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首都圏などではA駅発B駅経由C駅行きというようなキップを自動販売機で買いますが、第一路線と第二路線の経営母体がことなる(JRと私鉄など)場合、キップの売上料金の配分などは、まことに面倒な作業になると思います。やはり、細かく正確にコンピュータ処理しているのでしょうか。


よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

 今晩は。


 ちょっと待ってください。私はただの切符収集屋ですが、制度もある程度は理解していないと券面の内容を読み取れない場合も多くあります。

 磁気券など無かった時代は当然各社の話し合いで配分を決めていました。ただしここまでの回答を読むと、その後事情が全面的に変わったように解釈されます。しかしながら本当にそうだとだ断言できるほどコンピュータによる機械的な処理が実行されているとは思えません。
 機械的な処理の状況はここにあります。
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/knowledge/ …
第3節の(3) 連絡運輸精算にパスネットの処理の方式が記されています。
 一方で、現実として非常に複雑な路線と経路の実態があります。下記のページの事例はその典型ですが、これに近いものはほかにいくつもあると想像されます。
http://www.desktoptetsu.com/passnet.htm
http://www.geocities.jp/exyna_institute/pub/pasm …
 日本民営鉄道協会でも連絡運輸の精算は協議して合意すると記載しています。
http://www.mintetsu.or.jp/knowledge/term/116.html
ですから、現時点ではある程度までは機械処理によっているが、昔からの合議制による歩合決定の部分も残っている、これが真相ではないかと思います。

 ところでその歩合決定ですが、昔聞いた話では、両社相互の発券実績をある程度算出して、それで決めていたとのこと。一度決まると毎年概ねその数値が継続して用いられたようです。もちろん新規路線が開業したなどの場合はきちんと見直されたはずです。
 この質問に的確に答えられる鉄道ファンがここにいるかどうか判りません。ですが鉄道関連の質問ですからやはり↓のカテゴリで質問する方が良いだろうと私は思います。
http://oshiete.goo.ne.jp/category/615/
もし再質問をするようなら、その時にはこの質問自体のURLを忘れずに記載しておいてください。 
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この回答へのお礼

わー!!


待ってました、というようなご回答ありがとうございます。


切符収集という御趣味のジャンルがあるのですね。

こういうサイトならではの出会いに感謝します。



ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/14 22:22

>やはり、細かく正確にコンピュータ処理しているのでしょうか。



細かく、正確にコンピュータ処理をしていますよ。
例えば、阪神電車梅田駅から山陽電鉄姫路駅に行く場合。
阪神電車・神戸高速鉄道経由・山陽電車に乗る事になります。
しっかり、走行距離と各社の運賃体制及び乗車券の発売会社情報を元に運賃を分配します。
余談ですが・・・。
自動改札。乗車券を「たて・よこ・ななめ」に入れても、正常に乗車券を読み取りますよね。
また、乗車券が多少汚れていても折れていても正常に読み取ります。
この技術だけでも、色々と試行錯誤を立石電機(現、オムロン)技術陣が行なっていますよ。
確か、昭和42年に阪急電車が日本で最初に自動改札機を導入しています。
その後、各社の相互乗り入れが始まったので複雑な運賃計算もコンピュータでリアルタイムに行なっています。
逆に言えば、コンピュータが進化したので相互乗り入れが可能になりました。
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この回答へのお礼

詳細なデータありがとうございます。

そうですね、会計システムができたから、相互連絡が可能になったというご説明はエレガントですね。


ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/13 19:36

面倒ですけど、やることは明確なので、まさにコンピュータに適した作業です。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。たしかにコンピュータには創造性はないけれど、単純で、機械的な作業こそコンピュータの得意とするところと聞いたことがあります。

膨大なデータを処理して鉄道会社は売り上げを配分しているのでしょうね。



ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/13 15:26

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