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6.6KVの高圧受電設備のOCRの保護協調について、教えてください。
(正直申しまして、当方高圧受電盤設備の設計におきましては、素人に近いです)

受電盤OCRの下に3台のOCRが設置されております。
主変圧器盤のOCRと、その他の高圧設備向けのOCR2台(並列に設置されています。【言い方が適当か微妙ですが…】)
整定値は下記のとおりです。
受電盤のOCR【CT比150/5 T=3 L=2 瞬時=40A】
主変圧器盤のOCR【CT比20/5 T=4 L=2】
その他設備へのOCR1【CT比75/5 T=4 L=2】
その他設備へのOCR2【CT比75/5 T=4 L=1】
 ※その他設備のOCRの下部には、それぞれ、CT比150/5 T=2 ダイヤル=0.1の静止型OCRが設置されています。

この場合、受電盤のOCRのトリップ値は、90Aとなると思います。
その他設備へのOCRのトリップ値は、60Aになると思います。
主変圧器盤のOCRは、ちょっと無視しまして・・・

その他設備への、OCRにそれぞれ50Aが流れた場合、受電盤OCRには、100Aが流れてトリップと言う事には、ならないのでしょうか?

以前に、受電盤OCRと各OCRの保護協調が取れていれば、平気だと言う事を聞いたような気もするのですが、なんだか、納得いきません。
受配電設備全体のトランス容量や負荷設備容量も関係するので、一概には、答えは出ないかもしれないのですが・・・
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

レバーに関しては記述しませんが100A÷60A≒170%でどうなるかは誰もわかりませんが誘導円盤が動きそうにはなるでしょうね・・・


なぜなら規格ではレバー10で整定電流の3倍とか5倍とか10倍の数点での動作時間のみ保証しているものですから・・・

受電盤のOCR【CT比150/5 T=3 L=2 瞬時=40A】のCTとタップ⇒CT1&T1
主変圧器盤のOCR【CT比20/5 T=4 L=2】のCTとタップ⇒CT2&T2
その他設備へのOCR1【CT比75/5 T=4 L=2】のCTとタップ⇒CT3&T3
その他設備へのOCR2【CT比75/5 T=4 L=1】のCTとタップ⇒CT4&T4

と記号で呼び、以下箇条書きします。



まず以下が成立することはまずありません。

CT1の1次>CT2の1次+CT2の1次+CT4の1次

同じく

CT1のCT比×T1>CT2のCT比×T2+CT3のCT比×T3+CT4のCT比×T4



ならば電力申請した際の容量計算書に全体負荷を積み上げているものがあるはずです。
つまりある負荷は予備機があるので積算しないとかある負荷は夜昼の運転が逆転するから平準化するとかです。



と言うことで受電OCRの整定値はすべて電力さんの指示ですので根拠を聞き出してくださいませ。
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