プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

自宅の給湯器を変更するにあたりエコジョーズについて少し調べたところ、表題のような疑問がわいてきました。その内容を整理すると以下です。詳しい方がいらっしゃいましたら是非討論いただければ幸いです。開発者の方など、具体的にご教示いただけるとありがたいです。が、化学は中学までです。

:排熱を利用する際に、強酸性の水(ph2.8程度。)が発生する。
:この水を中和し(ph6.8)ドレン排水として自然界へ排出する。
→このドレン排水は環境負荷ではないのか?
→単に”中和”処理だけで汚染水でなくなるのか?

:中和の過程で、炭酸カルシウム(寒水石)による処理が入る。
→処理後の寒水石は高度の汚染物質とならないのか?

最終的な疑問
→結局、温室効果ガスは減らせても新たな汚染物質を産んでいるのではないか?
→だとすれば総合的に見て”エコ”ではなく、単に熱効率を追求した新型機である。

と思います。私の考えは短絡的でしょうか。素人がネットで調べた上での結論です。
どうか参考意見を頂けれと思います。
エコジョーズについては批判的意見が少なく、そういった意味で吟味が不十分ではないかと感じています。デメリットが示されていないため、判断材料が偏っているのです。
個人的には本当にエコならば、買うべきと思います。
もしかすると従来機の方が、二酸化炭素は出すが、相対的に見て環境負荷が弱いのであれば、最終的にコスト高になってもそちらを購入すべきと思っています。

金額ははっきり言ってどちらも大差ないので(初期費用の問題のみ)、環境負荷をキーワードに購入選択をするつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

従来品であっても窒素酸化物は放出されております。


従来品は気体として直接空気中に放出
エコジョーズは水に溶けた状態になるだけですので、
環境に与える影響度はほぼ同等となります。

参考URL:http://www.gasspec.jp/maker/ecozyouzu_towa.html

この回答への補足

有難うございます。
ではむしろ大気中にそのまま放出していたのを、少しばかり食い止めているという解釈になりますか?

補足日時:2013/02/27 22:11
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この回答へのお礼

一連のご回答を皆さんからいただき、大分整理がつきました。

私の中で整理できたこととして、

>エコジョーズは熱効率を追求した結果として放出する二酸化炭素は明らかに低減できている。
>利用したガスに対する相対的な汚染物質量は減らないが、かといって増えるわけでもない、

つまり排水の問題については回答者様のおっしゃるとおり

>環境に与える影響度はほぼ同等

が最も妥当なお答えと思いました。

お礼日時:2013/03/03 07:55

熱効率が良い分、二酸化炭素排出量が減少するため、エコジョーズのほうが環境負荷が少ない、と思われます。




質問者様が懸念されている酸性の排水ですが、

おそらくガスの燃焼時に発生した窒素酸化物、硫黄酸化物が凝結水に溶解した物だと思われます。
ということは、エコジョーズであるがために発生しているのではなく、エコジョーズであるがために回収できている、と考えられます。
要するに、通常のガス給湯器の場合は、発生した窒素酸化物、硫黄酸化物は大気放出されているが、エコジョーズでは回収されているということです。
つまり、エコジョーズであるがために、環境負荷が増えていることはありません。

続いて中和された後ですが、
pH6.8という数字については、現在の雨の酸性度はpH4~6であり、全く問題ありません。
その成分については、おそらく硝酸カルシウムや硫酸カルシウムと思われます。
硝酸カルシウムは肥料としても使われますし、硫酸カルシウムは石膏の主成分です。
BOD、COD、窒素含有量とも排水基準値以下となっていますので、問題ありません。

参考URL:http://www.gas.or.jp/collabo/defactken/pdf/drain …

この回答への補足

有難うございます。
ではむしろ大気中にそのまま放出していたのを、少しばかり食い止めているという解釈になりますか?

補足日時:2013/02/27 22:11
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この回答へのお礼

硝酸カルシウムにすることが環境低減につながる、という確証はありませんが、少なくともこれまでよりも炭素は出さないということは良く理解できました。
有難うございます。

お礼日時:2013/03/03 07:45

エコジョーズは潜熱を回収するために、燃焼ガス中の水分が凝縮してドレンになります。


ここに、燃焼によってできた窒素酸化物が溶け込んで酸性水になるようです。
この窒素酸化物はそのまま放出されれば光化学スモッグや酸性雨の原因になりますので、
そのうちの一部を回収できていることになると思います。

この酸性水に炭酸カルシウムを入れて中和するわけですが、
加える炭酸カルシウムや中和後できる硝酸カルシウムは
肥料等として使われるものなので、環境負荷がゼロではないものの、
それほど問題になるほどではないと思います。
実際、現在は雨水としての処理でOKになっています。

結局CO2は削減できて、窒素酸化物も一部回収、中和処理して排出するので、
それだけ環境負荷は低くなると言えると思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>そのまま放出されれば光化学スモッグや酸性雨の原因になりますので、そのうちの一部を回収できていることになると思い

私もそう思ったのですがちょっと短絡的かも知れないと、疑い始めています。おそらくそれが本当なら、エコジョーズの利点としてメーカーはばっちり強調して述べるはずなんですよね。
また硝酸カルシウム自体はおっしゃる通り肥料として有名なようですが、環境に害がないというわけではなく、環境に対する影響がきちんと調べられていないので分からない、といったほうが妥当かもしれないと思いました。

また他のサイトで知ったのですが、硝酸カルシウムは

http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss1037c.html

お礼日時:2013/03/03 07:43

エコジョーズを使用しています



まずは驚愕の熱効率です。
同等の給湯の使い方でノーマル給湯器よりも、ガス代が3割減
CO2も3割減でしょう

ドレン水は、そのまま地面に垂れ流ししています

ドレン水そのものも僅かしか出ませんが、雑草も全く気にせずに生えてきているので特に問題ないのでしょう

他の回答にもあるように、ノーマルだと大気放出されていたものが、回収され中和も行われるので、環境負荷はより低くなると思われます
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この回答へのお礼

回答、有難うございます。
ただエコジョーズを購入した人は基本的にエコジョーズを肯定されるので、そのような意味で当たり前の回答と思います。
できれば具体的に時系列にガス料金を提示して分析していただければありがたかったと思います。
しかしながら事実として今のところは問題がないということですね。使用されて何年くらいでしょうか。

お礼日時:2013/03/03 07:33

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