「雲の階段」での病院の保身方法

Question

テレビドラマ「雲の階段」を見ています。

相川三郎は田坂総合病院に着任早々に代議士の手術をしたことによって、無資格医であることを早い時点で院長は知ってしまっていましたが、それなら、院長はその時点でもっと別の手段をとることで病院を守れたのではと思えて仕方がありません。

無資格医であることを承知の上で副院長の座に座らせてしまったり、そのまま医療行為を続けさせては、いつか破綻することは避けられないと思います。

相川三郎は、医師免許はなくても、本物の医師も一目置くほどの技術と知識の持ち主なのですから、彼が偽医者とわかった時点で医大に入れてしまえば、当然年月はかかっても、結構簡単に好成績で卒業して本物の医師になれたのではないかと思うのです。

院長としては、娘と結婚させるために招いた医師をなぜ病院に置かないのかをうまくごまかして周囲に説明しなければならないという問題や、既に医師であるはずの相川が医大に入って免許を取ろうとしているという矛盾に気づかれないように配慮する苦労などはあるかもしれませんが、何とかして本物の医者として戻ってきてくれれば、その後は、かつて病院が無資格医に手術をさせてしまったことは隠し通せたのではないでしょうか？

病院は、相川三郎を脅してきた男に多額の口止め料を支払うことが出来たくらいですから、三郎に免許を取らせるだけのお金は用意できたのではないでしょうか？

「それではドラマが面白くならない」とか、「そういうことは社会として許してはならない」といった部分には、とりあえず目をつぶって、あくまでも皆さんが院長の立場になって自己保身をしたいものとしてお答え頂けるとありがたいです。

また、「既に医師であるはずの相川が医大に入って免許を取ろうとしているという矛盾に気づかれないように」という工作も最大限に都合よく成功するものとしてお考え頂けないでしょうか？ まあ、ドラマですから。

病院は、相川三郎に医師免許を取らせることで保身するということは無理だったのでしょうか？
無理だとしたら、どういうところでそれが不可能だったのでしょうか？

私には、医療の世界にいらっしゃる方々が医師免許をお取りになるまでのプロセスがよくわからないので、教えて頂けないでしょうか？

どうかよろしくお願い致します。

fumiisuke · Accepted Answer

医者の世界はとても狭く、医学部に入る時点で相川が無資格医であることが病院関係者と大学関係者にばれます。
お金を使って一時的に黙らせることも可能でしょうが、いつか必ずマスコミにばれるでしょう。
仮に医学部を卒業できたとしても、医師法により「医事に関し不正のあったもの」とみなされ医師免許が交付されません。
私なりに考えたのは、相川が外国語の医学の授業が理解できたとして、どうしても医師免許を取りたいのであれば、海外留学と称して外国の医学部に入学させそこで医師免許を取得させ、日本で医師免許を取らせるのはどうでしょうか？
その場合、過去に無免許医であったことがばれたら日本の医師免許は取り消しになると思われますが。

cvdaip · Answer

私も質問者さんと同じことを考えました。

例えば田坂家に婿入りして田坂三郎と別人になって、
地方の私立の医学部に行けば、だれも知らないでしょうし
ばれないと思います。

長期海外留学に行っていることにすれば、体裁も保てると思います。
ただ、医師検索システムは卒業年度が出ますから、
卒業後も調べられれば過去の医療行為がばれてしまうでしょう。

しかし少なくとも、破滅するのを待つだけよりは建設的だと思います。

ただ、私は原作を読んでいないのですが、初版は昭和なんですよね？
当時は医師検索システムもありませんし、世の中にもニセ医者は
たくさんいて、腕がよければまずばれなかったでしょう。

昔の話を現代に置き換えることで、少し矛盾が生じましたね。

でもドラマも面白くて私も大好きです。
何で視聴率が低いのでしょう（笑

「雲の階段」での病院の保身方法

医者の世界はとても狭く、医学部に入る時点で相川が無資格医であることが病院関係者と大学関係者にばれます。

私も質問者さんと同じことを考えました。

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