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例えば、親が発達障害の認定を受けてたら、発達障害の存在を認識してる機会が健常者よりも多いが故に、自分の子供について「発達障害かもしれない」と不安して、発達障害の診察を健常者より多くやってしまう傾向がある。その結果、統計上、発達障害が遺伝しやすい様に見える。
実際には発達障害には遺伝的要素が無い。

発達障害が遺伝するというのは、どういう論理から結論されているのでしょうか?

A 回答 (4件)

私宛に頂戴した「人財コンサルタントさんの視点からはどう思いますか?」にお答え致します。




アスペルガー症候群の方が、就職困難になっているのは、よく理解しています。
その原因として、

(1) この病気の認知度が、企業側にほとんどないこと。
(2) この病気を「うつ病」と勘違いして企業が多く、そのような対応していること。
(3) この病気が知られてまだ日が浅いこと。(厚生労働省でも7年ぐらい前に法的整備ができたばかりです)
(4) 全国で病気に対する認知のセミナーが活発に行われていないこと。
(5) 専門家であるはずの精神科医の半分以上が、まだ病気のことをよく理解していないこと。
(6) 本人ご自身も、仕事の適正がハッキリ理解されていないこと。


厚生労働省では、アスペルガー症候群の相談窓口を全国に展開中をしているところです。

まずは、発達障害者支援センターに相談窓口に行かれることをお勧めいたします。 
アスペルガー症候群と言ってもどの程度なのかをまず判断したほうが、本人にとってとても安心につながります。

企業の人事担当者には、勉強会や講演などを通して正しい理解と、対応について進めている最中です。 
また、
就職支援をする企業も数年前から数社起業されています。
このような就職支援企業では、専門家をおいて、

(1) 病気の特性を活かした仕事の見つけ方、
(2) コミュニケーションの改善の仕方、
(3) 履歴書の書き方、
(4) 採用面接の受け方など

の訓練を行って病気の特性を生かして、自己改善もしてきます。
自分への自信が持てて、改善が見られたら、相応しい企業へ推薦をしてくれます。


自分ひとりで100社も200社も書類提出しても、それらの企業の選び方に、そもそも問題があれば、
たとえ1000社と面接しても採用されないと思います。 
これは、効果的な就職活動とは思えませんね。 

元人事部長のアドバイスとして、まずは、

(1) ご自身が自分の強みと弱みを明確に理解し、
(2) 強みが活かせる仕事を特定し、
(3) その上で、その企業を選択します。 
(4) それから、その企業に向けて書類を作成し、
(5) 面接

と言う順番でが、最も適切な就職活動と言えます。 

アスペルガー症候群に理解ある企業は、適材適所を理解しています。
アスペルガー症候群の方を求めている企業もあるので、病名は隠さないことです。

この回答への補足

なるほどです。
大体わかりました。

それにしても・・・これだと、うつ病になっても仕方が無いですね。

社会弱者的な立場で、悪く表現するなら媚を売る様な立場として宿命付けられてる。
鈍感か依頼心が強い人間ならまだしも、プライド高いとか、既に一人で努力してしまった人なんか、
「人生つかれた。今更原因が判ってもねぇ……今までの努力返せ!」と無気力、絶望的状況に追いやられるのではないかと。そんな気がします。

もっと、なんかこう、落ちるとこまで落ちた人が這い上がって、一段突き抜ける術の様なものはないのでしょうか?

例えば、人生にふてくされてネットで愚痴を吐きまくる~政治のせいにする。みんなから叩かれる。悔しくて政治とか経済の勉強をしてしまう。
いつのまにか学者以上の知識を身につける。

あるいは、みんなから叩かれる=悔しくて皆の思考回路を勉強して言い負かそうと人を観察、数千の人の感情を研究、ついでに心理学を勉強する。いつのまにか学者以上の知識を身につける。

ぱっと見てこの人は全然使えないのですが、どっかの教授とも引けを取らないくらいに博学で、
ある日、麻生太郎が偶然その人の愚痴ブログにやってきて、その専門的能力を認める。あるいは政治学で意気投合し、政界に導かれるという神秘が起こるとか。

もしくはゲームが好きで、引き篭りながら自分の求める理想のゲームが欲しくて、ゲーム開発ばかりやって、フリーゲーム(魔王物語物語)というのを作成し公開、人気化するとする。

人気に乗じで企業がゲームのライセンスを買い取ってくれるとか、ひたすらゲームを作ってる過程でとんでもない凄腕のプログラマーになってたりして、気付けば就職なんかしなくてもフリーのプログラマーでやっていける・・・

みたいな感じに成るなんてことは、なかなか難しいと思うけれど、有り得ない訳でもなですよね。
もし、第三者がそういう作用を利用したり、あるいは誘発、促す様な事ができたりしたら、なんだか良い意味で幅が広がる気がするのです。

それについての実用的な術については私は思いつかないのですが、
もしかしたら戦略人財コンサルタントさんの視点からなら閃くのではないかと期待してます。

どうですか? 何かを思いつきますか?

補足日時:2013/04/02 15:43
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人財コンサルタント 行動心理学を専門としています。



上場企業の人事部長と役員をしていた時に、大人の発達障害者がいました。
この時、このアスペルガー症候群の専門的な勉強をしてまいりました。

その結果、この大人の発達障害(アスペルガー症候群)は脳の障害で病気です。 コミュニケーションを取るのが苦手である一方、人にはないほどの集中力と専門分野の驚異的な能力などの特性があり、普通の人からは病気だと分からないのです。本人も、性格や資質と勘違いして苦しんでいるのが現状です。

さて、遺伝の話ですが、現代の脳科学では、遺伝的なところは認められていません。
ただし、大人の障害発達を治療しなくて、そのままほおっておくと「うつ病」になるケースが多々あります。
うつ病は、遺伝によるものだと発見されました。しかも、前頭前野の一部に損傷が見られる病気であることも判明してます。 このようなケースは、大人の発達障害には見られません。

注意することは、精神医でもアスペルガー症候群を診断できる医師がまだまだ少ないのです。
多くの意思は、うつ病とか、自閉症と判断しています。この診断ミスが本人の生活に大きく負担にのしかかります。 ただしく診断してもらうことが必要です。
アスペルガー症候群であれば、生活面や仕事面で気を付けることは、

(1) 自分の強みを認識し、強みを活かした仕事に就くこと。
(2) IT関係や専門性の強い仕事に就くこと。 ビル・ゲイツ氏も実はアスペルガー症候群なのです。
(3) 食事時間やアフター5に、無理して同僚と食事や飲み会に行く必要はない。(苦手なので強いストレスを感じます。上司に事前に言えば理解してくれます。)
(4) 空気を読むことができないので、商談や接客のない仕事に就く。


プロジェクトなどの進捗情報などの確認は、人一倍得意なので、状況把握の仕事、マニュアル化する仕事、共有化するノウハウ構築などの仕事、入金処理、伝票入力や確認、事務、契約書作成はミスなくたんたんと仕事を集中的にできるので、この分野で活躍して戴くのが、適材適所と思ています。

ながながと説明しましたが、アスペルガー症候群は遺伝的要素はありません。 そのままほっておくとうつ病になります。うつ病は掛かってしまうと治療しても治りません。そして、脳の障害を起こします。
そのようにならないように、アスペルガー症候群の直りませんが、病気の進行を食い止めるようにしなければなりません。

あ、そうそう、ひとつ言い忘れておりましたが、アスペルガー症候群の部下を持つ上司の意識の問題ですが、
指示を出す時は「5W2H」で明確に説明する、曖昧ないい加減な指示や話は厳禁だと認識しておくことが必要です。
これは、家族の人もおなじです。会話の内容を明確にして、会話すればいいコミュニケーションができます。
ムリして冗談を言ったりからかったりしては、強いストレスを与えてしまいます。
注意点ですね。

病気に対する認識をして、次に、その人の理解を個別にすれば、アスペルガー症候群の人と上手に付き合えます。 アスペルガー症候群の方は、とても純真ですごくまじめな方です。
下手にウソをついたり仕事をごまかしたり、人をだましたり、不正行為をすことができません。
それが強みです。 ですので、活躍する場面、職場は沢山あります。
応援します。

この回答への補足

”雇用主の立場から問題ある社員への対応方法””雇用主主体の考え方”として解釈しました。

ところで、雇用されてないアスペルガー個人での対応策は無いのでしょうか?

例えば沢山の面接を受けても採用されないアスペルガーは、アスペルガー特有の症状により採用されないのだとしたら、永遠に良いとこの会社には入れないという可能性ありますよね。

大学まで行ってフリーター人生で終わるとかは、ちょっと自分なら受け入れがたいというか・・・
100社200社根性で面接して寛容な会社を見るけるとするのも悪くないけど、意味があるとも思えないし、きっと挫折してうつになると思うのです。

アスペルガーが一般人に無い優位性を持つとしたら、アスペルガーな人と会社をマッチングする業態があっても良いと思うのだけど・・・
人財コンサルタントさんの視点からはどう思いますか?

補足日時:2013/03/30 14:23
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発達障害とされる概念は仮説に過ぎません。


そもそも精神医学というものが仮説の上に築かれたもので、
その基盤は西洋社会のイギリスに始まった「優生学」です。
優生学とはご存知のように、
人間の優劣は生まれながらに決まっているとするものです。

その概念は人間を差別するために考え出されたもので、
ヒトラーの時代には人々を虐殺するための理由として大いに利用されました。
その概念が今再び、人々に適用されようとしています。
かつてはアルコール中毒や犯罪者も遺伝するとされていました。

発達障害は病気でもなければ、遺伝もしません。
人間の能力は一律ではなく、ある面では人よりも秀でているようでも、
ある面ではそうでもなかったりするものです。
そういったことを異常と判断する精神医療こそが、
実は仮説の上に築かれたものなのです。
ですからどんな論理が展開されたとしても、
それらは仮説の上に築かれた仮説にしか過ぎません。
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書かれているようなケースも想定しうるでしょうが、もっと根本的なこととして、定義上そうなっているという側面があります。


発達障害は「先天的な要因によって生じるもの」とされています。
「先天的な」というなかには胎児期の影響なども含まれますので、先天的=遺伝的ではありませんが、遺伝的な要因が多くを占めていると推測するのは妥当な論理だと思います(そうでないならもっと時期と原因を限定した定義になっているはずです)。
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