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アベノミクスはハイパーインフレを引き起こすリスクがあると
いうマスコミや学者がありますが、なぜアベノミクスにはそういう
リスクがあるのかわからないです。
たとえそれが正しいとすればアベノミクスはどういうふうに
どの程度のハイパーインフレを引き起こしますか。
自分の考えをまとめて見ます。
アベノミクス第二の矢の財政出動で公共事業費の予算を大幅に
引き上げ、公共事業投資を多いに行い、雇用の創出と経済への
刺激を狙う。が、もし、景気が思うとおりに回復できなければ
巨額の借金だけは残り、国の信用が失墜し、円と日本国債が売られ、
ハイパーインフレが起きるというふうに考えています。
あっていますかな。
No.5
- 回答日時:
>白川総裁時代でも不十分とはいえども、金融緩和が行われていました。
そうですね。ただあまりにもスピードが遅い
FRBが6ヶ月で行った政策を3年かけてやったわけですからね
>白川総裁時代と違うのはやはりこの「無期限な」というキーワードでしょうか。
一番は政策目標を短期金利ではなくマネタリーベースに変更したことですね
>たとえ2%のインフレ目標を達成できたとしてもそのままインフレ方向に進み、やがて政府と日銀がコントロールできなくなります。
そうすれば政策金利を上げれば抑えられます。金利の下限は無くとも上限はあるわけですからね。
ただその前に『インフレ方向に進み』とありますが、なぜ世界で導入されてインフレが起きていないのに日本だけが起きるのですか?
例えば米国はQE1~QE4とこれを連続4回大規模な規制緩和をしてやっと起動に乗ったのに
なぜ日本は1回で、しかも世界で起きた事のない過剰なインフレになるのでしょう?
>そうすれば金利が上昇し、すでにGDPの200%に達している借金に加え、高金利で
新しい国債の発行が難しくなり
逆ですね。実際黒田日銀金融緩和 日本の借金は減ってます
「国の借金」991兆円、3か月で5兆円減少
http://omo-kei.blomaga.jp/articles/9888.html
年金も過去最高の運用益を出してます
アベノミクス効果で年金運用益11兆円超、過去最高に
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130703/pl …
ご丁寧にありがとうございます。
最後の部分について聞かせてください。
金利が高くなり、新規発行の国債は従来より多くのお金を償還しなければならなくなるので
国債の発行に際してもっと慎重になるのではないかと私は考えますが、如何ですか。
また、借金減のニュースは最後にこうありました。
「財務省の試算では、今年度末時点の国の借金は1107兆円に達して初めて
1000兆円の大台に乗る見通しだということです。」
借金のことに関してはまだ甘く見れませんね。
No.4
- 回答日時:
> なぜアベノミクスにはそういうリスクがあるのかわからないです。
ハイパーインフレが起こる原因はいくつかありますが、一つは通貨の発行をしすぎた場合です。簡単にこれを言っている人の意見をまとめれば、
「物価をほんの少し上げるための政策も出来ない無能と評価した相手(日銀のこと)が適正なレベルのインフレに管理することができるなんて信じられないよ」
ということです。
もう一つの大きな原因は生産や輸入が途絶えることです。ものがなくなったら物価が上がる、というわけです。戦争が起こった直後に典型的に見られますね。
特に日本の銀行をはじめとする金融機関は、国債がデフォルトすると経営できなくなる可能性が高いです。そして、金融機関なしでは企業は生産を続けることができませんし、輸入先に代金を支払えなければ輸入もできません。
こちらの可能性は、小さいとはいえ無視できない程度の大きさです。
因みに言えば、インフレターゲット政策は高インフレ時にインフレを抑えるために使われた実績はありますが、デフレをインフレにした実績はありません。
まぁ、実績がないから効かない、などという乱暴なことは言いませんが。
ご意見ありがとうございます。
仰るとおり、国債がデフォルトするリスクは小さいとはいえ無視できるほどではないですね。
そこが心配ですね。
No.3
- 回答日時:
政府は日銀に対してインフレターゲットを2%に
設定している事をご存知でしょうか。
仮に1000歩譲ってハイパーインフレになったとしましょう、
今の日本の産業力はジンバブエ等の発展途上国とは違いますよ、
その先は御自分でお考えになっては?
左翼スパイもしくはとんでも経済学者でもいまどきこんな馬鹿げた
攻撃はしませんよw
ご意見ありがとうございません。
日銀の2%のインフレ目標はもちろん存じております。
ただ、2%に達成した時に日銀はインフレ率を確実に2%以下に抑えることができるのか
抑えようとして金利の引き上げは不可避であり、ただでさえ先進国最大級の借金を抱えるいる
国の財政の更なる負担になりかねません。政府のデフォルトにもなればハイパーインフレになる
可能性も否定できません。
No.2
- 回答日時:
>ハイパーインフレを引き起こすリスクがあるというマスコミや学者がありますが、なぜアベノミクスにはそういう
リスクがあるのかわからないです。
そういうマスコミや学者は基本的に、旧日銀体制支持派です。アベノミクス賛成派は旧日銀体制支持派を破壊しようとする反対の勢力なのです。
現在のところ、アベノミクス賛成派が優勢で、むしろ、日本のすべきことは金融緩和であるというのは、世界的な傾向としては、常識に近いものでした。それを旧日銀体制派は、ハイパーインフレのような理由付けでかたくなに拒否してきたのです。
そこで、旧日銀体制派をクビにしたのが安倍さん、=アベノミクス。 そのような、力関係をよーく理解する必要があります。それが分かれば、ハイパーインフレの理屈が正しいという仮定自体が不適切であることが分かるかもしれません。
答えになっていませんけど。
ーーー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …
岩石理論
金融政策は坂道の岩石のようなもので、いくら押しても動かないが、動き出したら止まらないという「岩石理論」があり[80]、「日本でインフレ目標を含む大規模な金融緩和政策をとった場合、ハイパーインフレが起こる」という反論とは逆に、「日本銀行は果敢に金融緩和を行ったが、デフレの鎮圧に効果はなかったので、これ以上の緩和を行なっても意味がない(=インフレは起こせない)」という反論を寄せる識者もいる[81]。
インフレターゲットがハイパーインフレを生むという懸念について、ポール・クルーグマンは「価格の安定とハイパーインフレとの二者択一しか頭にない人が多い。私の主張する、緩やかなインフレとジンバブエのハイパーインフレでは、まったく違う。しかし、多くの人々はその区別がつかない。実際に経験したわけでもないのに、ちょっとインフレになれば、彼らはもう滑りやすい坂道を転げ落ちて収拾がつかないことになると思ってしまうわけである。実際にはそうはならないのに、人々は極端に悪いイメージを飛躍的に抱く」と指摘している[43]。
原田泰は、「金融緩和を続けていればインフレになり、ジンバブエのようなハイパーインフレになってしまうという批判がある。だから途中でやめなければならない。インフレターゲット政策とは、金融緩和を途中でやめるための政策だ」と指摘している[82]。
高橋洋一は、「インフレ目標は先進国で採用されているが、ハイパーインフレになった国はない」と指摘している[83][84]。片岡剛士も同様の主張をしている[85]。
政治闘争という着眼点でのご意見をいただき、大変参考になりました。
実は私もアベノミクスの大の賛成者です。ただ、ここでアベノミクスに賛成するかしないかの
意思表明をしているわけではありません。
ただ、アベノミクスはハイパーインフレーションを引き起こすリスクがあるという意見があるので、
そういうふうに考えている学者は具体的にはどういうシナリオを描いているのか、或いはその意見
の根拠はどこにあるのか、それを知りたいです。
No.1
- 回答日時:
合ってません。
インフレ(物価上昇率の調整)は日銀の担当です。
今までの白川日銀の政策はともかく物価上昇率を抑える方向にありました。
どんなにデフレが続こうか、インフレにならないのが日銀の仕事なので問題ないというものです。
しかしデフレが続けば、日本経済は悪化します。そこで市場に出る通貨を今までより多くして2%を目安に物価の上昇をさせようとするものです。
今まで日銀の仕事は物価の抑制だけのお仕事を、物価のゆるやかな上昇も仕事にさせようとするのでハイパーインフレがおきると騒いでいます。
尚、このように市場の物価を2%を目処に上昇という政策は米国FRBや欧州ECBなどは日本より先に導入しています。これは1990年代にニュージーランドに始まったもので、その効果により世界的に普及しています。
先進国でも日本だけが導入を拒んでいたシステムです。
>アベノミクスはどういうふうにどの程度のハイパーインフレを引き起こしますか。
それが不明です。この政策は世界中の多くの国家で導入され、多くの成功例を出しています。そして失敗例がないのです。
ハイパーインフレを危惧している方は日本が唯一の失敗例なるかもしれない。
そうでないとは100%断言できないと言っています。
なので失敗例がない上、世界で最も後に導入しつつ、世界で唯一初めて失敗する
という段階をふまないと過去に例がないので 想定できないのです。
そもそも政策金利は下限は0%と決まってますが、上限にはそれこそ上限がないので、
デフレの阻止よりもインフレ阻止のほうが遙かに簡単で容易です。
なのハイパーインフレは経済学上あり得ない事なのです。
ご意見ありがとうございます。
白川総裁時代でも不十分とはいえども、金融緩和が行われていました。
結局、そのままデフレ脱却ができませんでしたね。その時はハイパーインフレ
という言葉は耳にしませんでした。
今回の黒田総裁の新体制の元で無期限な金融緩和を行われています。
白川総裁時代と違うのはやはりこの「無期限な」というキーワードでしょうか。
たとえ2%のインフレ目標を達成できたとしてもそのままインフレ方向に進み、
やがて政府と日銀がコントロールできなくなります。
2%のインフレ目標を達成した時に、緊縮政策を行えばいいという声もありますが、
そうすれば金利が上昇し、すでにGDPの200%に達している借金に加え、高金利で
新しい国債の発行が難しくなり、財政を圧迫し、財政破綻をおこしかねません。
財政破綻ともなると円が国際ファンドなどに多いに売られ、超円安になり、原材料とエネルギーの
コストが上がり、最終的に物価の上昇につながり、ハイパーインフレになります。
こういう風に考えてもいいでしょうか。
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