そして「何かあると」審議拒否で欠席する、出席しないなら「給料」を引け!とも思う。
結論としては、首相をめぐる「与党だ、野党だ」という争いを無くす(少なく)する事ですかね、今でさえ「外国」からどう見られているか考えると「なさけない」です・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
1について
衆議院が発議して国民が決議するということでしょうか?
提案にどれくらいの議員が必要かはわかりませんが、責任というのは辞職するということですか?
議員も直接選挙で選ばれた民意ですが。
そこまで大きなペナルティを負わせて、議会が首相を不信任するのがいかんというのであれば、そもそも不信任決議権自体いらないと思います。
あと、衆議院に自ら解散を発議させるのですか?

No.1さんの方にも書きましたが質問3については私の書き方が悪かったようです。
全員民間から登用可能になったとして、それだけの人数の自分を支えてくれるスタッフを、大政党の後ろ盾なしでどうやって集めるのか?
結局は大政党がバックについていなければ首相になれないのではないか?ということです。

4について
争わせているのは国民では?
総選挙を勝ち抜いた党首が首相になっても、一年もたたずに辞めろコールです。
それで首相が交代するわけですが、次の首相は「前の首相の方針そのままで行きます。」というわけには行かないですよね。その方針が批判されてやめさせられているわけですから。
当然前の首相を批判しなければならず、他の議員も前首相派と現首相派に分かれて争ったりするのでは?
さらに現首相とは違った方向から前首相を批判する第三勢力も現れたりして。

>でさえ「外国」からどう見られているか考えると「なさけない」です・・・
これはどういうことでしょう?外国からはどう見られているのですか?
独裁者が何年も権力を握っているような国の人から見れば、流血もせずに国民の声で首相を引き摺り下ろせるなんてうらやましい限りだと思います。

お礼日時:2012/09/23 00:37

今言われている首相公選制は、あくまでもその方向にもって行べきかどうかの是非を問う提言に過ぎないので、それに関する制度設計等については詳しく触れられていません。

勿論、先行してもしそれを実現するに当たってはと言う前提で色んな人が意見をや不安を述べられていますが、それは各人が思い描く想定や前提で起こり得る問題点を指摘しているだけなので、ある意味参考にする事は出来ても、それをもって判断の基準にすることは出来ません。

因みに、もし私が首相公選制を制度化するとしたなら・・・。

1 首相候補者は国会議員××人以上の推薦を得た人を条件とし、候補者自身の所属や身分は問わない。また首相は、その責任において内閣を組閣し、国会における内閣不信任と首相の判断による衆議院解散権は残すものとするが、公選制度によって選出された首相に関しては特別に制定された法律による以外任期中の解任は無いものとする。

2 国務大臣に関しては、首相の権限で選出するものとしその所属や身分は問わない。

3 2と同じ

4 首相公選制の意義は、現在の先ず政党若しくは国会議員を選出し、その上で国民の信託を受けた国会議員が首相を選出するという2階建ての制度の弊害をなくす事にあります。勿論、各政党や議員は選挙の際に公約を掲げ、その公約を実現させる事に努力はするものの、首相の選出や首相の交代に際しての対応にはその縛りが無く、その為政権任期途中での首相交代が起こり、誰も責任を取らない政権運営となったしまう恐れが生じます。その点、首相公選制は先に政党若しくは国会議員が特定の首相候補者の推薦を決める為、その際の議論で首相候補者の公選公約に政党若しくは国会議員の公約を要約する事が出来ます。また公選で選ばれた首相は、自ら発した公約に対して国民の信託を受け、その信託の元で責任ある行政を行い、また公約の実現度合いをもって国民の審判を受ける事になりますので、少なくともその責任の在り処と言う意味においては現行制度よりは優れていると思われます。

勿論、この世の中に完璧な制度等は存在せず、この首相公選制にした所でその欠点を指摘する事は容易い事です。それと、他国で取り入れられているこの制度もより大統領制に近いものから逆に議会制民主主義に即したものまでと方法論は数多く存在する為、実際実現させるに当たってはどれが一番なのかという議論は必要だろうと思われますが、首相のリーダーシップと責任の所在が問われ続けている現在の政治状況においては、私はそれがどの様な形であれ是非とも実現させて欲しい改革の一つだと考えております。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
総選挙に望む時点での党首は、1の答えに近い状態で選ばれていると思います。その党の中の党首選挙で勝った上で、その党が総選挙で勝っているわけですから。そして国民も「その党が勝ったらその人が首相になる」ということをわかった上で投票しているはずです。そこについて考えが及ばないのであれば、まず国民に対して議院内閣制についてしっかり教育する必要があるでしょう。
政権任期途中での首相交代が問題だと言うことですが、なぜ交代することになるのでしょう?
総選挙を勝ち抜いた党首が首相になっても、一年もたたずにやめろやめろの大合唱が起こるからでは?
なぜそこで民意の反映された首相を辞めさせたがるのでしょう?

>国会における内閣不信任と首相の判断による衆議院解散権は残すものとするが、公選制度によって選出された首相に関しては特別に制定された法律による以外任期中の解任は無いものとする。
これはよくわからなかったのですが、不信任は政治的な意味はあっても、首相をやめさせる法的な拘束力はないということでしょうか?それとも「特別に制定された法律」によって特定の理由が無ければ不信任できないようにすると言うことですか?

質問3については私の書き方が悪かったようです。
全員民間から登用可能になったとして、それだけの人数の自分を支えてくれるスタッフを、大政党の後ろ盾なしでどうやって集めるのか?
結局は大政党がバックについていなければ首相になれないのではないか?ということです。

お礼日時:2012/09/23 00:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!