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小学6年生の理科です。アルミニウムと鉄にそれぞれ塩酸を加え、その溶液を今度は加熱して、蒸発後でてきたものが、もとの金属と同じ性質のものかどうか確認する実験をします。教科書には、子供達に。「蒸発皿は完全にさめるまで、さわらせてはいけない」とありますが、完全に冷めるまで、なにもしないで、待っているのでしょうか?それとも実際は、待っていられないので濡れ布巾などで移動させ、次の実験(鉄のあとはアルミニウムを同じように加熱して、何が蒸発後出てくるのかみてみないといけません)にかかるのでしょうか?そのあと、その出てきたものに、磁石をくっつけてみたり、薄い塩酸を加えたりして、様子をみます。完全に冷めるまで2つを待っていたら、とても20分では実験は終わらないと思います。現場で実践されている工夫やアイデアがありましたら、どうぞ教えて下さい。

A 回答 (3件)

化学系の研究員をしている者です。


質問者は小学校の先生でしょうか?

>完全に冷めるまで、なにもしないで、待っているのでしょうか?
空気中に置いておくだけなので、別な作業をするなどしています。
別に遊んでてもいいんですが、それやると給料泥棒といわれかねんので(笑)
授業となると暇するわけにはいかないので、別に授業を進めるか、蒸発操作中までの観察内容の総括が必要でしょう。

>それとも実際は、待っていられないので濡れ布巾などで移動させ、次の実験(鉄のあとはアルミニウムを同じように加熱して、何が蒸発後出てくるのかみてみないといけません)にかかるのでしょうか?
基本的に加熱したるつぼや蒸発皿を放冷する場合は、デシケータ中や空気中で自然放冷するのが一般的です。
積極的に濡れ布巾のようなもので冷やすことはあまりしません。
(万一、蒸発皿などが急冷によりひびが入ると対応できませんし、急冷するということは熱い蒸発皿を相手に操作をするということなので、危険が増します。)
一応、扇風機などで放冷を促すことはできると思いますが。やってみないことには20分の保証はできません。
現場の作業では実験の種類に関係なく時間がかかる場合は、昼夜放置することで時間を稼ぐことが多いです。
(その日の夕方に加熱操作、とりだして夜放置して冷却、次の日の朝に次の操作といった感じ。)

教科書では、「鉄で一通り操作を覚えたのち、アルミでも同じ操作をやってみよう」ということでしょうか。
個人的には鉄とアルミ、同時に作業するほうが効率が上がると思うのですが、いかがでしょうか。
リアルタイムで鉄とアルミの反応を比較できるのは大きいと思いますが?
一番時間がかかるのは冷却だと思われるので、鉄とアルミを順次蒸発乾固するまで作業を進めて、
両方一緒に放冷、さめたら観察、塩酸操作。がいいと思います。

読む限り、やはり、放冷時間がネックですかね。
蒸発皿の冷め方がどの程度かは自分にはわかりかねます。予備試験(つまりためしにやってみること)が必要でしょう。
1時限でおさめるのが時間的に難しいならば、次の授業にサンプルを持ち越すという手もあります。
(サンプルが乗った蒸発皿は当然ながら先生サイドで管理が必要ですが。手間と物品(蒸発皿の数が必要)はかかりますが、確実です。)

以上、いかがでしょうか。
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冷めるまで待つべきです.小さな蒸発皿なら,火を止めてしまえばそれほど長い時間ではないはずです.


予備実験で確かめてください.
そして,その待っている間に他のことをやるとかで,時間をうまく使うしかありません.
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化学系の技術者です.


>「蒸発皿は完全にさめるまで、さわらせてはいけない」
は,安全上の問題だと解釈しました. 
アルミニウムや鉄や蒸発皿などの重さを正確に測定して行う実験(定量分析)であれば別ですが,そうでなければ,やけど(安全)に注意すればよいでしょう.
老婆心(蛇足)ですが,学校での化学実験の安全対策は企業でのそれに比べて甘いような気がします.今回の実験では,やけどのほかに,試薬の被液にも注意してあげてください.
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