性格いい人が優勝

ウチのIHコンロは鍋の種類によって随分、熱が違うようです。
例えば1Lを沸騰させるのに、このまえ買った24cmフライパン(IH 対応)だと、ステンレスの深鍋の2倍以上時間が掛かります。

このフライパンは時間が倍掛かる分、消費電力も倍かかるのでしょうか。
それとも結果的な発熱量が同じなら、消費電力は変わらないのでしょうか。

言い換えれば・・。
IHの目盛りが同じなら、鍋に係わらず同量の電磁波が出ているのでしょうか。
それとも熱に変わった分だけ電磁波が供給されているのでしょうか。

IHは1500wとかなので、10wクラスの照明をこまめに節電した分など一発で吹き飛んでしまいますよね。
電子器具はガスの様に目で見えないので、どうなっているのかサッパリ分りません。

A 回答 (5件)

> あとの600w分の電磁波はどこへ行ってるんでしょうか。



電磁波がお好きなようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81% …
をお読み頂いてご理解ください。
IH調理(に限らずほとんどの電気製品)を使うときの副産物みたいなものです。
発熱の原理とは一切関係ないですので「電磁波により加熱」という考えは捨ててしまいましょう。


さて。
> フィラメント抵抗で光を出す白熱電球

博識でいらっしゃるようですが、フィラメントとIHコイルでは構造も目的も違います。

電気を流すことにより、電気抵抗によりフィラメントそのものを発熱させ
その熱を光に変え(赤外線とともに)発散させるのがフィラメントです。

対し、IHコイルは電気を流すことにより、磁場を発生させて、
その磁場にある金属に渦電流を生じさせて、金属を振動・発熱させるモノです。
つまりIHコイル自体は調理に使えるような熱を発しないのです。
これが大きな違いです。

なお、一昔前の電磁調理器具(いわゆる電気アンカ)の発熱原理は
どちらかと言うとフィラメントに近く、電熱線に電気を通し、そのものを発熱させます。



> 変換効率の悪い鍋で、(略)どこへ行ってるんでしょうか。

ごくごく単純にガスコンロに例えて言うのであれば、
「五徳から離して鍋を温めている感覚」でお分かりになりますか?
この「ガスと炎の距離(間の空気)」が、IHと鍋の素材における熱変換率とお考えください。


さて、ここで化学の勉強です。
「ジュールの法則」と言うものはご存知でしょうか。
ごく簡単に言うと、
「伝導体(電気を通すモノ)に電気を流した時の発熱量は、
 電流の強さと物質の電気抵抗に比例する」
という法則です。
つまり、同じ強さの電気を流すと
「電気抵抗が大きいほど発熱量は大きくなり、電気抵抗が小さいほど発熱量が小さくなる」
ということです。

IHの発熱効率というのもまた、この法則に基づきます。
つまり「同じ大きさのIHコイルに、同じ電流をかけた時=目盛りが同じ時」に
発生する「渦電流」の大きさは同等ですから、
電気抵抗が大きい素材の鍋なら発熱量も大きくなり、
電気抵抗が小さい素材の鍋なら発熱量は小さくなるのです。

これが
> 消費される電気量が同じとは書かれていないでよね。
この一文への回答になるでしょう。

同時に
> どこへ行ってるんでしょうか。台所に拡散してる?
と言う疑問への回答にもなると思われます。
拡散しているのではなく「鍋の(素材の)中で消費(浪費)されている」と言うことです。


以上、追加回答でした。



で、すいません。
私も不勉強で、勘違いが一つありました。
昨今のIH器具の中には
「極端に発熱効率が悪い鍋を使っている時に、最大3割ほど電流をカットする機能」
というのがついているモノもあるようですね。
薄手のアルミ鍋や銅の鍋など、電気抵抗が低い鍋対策の機能のようです。

ですので、お使いの
> このまえ買った24cmフライパン(IH 対応)
がこの「極端に発熱効率が悪い鍋」に入る可能性は十分にありますね。
その場合「最大3割ほど電流をカット」している可能性も考えられなくはないです。
「一見おしゃれなアルミのフライパン」だとしたら可能性は高まりますね。

以上、訂正です。
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この回答へのお礼

何度もレスして頂き、申し訳ありません。

>> あとの600w分の電磁波はどこへ行ってるんでしょうか。

電磁波でなく磁力線ですね。

そういう事であれば、、鍋の効率によって相当量の電気を浪費してる訳です。

照明をこまめに消せとか、エアコンを一度下げろとか言いますが、IHの鍋の事は聞いたことなかったので、ちょっと不思議でした。それ程普及してないせいかも知れませんね。

有難うございました。

お礼日時:2013/07/13 13:34

IHコンロによりますが.私の使用ているのは。

お湯沸かし 炒め物 煮物 煮込みの機能があります。

お湯沸かし やかん半分の水で2分  炒め物5分くらいです。

鍋によってタイマ設定 お湯沸かし1400W

炒め物   1200W  フライパン

  煮物 120W~220Wで調整

IHQ対応の鍋でも鍋底の形状.材質によって出力ガ弱くなったり検地しない事があります。

コンロと鍋底が密着している事

特にステレス鍋は注意が必要。鍋底ガ平らなってないものがある。

コンロの使用範囲を越えた鍋は使用しない。

丸が書いてある中で使用・丸の外の鍋は使用しない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

うちのは煮物や揚げ物の設定はあるんですが、湯沸かしの項目はないような・・。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/09 23:37

ちょっとだけ、IHの原理からお勉強しましょうか。



なかなか簡単にわかりやすく説明してあるサイトが見つからず、
時間がかかってしまいましたが・・・
とりあえず
http://www.suzuki-kogyo.net/ih/tecinfo01.html
http://ih.hi-hi.jp/shikumi/
この辺りが比較的わかりやすいかな、と思います。

つまり、IHコイルと呼ばれる平面上にまいたコイルに高周波電流を流し、
この時に生じる磁力線を鍋に当てることによって鍋自体に渦電流を発生させて、
鍋自体の電気抵抗によって熱を発生させる・・と言うのがそもそもの原理です。

ですので「鍋に電流を流して」と言うのはニュアンスがちょっとだけ違います。
「鍋に渦電流を発生させて」が正解に近いニュアンスです。
まぁ、そもそも「鍋自体に電気を流してしまったら」大変なことになりますね。
料理中の水で濡れた手でうっかり触ってしまおうものなら大事故です。
そんな商品、売れるわけがありません。


さて、電気抵抗によって発生させる熱ですから、
鍋自体の電気抵抗が大きければ発熱量は多くなり、加熱効率は上がります。
逆に電気抵抗が小さくなれば、発熱量も減り、加熱効率は悪くなります。
つまり、発熱量は鍋の素材の電気抵抗に比例します。

要するに端的に言ってしまうと
「IHコイルに同じだけ電流を流しても(消費電力が同じでも)
 鍋の素材や厚みによって発熱量に違いが出てくる」
と言うことです。


昨今のIHには「鍋の素材を感知して適切な電力量に調整する」機能が付いたものもありますが、
同じ素材の鍋でもIHコイルに流す電気が減れば発熱量は下がります。
発熱量が下がれば、当然ながら加熱に要する時間も増えるわけです。
ここを勘違いして「鍋の熱効率が悪いからIHコイルへの供給電力を下げる」としてしまうと
総合的な火力も下がり、加熱に要する時間はどんどん伸びていってしまいます。
それこそ、無駄な機能ですよね。


このIHコイルにどれだけの電流を流すのかは、おっしゃるように「目盛り」で決まります。
つまり、鍋の素材如何にかかわらず、目盛りが一緒であれば消費電力は変わらないのです。
ただ、その消費電力のうちのどれだけが熱に変換されているのか?と言う問題です。
先述の通り、電気抵抗が小さい銅の鍋や厚みの薄い鍋は熱への変換効率が悪く、
加熱に要する時間も長い・・そもそも使えない場合もあります。

もう一つの要素として、鍋底がどれだけ天板(及び内部のIHコイル)に接しているか?
と言うのも渦電流発生効率=加熱効率の良し悪しに関わってきます。
同じ素材でも、鍋底が大きいほど(触れる面積が大きいほど)熱効率は上がります。
(ここは大抵の調理器で自動検知しますが。)

例えばIHコイルが2重のドーナツになっているとしたら、
両方を同時に使うのか、内側だけを使うのか、と言う問題です。
内側だけを使って加熱しているなら、外側に通すはずだった電力は使わなくて済みますから、
この場合は「消費電力は減る」と言えます。
ただし今回は24cmをお使いと言うことですから、おそらくこれも無いです。
確か大体のメーカーで内側は16~20cm以内だったとの記憶があります。
これも踏まえて、24cmをお使いなのであれば外側もまんべんなく電気を通しているのですから、
やはり消費電力量は変わらない、と言えます。


と言うのが、原理上の話です。
もしかしたら「鍋の素材によって消費電力を変える機能」がついた
IHクッキングヒーターも存在するのかもしれません。
その場合は私の不勉強としてご容赦ください。

まぁ、一番手っ取り早いのは電力計を見て両者を比較することです。
同じ目盛り調整で、電力計も同じ回り方なら消費電力は同等。
回り方に差があれば、消費電力にも差があるということです。

ご興味がおありなら、一度確認なさってくださいませ。
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この回答へのお礼

HP捜して頂き、お手数掛けました。
解説、見させて頂きました。

逆の回答が出てきたので、分らなくなってます (~_~メ

HPで構造はある程度分ったのですが、消費される電気量が同じとは書かれていないでよね。

例えばフィラメント抵抗で光を出す白熱電球。同じ電球なら明るい方が効率良い様ですが、実際は明るいほど消費電力ふえるんですよね、確か。

変換効率の悪い鍋で、1200wの電気で半分しか熱に変換されないとすれば、あとの600w分の電磁波はどこへ行ってるんでしょうか。
台所に拡散してる?

お礼日時:2013/07/09 23:36

IHは電磁波で鍋を熱している訳ではありません



鍋そのものに電流を流して、鍋自体が発熱する仕組みです

鍋の素材によって、流れる電流が異なります
消費電力は、鍋に流れる電流に比例します

同じ目盛りでも鍋によって消費電力が変わりますので、遅くても速くても沸かすお湯の量が同じなら電気代も同じです

ただ、遅い場合は、沸くまでに空中へ逃げる熱が多くなるので、厳密にはその分だけ電力量が変わりますが、微々たる差です
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この回答へのお礼

同じ量のお湯を沸かすなら、基本的に消費電力は同じなんですか。

うーん、No1の方と全く逆って事ですよね。

お礼日時:2013/07/07 17:33

ガスでも電気でも同様ですよ。



同じ火力(目盛り)なら、発熱量は同じです。
(IHは少々ムラはありますが、無視できる範囲です。)
ってことは、時間が倍かかるなら、消費電力も倍かかります。

IH対応のフライパンは総じて厚手ですから、熱効率は比較的良くないです。
おそらくそれが時間に回ってくるんでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
効率の良い鍋を使わないと、電気代が相当高く付く事ですね。

お礼日時:2013/07/07 17:27

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