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「消費者による労働供給量は賃金率の減少関数になりえる」とは何のことですか?

A 回答 (1件)

直感的な回答をしますね。


まず「消費者による労働供給量は賃金率の減少関数である」というのは,賃金率が上がると,労働供給を減らすということです(確認です)。
通常は考えにくいことですが,賃金率が著しく高い場合にこれは起こり得ます。
なぜなら消費者は
消費量が限界的に増えることで得られる限界効用=労働を限界的に減らすことによって余暇から得られる限界効用
という点で最適な行動をしています。
賃金率が著しく高い時には,消費者はかなり消費をしていて消費の限界効用はかなり低くなっています(限界効用低減法則)。一方で余暇からも消費者は効用を得ますので常に,もし労働供給量を減らしたらどれだけ効用が増すかという余暇の限界効用があるわけです。賃金率が高くなるとさらに働いて消費を増やして得られる効用よりも働かず余暇をを得ることで得られる効用のほうが大きくなるというわけです。
効用関数U(C,L)と時間制約式,予算制約式を書いて一階の条件を解くと上のことが確かめられると思いますよ。
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