
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
その有理数解の一つを
x=p/q
(p,qは互いに素な整数,q>0)
とすると、
(p/q)^2+m(p/q)+7=0 ・・・★
分母を払って、
pを含む項をまとめる
→ p(p+mq)=-7q^2
p+mq≠0なのでpは右辺の約数。
pとqとは互いに素なのでpは7の約数。
∴p=7または-7
qを含む項をまとめる
→ q(mp+7q)=-p^2
mp+7q≠0なのでqは右辺の約数。
pとqとは互いに素なのでqは1の約数。
∴q=1
(↑と同様の方法で#1に書いてあることが証明できます)
p,qの値を★に代入してmを求めます。
ちなみに、解は1つだけ考えればいいです。片方が有理数解
ならもう片方も必ず有理数解になるからです。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
解の公式を考えて見ましょう。解が有理数と言うことは、解の公式で平方根のある部分つまりは判別式といわれる部分が、有理数の平方の形になって、平方根号が外れるときですね。
そこで、判別式=m^2-28 が nを有理数として、n^2になるときですね。
つまりは m^2-28=n^2 とおけます。
ここで左辺は自然数ですから、nも整数になります。 (この時点では、n自身は負の可能性もありますので)
変形すると m^2-n^2 = 28 因数分解して、(m+n)(m-n) = 28,
m,n は整数ですから、m+n, m-nも整数で ともに奇数かともに偶数です。
なぜなら、m、nがともに偶数またはともに奇数のときのとき、その和と差なので、m+n, m-n ともに偶数
m,nのいっぽうが奇数で他方が偶数のとき、その和と差なので、m+n, m-n ともに偶数
(これは可能性を減らすため説明するのです)
積が28で、ともに奇数になる2数はない。 ともに偶数になるのは、2と14 か (-2)と(-14)だけ
したがって、m+n = 2 , m-n =14 か m+n =14, m-n=2
よって m=8, n=-6 または m=8、n=6 いずれの場合もm=8ですね。
または m+n =-2 , m-n =-14 か m+n =-14, m-n=-2
よって m=-8, n=6 または m=-8、n=-6 いずれの場合も m=ー8ですね。
しかし条件にmは自然数とありますから、m=8の方だけですね。
ちなみに、(-6)^2の平方根も、6^2の平方根も6になりますから、nは自然数とはいえないのです。
(有理数)解は m=8の時 x = -7 ,-1
となります。
以上ですが、このように判別式は、実数解の数だけではなく、
解が有理数か否か、
言い換えると(整数の範囲で2次式が)因数分解できるかどうか
ということにも大きく関係があります。高校になると有理数や無理数の世界を
2次方程式と関係づけて、もう少し授業で説明しても良いのではないかと思いますが、
あまりやっていませんね。
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