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エアロの塗装をするにあたり練習用に小さなアイラインから試してみようと思います。

これが白ゲルコート仕上げというものなのですが、ゲルコートに300番手ぐらいの荒めのペーパーを軽くかけて脱脂後、その上から塗装→クリアコートでいけるでしょうか?

それが出来ればゲルコート落としのペーパーがけ→脱脂→プラサフ塗装→脱脂の工程が短縮できるのですがどうでしょうか?

A 回答 (1件)

FRPのゲルコートは、表面をきれいに見せるための外殻です。


基本的に、内部のFRP樹脂と外殻のゲルコートは似たようなもの。
内部の、FRPガラス繊維の目を表面に出さない様に覆っているのがゲルコート。
塗装する場合はゲルコート層の上から塗装をします。ゲルコートを落とす必要無し。

>ゲルコートに300番手ぐらいの荒めのペーパーを軽くかけて脱脂後、その上から塗装→クリアコートでいけるでしょうか?
A:#300のペーパーでは粗すぎ。基本は#600。
★ペーパーがけ前に、先に脱脂をしっかり行う。ゲルコート表面に付いている離形剤WAXが、サンディングした際にペーパー粉じんとして、研磨のペーパー傷の隙間に入り込む。これが元で、塗装のハジキ、密着不足、ハガレの原因になる。離形剤WAXは中途半端な脱脂では落ちない。個人でDIY塗装する場合は、クレンザー洗いを推奨します。
■ペーパーがけ前に、クリームクレンザー(台所用でOK)とスポンジでゴシゴシ洗う。
クレンザーで洗うことで、ゲルコート表面の離型剤WAXが8割がた落ちます。
■水気を拭き取り、シリコンオフを吹き付けパーツを完全に脱脂。
■#600でサンディング。500円だまを描くようなイメージで、渦状の研磨をする。
*直線的な研磨は、研磨キズと同一方向の力が掛かると塗装がはがれやすい。
■プラサフ塗装
■十分乾燥後、#1000ペーパーでプラサフ表面を軽く磨き、ザラ付きを取り肌を調整。
■シリコンオフで再度脱脂
■カラー塗装。
★ソリッドカラーはここで終了。メタ・パールカラーはその後、クリア吹き付け。
ソリッドカラーにクリア吹き付けは薦めません。
基本的に、ソリッドカラーの塗装はクリアコートしていません。クリアをオーバーコートすると、クリアの膜の厚み分だけ奥行が出てしまうので、仕上がりに微妙な違和感が出ます。
ソリッドカラーの艶は、あくまで塗装の肌を綺麗に塗ることと、乾燥後に#1000~1200程度のペーパがけとコンパウンド研磨によるゆず肌処理で出します。
ただし、稀にクリアをコートしたソリッドカラーの車種設定があるので、事前にリサーチすることを忘れずに。
塗装を綺麗に仕上げて、長持ちさせたいのであれば、手抜きは禁物。
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この回答へのお礼

ゲルコートには型から抜き出すためのWAXが付着しているのですね。
>ゲルコート表面に付いている離形剤WAXが、サンディングした際にペーパー粉じんとして、研磨のペーパー傷の隙間に入り込む。

他ももの凄く参考になりました。
ご回答誠にありがとうございました!

お礼日時:2013/07/11 05:04

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