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親がデコポンなど(割と高級そうなおおぶりの物)を贈ってくれたので、
2歳の子供にあげようとデコポンの皮をむいたところ
中に小さな1センチくらいの芋虫のような寄生虫が2匹程いました。
1匹は動いてました。もう1匹は果肉の中に丸まってました。果肉の集まる真ん中の空洞?にまゆ?のような薄緑のものもありました…。虫は1センチ程度、よく葉っぱ等にいるような芋虫ぽかったです。
そのデコポンは子供にはあげず虫のところを取り除いて、
それでも食べると言う主人に渋々食べてもらいましたが…
虫のいたものを(目に見えない卵などあるかも?)食べてしまって大丈夫でしょうか?
(まだたくさんあります)
また割と高級そうな箱に入っていたデコポンにそんな虫なんているものでしょうか?
またそのような虫を卵も含め食べて、なにしかしら寄生されるなど害はあり得ますか?
またこのデコポン及び、今回贈ってもらった他の果物がいくつかあったのですが
全て上記虫が食うような無農薬栽培の果物だとして、人体に有害な回虫・サナダ虫に感染する可能性はありますか?
かといって高級そうな果物を捨てるのは忍びないですし、親としては2歳の孫に与えてほしいのだと思うのですが、どうなんでしょうか?(ジャム等にする以外に熱を加える訳にいかないですし)

果樹などにつく虫等に詳しい方、お願いします。

A 回答 (4件)

 お礼、ありがとうございます。

#3他です。

 寄生虫感染が動物由来であることはご理解されたと思います。たとえば、果物にいかに多数の虫や、その卵がいたとしても、それが動物の体内で繁殖することはあり得ません。

 すると、心配すべきは動物を媒介し、動物の摂食・排泄サイクルにいる寄生虫であるわけです。

 となると、そもそもそうした寄生虫の害を考えていかねばなりません。調査された範囲内では、戦前でも日本人の5割には寄生虫があり、戦後しばらくでは7割に達します。

 では、寄生虫によって平均寿命が縮まったのかどうかです。それは、むしろ逆です。充分に食べられるから寄生虫に接する機会が多かったのであり、食べるにも事欠く人だと、寄生虫は少なかったわけです。たとえ寄生虫が体内で孵化しても、栄養が入って来なければ、寄生虫は死んでしまいます。宿主も栄養不良で寿命は短かった。

 もちろん、稀な寄生虫の中には危険なものがあります。しかし、そうしたものは生鮮食料品に気を付けても、寄生率を下げることはできません。これらは気にしても仕方がありません。偶発的な事故でしかありませんから。そうなったら、医療機関に相談するだけです。もちろん医療機関としては対応方法はあり、大事には至らずに処置できます。

 寄生虫が体内にいるという感覚は嫌なものです。では、どうしてそう感じるかということですね。

 それは、寄生虫が衛生上の指標になるからです。寄生虫自体では害を心配する必要がないことは、既に申し上げた通りです。でも、衛生上はどうかということになります。寄生虫が易々と侵入するなら、たとえば、食中毒を起こす細菌も同時に易々と侵入すると考えるべきです。

 だから、洗うということが以前は強調されたわけですね。非加熱で食するとしても、国内産は心配ありません。生食に中が必要と言われる豚肉ですら、国内産に寄生虫はいません。食肉としての豚に、寄生虫が入り込むサイクルは、もうありません。

 海外産で、ポストハーベストと呼ばれる農薬の大量噴霧がないものは、やはり心配すべきでしょう。たとえば、海外での果物の生食では、洗う、皮を剥くという注意があります。そうしたことは、未だに注意する必要がありますし、個人ルートで持ち込まれたものは、同様に注意すべきでしょう。しかし、加熱すれば心配ありません。

 どういう経緯で生育したものかを把握しておけば、それについて注意していればいいわけですね。国内産と分かるなら、心配は要りません。国内産を重視している消費者で、寄生虫が心配されてはいません。健診でも寄生虫については、対象から外されて久しく、健診対象に復活する動きは全くないことからも、それは分かります。

P.S.

 これとは別に、歴史上の故事で寄生虫に言及されることがあります。平清盛が重体の疾病に陥り、寄生虫を体内から排すると治ったということが伝わっています。こうしたことは伝説と考えてよいです。庶民の知恵とは合わないことですので。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
動物経由の物に寄生虫などの可能性がある事がよく分かりました。
少なくとも今回のデコポンについてはよっぽど心配しなくて良さそうですね。
重ね重ねありがとうございました。

お礼日時:2013/02/09 23:19

 お礼、ありがとうございます。

#2です。

 肥料として、非加熱であるような排泄物由来のものは、もう手に入らないのです。自分のものを使ったとしても、すでに寄生虫がいない環境のものです。寄生虫が入り込む余地はありません。家畜であっても同じです。

 なお、存在しないとは申しません。生物の排泄物は肥料に限らず、リサイクルされることは、多々あります。しかし、その素材の性質は充分に考慮されています。このことは仕事で関わったことがありますし、人の口に入るものへの経路としては、極めて不人気だとは申し上げておきます(これ以上は業務上の守秘義務により申せません)。

 そして、それは肥料由来だけです。寄生虫が多かった頃でも、流通経路由来のものはありませんでした。寄生虫の卵は空気中に飛散しないし、食品同士の接触でも他に移りません。そういう粘着性がないと、排泄物(ほとんどの哺乳類は食しません)に触った手などから振り落とされ、少なくともヒトの寄生虫としては滅びてしまいますので。

 現在では、洗剤を使わない野菜をサラダにして食べ(昔は食器用洗剤で洗えと指導されていたことすらある)、さらには洗わないリンゴをかじったりまでします。それでも寄生虫の問題は発生しない状況です。

 確かに、食べようとしたら生きて動いている虫がいて、それが有害か無害かは直ちに分かることではありません。その場では心配になるのも無理はありません。

 しかし、それは承知の上での無農薬野菜であり、さらには有機肥料による栽培です。虫がいたからとして、それが『有機栽培』を駄目にするなら、そういう農業は廃れています。もちろん、いないに越したことはないですが、無農薬・有機栽培の売りは『虫も殺さない安全な作物』であるわけです。

 危険な虫が混入しそうなら、有機栽培を信念にしていても、駆除することをためらう人はいません。そうする人がいないのは、危険な虫がいないからです。しかし、それでも虫が付くことが不安な場合は、殺虫農薬を使います。それは、栽培者の判断次第です。

 このことについては、消費者個々人の選択になります。何であれ、無暗に危険な食品が出回ることはありません。危険な虫もいそうにないし、規定通りに使って危険な農薬もありません。

 また、趣味の農園や家庭栽培であっても、既に農業から心配な寄生虫は、意図せずだとしても駆逐されていますから、無いものはどこからも入り込むことはありません。

 ですから、ご懸念には及びません。

P.S.

 ちなみに殺虫農薬は、ほとんど全てが揮発性です。これは、飛んでくる虫を避けるためには、揮発して周りの大気に広がらなければならないからです。そのため、もし残留農薬があっても、加熱すると揮発して食品にはほとんど残りません。加熱は揮発性を非常に高めるためです。
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この回答へのお礼

追記までお答え頂き、ありがとうございます。
そうなんですね、もちろん気をつけられる事はやってらしゃいますよね。
回答頂いた事で、安心感が持てました。
よくネット等で無農薬栽培等と調べると、実際の文献も交えつつ、近年、無農薬栽培の見直し・普及により再び寄生虫感染が増えている…などという記事を見かけるので、よく不安になる次第です。これらの記事は本当なんでしょうかね?
海外の無農薬栽培などの食物を取り寄せられる特定の富裕層を指してるんでしょうか?それとも海外旅行者等が、国内と同じ感覚で食べた生野菜などから感染した事例をかいつまみつつ、記事にしてるのでしょうか。
本当に色々な情報に振り回されてる自分が情けないですが…。
ですが一方で回答者様のような尤もなご意見や、数年前内科の先生とのお話の中でも、最近は寄生虫感染者なんて滅多に診る事が無い、というお話を伺う機会もありましたし…。一消費者として、色々な情報のどれが正しいのかいつも迷います。

お礼日時:2013/02/08 10:39

 ご心配になられるポイントが少し違うため、そのように気にされる必要はありません。



 植物の中で育つ虫は、ヒトの体内で育ちませんし、その卵もヒトの体内で孵化することもありません。いずれも胃や腸の消化液で死滅します。

 植物からヒトに入り、体内で孵化して育つ寄生虫は、実は肥料由来なのです。そうした寄生虫は、植物の表面や中で孵化して育つことはありません。

 ずいぶん以前は、日本人には高い確率で寄生虫がいました。それは、肥料にヒトや家畜の排せつ物を使っていたからです。食用植物としての野菜や果物は、そういう農業の偶然性により、肥料から付着する媒介になってしまっているだけで、寄生虫が食用植物を積極的に利用して、ヒトに寄生するわけではありません。

 こうした寄生虫の卵は、殺虫農薬では死にません。そうした農薬は、食用植物を食べたり、枯らせたりするものだけに対するものだからです。寄生虫の卵には有効ではないのです。

 化学肥料の普及により、肥料由来の寄生虫は激減しました。寄生虫が繁殖できる排泄物のサイクルが断たれてしまうからです。

 それと共に、たとえば水洗便所でない便所でも、寄生虫の卵が死滅するような工夫がされています。これも、寄生虫の繁殖サイクルを断つような仕組みです。

 そうした対策により、かなり以前に、寄生虫はほとんど消滅したと言ってよいです。あるとすれば、海外旅行などの国外での生鮮食料品の摂取によるものなどだけです。

 寄生虫の害や益については言及を避けますが、いないほうが安心なのは基本としてあります。それは、栽培農家も充分に心得ていますから、寄生虫の繁殖サイクルに入ってしまうような栽培は避けています。

 ですので、ご心配は要りません。

P.S.

 それでも不安が残る場合は、加熱すれば寄生虫は防げます。果物でも、味が変わったり、ビタミンが壊れる恐れはありますが、皮付きのまま、中まで熱が通るまで茹でたり蒸したりすればOKです。電子レンジでは爆発することがありますので、避けたほうが無難です。

 日本人に寄生虫が多かった頃は、生野菜を食べるようになったことで急上昇しました。それ以前で共通してあるのは、漬物です。特に浅漬けからの寄生も多かったでしょうね。煮炊きしたものでは、寄生虫の卵は死滅します。これは100度までである必要はなく、タンパク質が確実に変性する温度で充分です(70度程度の加熱殺菌はよく行われる)。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
自分の論点のズレの認識なども含めて認識でき有り難いです。
以下、改めて確認だけなのですが
<それは、栽培農家も充分に心得ていますから、寄生虫の繁殖サイクルに入ってしまうような栽培は避けています。>
というご回答がありましたが、ある程度品物を流通させている(完全な個人で趣味程度にやっているところでない)農家の方は基本的に人糞仕様等、寄生虫などの危険のある栽培方法はやっていないという認識でよかったでしょうか。
親へ未確認ですのではっきりとはわかりませんが、恐らく個人商店の青果店のようなところで、箱いっぱいにランダムに詰めてもらったものだと思います。(過去の親の行動パターン等から)
無地の箱に詰められてた為、こちらで購入店を特定するのは難しいです。(さすがに親に聞く訳にもいかず…)ちなみに、他にザボンがあり、それは熊本産となっていました。他のデコポンなどは詳しい産地・農家等は記載されてませんでした。
神経質でくだらない質問にも関わらず、お答え頂いたのに、更に確認してしまい申し訳ありません。
もし良ければお教え下さい。

お礼日時:2013/02/07 19:23

どちらか選んで下さい。



・虫も寄り付かないような化学物質にまみれた、虫が一切居ない、見た目がとてもきれいな農薬漬けフルーツを食べさせ、食物連鎖で高濃度の有害物質を身体に蓄積させる。寄生虫も寄せ付けず温室育ちにしたため、免疫機能が弱く、抵抗力もなく、病弱でアトピーやアレルギー持ちの、不健康な子供が育つ。

・虫が寄り付くけど、化学物質が一切入ってない、見た目も悪く、天然の色なのか変色してるのか見分けの付かない、健康なフルーツを食べさせる。多少の虫に寄生されれば、免疫機能が上昇し抵抗力が増して、アトピーやアレルギーを起こさない元気な子供が育つ。

虫が入ったら虫下しを飲ませればよい。多少の卵なら胃に入った段階で胃酸で溶けて死ぬ。

「寄生虫は有害だ」って妄信して、すべての害から遠ざけたら「害悪のある物に接した時に、対抗できずに悪化する」ので、どっちが良いか考えた方が良いでしょう。

なお、免疫力アップ、寄生虫との共存共生を目的に、自分で寄生虫を身体に飼ってる人も居る。

それを「キモイ」の一言で一蹴するのは質問者さんの自由。好きにして下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の場合ですが、昔から愚かではありますが、寄生虫の形・生態などに尋常じゃない恐怖を覚えます。(害・益関係なく)ですのでできれば避けて通りたいのですが…
ご指摘の通り遠ざけすぎるのも、身体的にも、精神的にも良くないかもしれませんね。現在の日本の流通状態も含め認識したいと思います。

お礼日時:2013/02/07 20:45

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